「豪華出演陣による再現ドラマ」峠 最後のサムライ バリカタさんの映画レビュー(感想・評価)
豪華出演陣による再現ドラマ
僕の故郷の有名人のお話。見ないわけにはいきません。かといって、本人のことを大して知らない不届き者の私は勉強のつもりで鑑賞です。
結果、がっかりしちゃいました。うーむ、カッコいいセリフと場面を繋げただけな気がするドラマなんですよね。「このエピソードいいよねぇ」をただ羅列したような・・・・・。河井継之助の人となりが全然見えてこないのです。人物像が全く薄味で・・・。なんだかなぁなんですよね。
あぁ、だからこう考えるのかぁ・・・ってのが皆無で「これやりました」「こうなりました」ばかりで、人間ドラマにすらなってないのです。最後のサムライ最後のサムライって・・・「一体どういう意味の最後なの?」って言いたくなります。言葉をフューチャーしすぎて一人歩きしすぎてない?不勉強な僕としては、「なぜ身分がなくなる世を予測していながら、見通し暗い判断をしたのか?」この理由を知りたかったなぁ・・・。
観賞後にネットで河井 継之助情報を見たレベルの僕がいうのもなんですが、民衆から反旗を翻されたこともあるはずですが特に語られずで。なんともやっぱり「美味しいとこだけお届けします」感が否めないんです。
何はともあれ、オラが街の英雄映画にしすぎじゃない?新潟県が最大限支援しているようですが、あまりに「英雄にしてください!」って要望出しすぎたんじゃなぃ?なんだろう・・・もしかして観光戦略映画なのか?・・・だったらそれはそれでアリかもね。
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