「役所広司の存在感はすごい」峠 最後のサムライ りあのさんの映画レビュー(感想・評価)
役所広司の存在感はすごい
徳川慶喜の大政奉還によって、260年余りの江戸時代が終わり、越後長岡藩牧野家家臣・河井継之助は幕府側、官軍側のどちらにも属することなく、越後長岡藩の中立と独立を目指していた。しかし、官軍側への提案は却下され、戦わざるを得なくなり、負けて死んだ、という話。
河井継之助を知らない不勉強な状態で観賞したからか、全く入り込めなかった。
坂本龍馬に並ぶうんぬん、なんて予告でやってるが、特に日本をどうしようと動いた様子もなく、どこを坂本龍馬と比べてるのかもわからなかった。
役所広司の圧倒的な存在感はさすがだったが。
沼を渡って一旦は長岡城を奪い返したところがクライマックスだったかも。
田中民の竹藪で真剣を持つシーンは何だったのだろう?
イマイチだった。
芳根京子の着物姿は美しかった。
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グレシャムの法則さんのコメント
2022年6月19日
原作はほとんど覚えてないのですが、司馬遼太郎さんは、昭和の悲惨な状況をもたらした日本人とは違う真っ当な日本人がいたはずだ、ということで、歴史を掘り返していると思うので、もっと生き生きとこの主人公の人物を描いて欲しかった、と私も残念です。