パッドマン 5億人の女性を救った男 : 特集
ギャップは近年No.1【見る前:恥ずかしい】→【見た後:号泣&賞賛!】
地位も名誉もない男が、妻の為に生理用品の開発に一生を捧ぐ[感動の実話]
《満足度100%》今年のベスト映画を語る前に、この映画を見てほしい!
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まさか、この映画で、こんなに“感動”するとは! 映画の宣伝文句で「見ないとわからない」とはよく言うが、あえて言わせていただきたい。この映画ほど、“見ないと素晴らしさがわからない”映画はない! 「第一印象」と「鑑賞後の感情」が全く違う衝撃、これは2018年、最も“ギャップ”を感じた映画かもしれない――。「パッドマン 5億人の女性を救った男」(12月7日公開)は、インドで“生理用品”の開発と普及に人生をささげた男性を描く、驚きの実話。「生理用品」と聞くと気後れしてしまう方もいるだろうが、この傑作を見逃すのはあまりに勿体ない! インド版「下町ロケット」ともいえる熱い物語を、ぜひとも見届けてほしい。
映画.comは叫ぶ──先入観で“本当にイイ映画”を見逃してほしくない、と!
不可能を可能にした男の“愛”と“努力”の一生が、とにかく最高なんです!
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「なぜ、生理用品を研究しようと思ったのか?」「なぜ映画化しようと思ったのか?」……中身を知るまでは、“変わった映画”なのか?という先入観を持ってしまっていた。だがそれは、大いなる誤りだった――! これは、夫から妻へ、そしてあらゆる女性に向けた“愛と勇気のメッセージ”なのだ!
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インドの町工場に務めるラクシュミ(アクシャイ・クマール)は、妻が生理中にぼろ布を使っていると知り、衝撃を受ける。というのも、当時のナプキンの値段は外食の2倍以上の超高級品! そこで彼は、ナプキンの構造を独自に研究! 教育を受けていない“逆境”を、努力と明るさで乗り切っていく。
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心にしみる名言は、良作の条件。本作には、思わずハッとさせられる人生の核心を突いたセリフが多数登場する。そして、クライマックスに待っているラクシュミのスピーチには、思わず涙してしまうだろう。ぜひ劇場で、彼の言葉に耳を傾けてほしい。きっと、明日を生きる“ヒント”が見つかるはずだ。
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なぜラクシュミは、あらゆる情熱を生理用品に傾けられたのか? それは、ひとえに妻への愛。妻の健康を願う彼は、安価なナプキンの製作を誓い、生涯をささげた。どんな苦境に陥ってもくじけず、妻の健康と笑顔のために研究を続けたラクシュミの努力は、妻への愛の結晶といえる!
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ラクシュミを待っていたのは、いわれのない偏見や容赦ない差別。というのも、インドの村々では生理は口に出してはならない“禁忌”で、生理中の妻は隔離されるのが常識だったから。ましてや男性が生理用品を研究するなど、言語道断だったのだ! 研究に没頭する彼だったが、村を追われる事態に……。
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村を追われ、さらに●●な事態が起こり、ラクシュミはどん底に陥る……。しかしここからが、本作の真骨頂。資金も支援者も、学歴もないラクシュミは、どうやって状況を打破していくのか? たゆまぬ努力と斬新なアイデア、さらに思わぬ奇跡の出会いが、実に爽快な“大逆転”を導き出す!
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「下町ロケット」好きならグッとくる、“ものづくり”の面白さがギュッと詰まっているのも本作をススメたい理由の一つ。ラクシュミが、困難にぶつかるたびに生活の知恵とこれまでの経験から突破口を見つけ出していく姿は、思わず応援したくなるはず。洋画好きであれば、彼の奮闘ぶりに「スラムドッグ$ミリオネア」を思い出すに違いない!
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「傑作」「人生ベスト」の声も! 2018年最終盤の間違いない“必見作”
編集部も、映画ファンも──「パッドマン」は“女性たちの真のヒーロー”!
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生理用品というテーマに感じていたとっつきにくさや恥ずかしさが、ラクシュミの愛を知り、彼の努力を見守るうちに“誇らしさ”へと変わっていく――。一足先にこの“喜び”を体感した映画.com編集部や試写会ユーザーの感動の声をお届けする!
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