「寅さんは、生きてる。」男はつらいよ お帰り 寅さん ぷるぷるねいねいさんの映画レビュー(感想・評価)
寅さんは、生きてる。
大河原ユナイテッドシネマにて鑑賞。
涙があふれました。最後の、幕引きが、終わらないで欲しかった。このままずっと、諏訪満男の気持ちのままで、柴又で、居たかった。こんなに、笑い声が絶えることない劇場って、良いなあ。試写会場は、おじいちゃんおばあちゃん多かったから、吉永小百合のうた子さん出てきたら、懐かしー!って聞こえてきたり、笑い声、すすり泣く声、と言うかずぴっていう音、なんか良い空気だったよ〜。昔の人たちは、こんな良い映画を大画面で毎年お正月に観ていたのね。ズルイわ〜。高齢化社会の今こそ、寅さんどんどん上映して欲しい。
悲しきかな諏訪満男はヤモメになっており、いずみちゃんをどうにかすればどうにかできたはずだけど。奥さんなくしたことさえ言えずに、最後にはネタばらしするけどそれが、満男さんよね。チュッ。ゴクミは海外長いからね。フランス語もペラペラよね。森絵都ぽい設定。満男が小説家なの、デジャヴ感ね。どんな小説を書いたのかしらね。サイン会するくらいの小説。すごいじゃない!前職は、靴屋さんだったよね。新しく書く小説は、寅さんについてみたいだわね。妄想の、寅さん。
いずみちゃんのお父様の、橋爪功の隣のベッドに居たのは、寅さん?何かあった時には、満男さんの出番よね。おいちゃん、おばちゃん、御前様はとっくにお隠れになったんですね。新御前様が、登場しただけで、会場内笑い。満男の娘さんのゆりちゃんは、お祖母ちゃんが、仕立てて下さったの!!って、とっても良い子だわね。満男の子育ては、とっても上手なんですね。ハンカチに、アイロンかけてくれる娘なかなかどうして。トトロのサツキちゃんみたいに偉いわぁ。こんな出来た娘さんこの世に存在しないよー。このご時世、独身だって、良いじゃない。でも、編集部のお嬢さんが、ママになるのかな。家庭教師してるくらいだもんね。もうすでに、ママだわね。秋雨の中、電話して、結婚してくれ、とか言うのかと思っちゃった。