男はつらいよ お帰り 寅さんのレビュー・感想・評価
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国民的美少女といえば後藤久美子
よかった。
寅さんとしても。
寅さんじゃなかったとしても。
素晴らしい作品だとおもいました。
懐かしの寅さんパートはもちろん、
ミツオとイズミの関係性も、年を重ねて分かる、なんともいえない切なさが残りました。
特に後藤久美子が、普段メディアで見ることがなく、あまりも久しぶりで、久しぶりに会えたミツオにシンパシー。
しかも、海外に家庭を持っているという設定が本物のゴクミと一緒なので、別れのシーンは本当にお別れしちゃう感があってさみしくなりました。
一緒にならないことが、結婚しないことがいい関係ってありますよね。
なんて個人的な感傷にふけってしまった。
往年のファンも、私のような深いファンでない者も、みんなみたほうがよいです。若い世代にはどう映るかわからないですけど、、、
若い頃の賠償さん、凄く綺麗。
満点です。
おかえりなさい
ほんとうにピッタリな題名だと思った。
そしてびっくりしたのが成績がモノを言うこの世の中で、人に全く媚びない作品を作り上げたということ。
長年観てきた人だからこそわかる作品の良さで、監督も自分の好きなように映画を撮ったのではないかと思った。
あくまで素人目なので、そんなことはないかもしれないが、わかる人にだけこの作品の良さがわかればいいし、寅さんのことを思い出して笑って欲しい。そんな愛情深い作品で涙なしでは観られなかった。
渥美清という1人の男が、この映画をつくらせたのだ。
役者にとってそれはすごいことだと思う。そんな素敵な魅力ある人間になりたいものである。
なんていうのかな
ほら 生まれてきてよかったなーって思うことが何回かあるじゃない そのために人間は生きてるんじゃないか?
そのうちお前にもそーいう時がくるよ
今の歳になってこの言葉の意味を深く実感している。
ありがとう寅さん。ありがとう山田監督。
なんだか泣けてくる
冒頭のタイトル、どお〜ん。
もう、それだけで鼻の奥がツーン。
なんでだろ。ものすごい寅さんファンでもなかったのに、マドンナが出てくるたびに、ああ、これ見た!って。
ヘビーウォッチャーやん(笑)
とりわけリリィさんの回は、泣いたな〜
寅さんで泣くなんてって、当時は不思議だったけど、やっぱり寅さんは哲学だね。
セリフが光ってる。
笑いの間合いが素晴らしい。
やはり、役者さんがすごいなあ〜
桑田さんも寅さん、好きだったんだね。
製作してくれて、ありがとう!って、心から言いたい。
笑えた、泣けた。
これまでの作品見てなくても楽しめる。
シリーズものですが、これまでの作品を見ていなくても楽しめます。
渥美清の作品ではなく、吉岡秀隆の作品です。
年寄りが笑っていたので年寄り向けに客集めることができるといいね。
ちなみに、サザンの桑田使う理由はわからない。
ただただありがとう2
何故なんでしょう、随所随所で涙してしまうのは?STAR WARSを観終わった時と同じく50年に及ぶ『男はつらいよ』が完結してしまうことの寂しさでしょうか?でもSWと違って寅さんシリーズは映画館では初めて観たし、テレビでもそんなに多く観た記憶はないんですが…
実際子供の頃ブラウン管で出会った寅さんには「映画の中だからいいけど、本当にこんな人が身近にいたら正直困るよなぁ!」くらいの感覚で観てた気がするのに、エンディング間近の歴代マドンナの画面は溢れる涙でゆがんでました。
やはり年齢を重ねるとともに日本人の本質、人情には弱くなってしまうものなのでしょうか。
回想シーンではおいちゃん役も森川信さん、松村達雄さん、下條正巳さんと移り変わり、長い歴史を感じさせます。
でも全体の画質は過去・未来ともうまく処理してあって回想と現在を行き来するシーンの違和感もなく自然に観ることができました。
娘 ゆり役の桜田ひよりさん、よかったですね。桑田さんのオープニングが酷評されがちですが、山田洋次監督の想いもあってオファーした訳ですし、エンディングは本家 渥美清さんで締めくくっているので、それなりの意図を持ってのキャスティングだと思いますよ。
それにしても館内では若造の部門に入ってしまった観客層にこれまた歴史を感じてしまいました。
これはとやかく言うことなく5点つけるしかありませんね!
今年の締めくくりにいい作品を観ることができよい年を迎えられそうです。感謝感謝!
お兄ちゃん!
お兄ちゃん!
さくらが、寅さんを見送る場面が、いつも泣けるのは僕だけだろうか?
どうせ、帰ってくるんだから…と思いつつも、泣ける。
「風に向かって、おれの名前を呼べ」
ん?そしたら、風に流されて、おいちゃんに届かないんじゃないの?って、物心ついた頃に思ったことが、まだ抜けず、疑問のままだ。
でも、まあ、良い。
みんな、ステキな人達ばかりだった。
人生と共にあったことを再確認した映画
第1作を映画館で観たのが中学生の時。以来欠かさず見続けての今作である。涙なくしては観られない。回想シーンでおいちゃんと満男のキャストが変わったりするけれど、選ばれた名シーンは本編のストーリーに無理なくスッと入って来る。ほぼ同じ俳優が最長50年のタイムスパンで行き来する映画なんて過去にあるだろうか。(ルーク・スカイウォーカーの再登場どころではない。あれにも感動はしたけれど)「男はつらいよ」は初期の評価が高いし確かに面白いけれど、ゴクミのシリーズも本当に好きで、それだけを続けて何度観たことか。だから今作の満男と泉ちゃんの再会と別れは他人ごとではなかった。それにしても満男の娘はいい子だったなあ。
50周年凄い映画です(^ー^)
今まできちんと観たこと無かったから、ゴクミとキスしてたんだぁとか思いつつも過去のエピソードを上手く溶け込ませて違和感なく寅さんが歴代のマドンナ達と想い出となって魅せてくれます。ちゃんと観てたら更に凄く感じるのでしょうね。じんわりきました。年末最後で良かった(^ー^)
懐かしく、暖かく、優しい
冒頭のミツオの夢のシーンから傑作の予感がした。随所に寅さんの回想シーンが入るが、とても自然で違和感が無い。現在の後藤久美子の台詞が少しぎこちない感じは否めないが、相変わらずの美貌である。監督、スタップフ、俳優陣の寅さんへの想いで作られた、大変よく出来た完成度の高い、奇跡のような映画だと思う。もう一度観たいと思います。
変わっていくこと、変わらずにいること。
こどもの頃から、父親と一緒に見てた寅さん。
このドラマは「人生の教科書」と言うべきものかなと自分は感じてます。
人に対して、真摯に、情を持って接する事の大切さ、
そして、人は歳を重ねるごとに、変わっていくけど、その中で変わらないものに出逢う。
寅さんは、人生の喜びとは、「変わらずにいること」に出逢えること。
そんな事を教えてくれているような気がしました。
あと、これは個人的な感想になってしまいますが、
久方ぶり女優業復帰となった、後藤久美子さんの凛とした中にも何処か温かみのある演技と表情がとても印象的でした。
素晴らしい!
私は、子供の頃、ただ面白いと寅さんを見ていたが、40歳を過ぎた頃から、真の寅さんの素晴らしさに覚醒した50歳過ぎのおっさん?です。ちょうど、満男の少し上ですな。
今回の映画、素晴らしい!のひとことです。山田監督に感服します。全編を通じて、泣きました。なんというか、ノスタルジー、そう「ニューシネマパラダイス」のような。を感じました。そして笑いました。
山田監督の、相変わらずの技術なんでしょう。感動の嵐です!
また、冒頭の、桑田佳祐の熱唱にも感動しました!(サザンの大ファンの私としては)
ホント、観るのを楽しみにしていた映画で、期待を全く裏切られませんでした。
また、この映画は、寅さんを、全く見た事が無い人でも楽しめる映画ではないかと思います。
私個人としては、また後日、映画館に足をはこびますし、この映画のDVD(or Blu-ray)を間違いなく購入します。(繰り返し観たい!)
寅さん、ありがとう!
最高
よかった。泣けた。初の5つ星
令和の最後にこの映画に出会えてありがとう
初めて寅さん見た。
まわりは自分と同じ年配が多かった。
寅さんが過去の人って感じがしなかった。
一瞬出た歴代のマドンナが懐かしくて。
ニューシネマパラダイスのラストのよう、涙がこぼれた。
後藤久美子はきれいで、キスがいやらしけなくて、
みんな初恋の人にこんな風に出会えたらいいなぁ。
山田洋次さすが!!!
日本映画ばんざい!!!
「男はつらいよ」シリーズを終わらせることを重きに置いた作品
全体的にはスターウォーズのようにシリーズを終わらせることを重きに置いた作品だと感じました。最初の桑田佳祐の唄については確かに彼である必要性は全く無いがこれはこれでありなのではないでしょうか。また、最初の役者紹介のテロップのフォントが昭和感満載で渋かったです。序盤でメロンの箱が出た時に「これはもしや」と思いましたが、やはり回想シーンが出てきて思わずニヤリとしてしまいました。寅さんを知らない世代が観ても大丈夫な作りになっているので、若い人にもぜひ観ていただきたいと思います。昔のさくらがとても若くて美しかった。
みんな幸せなのかしら?
冒頭、桑田さんの思いの籠もったオープニング曲熱唱から既に涙目に。
そのあとはエンドロールまでずっと涙が枯れることはありませんでした。
自分のこととなるとからっきしグズでダメな癖に、誰かを応援する時はバカらしいほど本気になる。
現実の日常生活においては、お前にだけは言われたくない、と思うような場面がたくさんありますが、寅さんに言われると本当に背中を押してくれている気になるんだと思います。
道徳観とか説教じゃなくて、寅さんはいつも、その時その人にとって『絶対に後悔するようなことをさせない』選択をするように励ましてくれるのです。
僕の叔父さん(寅さん)ならきっとこうする。
日本のあちこちで、家族や友達が悩んでいる時にそんなふうに考える人が増えたら、生まれてきてよかったと思える瞬間がもっと増えるような気がします。
桑田さんだけが、蚊帳の外・・・><;
今年は、SWを避けて他の大作の公開少ないので、かつての日本の年末の風物詩『男はつらいよ50』
このシリーズを劇場で、観るのは初めてかも!?
SWは42年、男はつらいよは50年
共に、なんだかんだと批評するべきではない作品だと思いますが・・・
吉岡秀隆さんは、TVでは『北野国』、映画では『男はつらいよ』
両方ともあのイメージのキャラで、子供から大人へと成長して、俳優を続けてる事が凄いと思った。
当時のマドンナ女優さん達は、皆さん個性的な美しさでしたが、少女時代のゴクミは、史上最高のベッピンさんだった事を確信!
終始リラックスして、観れましたが、オープニングの桑田さんが残念の極み。。。
21歳の私、寅さんにハマる。
渥美清さんが亡くなられた年、まだ私は生まれてません。
作品を見始めたのはここ数年前から、
Amazonプライムで見てました。
私の父が「男はつらいよ」の大のファンで
全作品とっくに見ているのに今だにずっとプライムで見てます。
正直古い日本のものって興味無くて
洋画が好きな私なので、現代の日本映画もあまり見ません。(アニメーション除く)
父が「男はつらいよ」をリビングでいつも見ていて、私はそんな見る気もなくただその場にいただけなのですが、いつの間にか笑っている自分がいました。
その後何度も父が見てる時一緒に見ては笑ってました。
寅さんが有名なことは知っていましたが、
まさかこんなにおもしろい作品だとは思わなかったです。
そして今回の お帰り寅さん は本当に楽しみに待っていました。
「男はつらいよ」を全作品見ているわけでは無いのでファンの人と比べるとこの映画に強い感情を抱けなかったとは思いますが
笑えて泣ける素敵な作品でした。
今回の作品は、さくらさんの息子満男さんが主役となって現在と懐かしい記憶の思い出を行ったり来たり。
寅さんが出てくるたびに笑って、時代なんて流行なんて関係ないのだと思わされました。
「男はつらいよ」を見たことがない人でもこの映画を観て好きになってほしいです。
「男はつらいよ」を作った方は天才です。
ありがとうございました。
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