パッドマン 5億人の女性を救った男のレビュー・感想・評価
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一人の女も守れないのならば男じゃない
働く女性と男性がぜひ観てほしい珠玉の実話。平成の世は昭和からは進展し、女性の地位も上昇したもののどこか男性と女性は対立軸にあって共存できていたとは言い難い。でも来るべき時代では『共栄』を果たすべき精神を2001年にして女性のナプキン普及率は12%だったインドに生まれたヒーローから学ばされる。後に“5億人の女性を救った男”の信念『一人の女も守れないのならば男じゃない』など心震わされる名言が連発。変態と忌み嫌われた不屈の男が発したNYでのスピーチは感動で涙腺爆発間違いなし、お薦めです。
すごい話
だとは思いますが、期待が大きすぎたせいか、大感動!には至りませんでした。
インド映画に詳しくないのですが、演技がちょっと大袈裟💦
主人公が妻を思って頑張っていたのはわかるけど、あれほどまで周りに大反対されながらちょっと変人に近い状態で商品の改良をし続けていたのは、すべて実話なのでしょうか?
最後は感動的ですが、前半が個人的には見てて少しイライラしてしまいました。
男こそ観るべき!
観る前は何となく「インド映画って面白そうだな」ってくらいにしか考えてなかったけど、観た後は凄い幸せな気持ちになるし、生理についても考える機会を貰えます。
カップルだろうが友達とだろうが男一人でも楽しめる作品です
革命を起こした男パッドマン
「インドでは、生理用品が高価な物で貧乏人にはとても手が出せなく、生理の5日間隔離され、汚い布で代用して過ごす。最悪の場合、病気になり死に至る可能性もある。」
私自身この映画を見る前は知らなくて、驚かされることばかりでした。それを知ることだけでも十分意味のある映画だと思いました。
ラクシュミは周りの人達に避難されながらも妻のために奮闘して、あまりに熱くなり過ぎて、そんなこと普通するか!ってことまでしてしまう。で更に避難され...が繰り返されますが、
だからこそ、偉業を成し遂げられた。
大きな野望は無いけど妻への愛によって、安価なパッドの開発。妻と同じような貧困層の女性のため、特許を取らず。更には、その女性達がお金を稼げるようした。故にインドにある種の革命を起こした。
ラストの国連スピーチはスクリーン前に訴えかけてくるようで目が離せなくなる。所々入るラクシュミジョークがまた心地の良いこと♪
本当の意味での男女平等とは?どういうことなのか考えさせられる良い映画でした。
飛ばないヒーロー
日本で安価で安全な生理用品に囲まれてると理解出来ない面もあるのかもしれないけど、閉鎖的な情報の少ない村で、穢れと扱われて不衛生で通常時より身体に良くない外に出なければならないような環境で生きる女性には、本当に彼はヒーローだと思う。
月に5日は年にしたら2ヶ月だと言うスピーチ、感動して涙が出た。
主演俳優さんが宇梶剛に似てることも含めて、最高の作品でした。
やはり恐るべしインド映画。
パリーが魅力的!
良い話だった。
インド映画なのでやっぱり上映時間は長いし、苦しい場面が続くのでちょっとしんどかったけど、こんな凄い人がインドにいたという事実を知れて良かったです。
パリーが美しくてとても素敵で、後半のラクシュミとのペアがビジネスとしても人間としてもピッタリだったし、彼女のパワーに感動しました。なたので、最後はちょっと残念・・・。奥さんも確かにラクシュミを愛していたんだろうけど、一番辛かった彼を支えたのはパリーじゃん~と思ってしまいました。
生理の話ではない、一体何が??
レビューを見ると「(特に男性は)生理について考えさせられる」や「生理の話はタブー」などと言った言葉を散見した。
そのような感想もアリなのかもしれないが、何だかモヤッと感が拭えない。
2013年にインドへ旅をしたが、有名な観光地ですら住民達は裕福とは言えない暮らしぶりだった。(彼らの国民性もあって真剣に働いているようには見えなかったが…笑 そこは映画でも描かれていた「仕事したつもり」なんだろう)
2000年初めのインド(しかも田舎)での実話となれば、ナプキンの55ルピーがどれほど高価で、55ルピーを手にする事がどれほど大変なことか。(映画では50ルピーで猿神様への供物を売っていたが、手のひらサイズの供物の花を現地の人々は2〜3ルピーで買うのが通常)
そして彼ら彼女らの多くは小さなうちからお金を稼ぐことをさせられ教養がない。
そこに加えて"宗教"という日本人にはなかなか理解の難いものがある。
生理が穢れの扱いで、生理中は外で過ごす(本当は男性と話をしてもいけないのだと思う)、そしてそこに男性は関わってはならず世間様に恥と思われる…
本編での家族とのやり取りや町の人々の反応は決してデフォルメされておらず、あれが本当のインドであろう。
宗教を否定する気は毛頭ない。
妻への愛に溢れる暴走。本人はそれがお金目的ではなかったが、結果として安価で衛生的、健康に過ごせる時間(60日)を手に入れることが可能となり、さらに女性の労働と収入を生み出した。
モヤッと感が拭えないのは宗教・貧困・教養、これらをもっと問題提起してもよいと感じるからだ。
(パッド売りの女の子が3ルピーで売ろうとしていたが、1円でも多く稼ぎたいというのがインドの現状。ここも見逃してはいけない。)
最後に、ラクシュミはパリーと出会えてとにかく運が良かった。
2018年締めくくりに最高の人間ドラマ
愛する身近な女性達を病気から守りたいとの思いから立ち上がった主人公が、偏見と古い常識に囚われた閉鎖的な社会から弾き出されながらも、愛と信念を貫いて全ての女性達を救うまでを描いた。たった1人の男の実話🙏
胸が熱くなり、とても優しい気持ちになり、信じることを教えてくれ、一歩踏み出す勇気を分けてくれて、ぐっと背中を押してくれる。
周りの友人達のことをもっと大切にしなきゃと思える映画でした😊
主人公の不器用で真っ直ぐな「愛」に感動しました
世界にはこんな素晴らしい人がいる
【めちゃくちゃ面白い】ボヘミアンラプソディーより面白かったかもしれない。ビジネスに必要な要素、人の役に立つこと、情熱、志し、努力、犠牲。これら全てが表現されている実話をもとにした映画。
100均最大手のダイソーの会長の言葉「恵まれる不幸せ、恵まれない幸せ」が思い出された。
ビジネスを始めるにあたって「お金がない、時間がない、場所がない、仲間がいないからできない」と言い訳をする人に是非見て欲しいです。
恥より死!の社会の違和感
生理用ナプキンをインドで普及させた男性の物語。って聞くとすごくビジネス色が濃いのかと思ったら愛のお話だった。
序盤はとにかくもう、生理を穢れと感じる社会の違和感が半端ない。すごく昔の話かと思ってたら、2000年以降の話だったことにさらにビックリした!最近じゃん!
あれほど嫌悪感を示していたインドの女性たちがいつの間にかお金を出してナプキンを買う姿に、こんなに簡単に行くかー?と思いつつ、引き込まれてる自分がいた。そして国連での演説。やられてしまった。納得行かない展開もあるし、強引なところもある。でも素直にいい映画だった。
終わって時刻を見たらかなり長い上映時間!その長さを疲れさせないインド映画のエンターテイメント性を堪能した。
パッドマンの戦いはこれからだ
話が逸れる前に感想
あなたの目の前にいる人を幸せにする方法を考えてみて下さい。
それをみんなで出来れば世界中がラクシュミのようにになれるかもしれない。
相手に知識、教養を与える。貴方の収入を増やす事も立派に幸せにする方法だと思います。
その結果、多くの人が幸せに出来たらいいけれど、まずはあなたの周りの人を幸せにする方法を考えてみてください。
話を逸らして
悲しい事に日本でも生理についての問題は解決されていない。
男女感で話す事がまず無いから。男性からするとセクハラになりかねない
この点において本作は男性に知って欲しい内容が盛り込まれている事は疑い用が無い。
私は無教養だが多くを教えてくれた本作に感謝します。
私の考える今これを読んでいる貴方、又は周りの方を幸せにする事ができるかもしれない事を考えました。
結論から言うと、体内に卵子を留める為の投薬と言う可能性を知って頂きたい。
それはもちろん良い事ばかりでは無いけれど、そういった方法もある事を若い頃から知ってるのと知らないのでは選択も出来ないのだから。
将来の子供の為なら続けられる人もいると思います。
もし貴方には関係無いと思っても、将来の貴方の子供に話す事ができる。そんな社会になると嬉しい。
私の考える日本の生理問題は高齢化に始まり、晩婚化の傾向が強くなった結果出生率も下がっている。
みんなが知っている負のスパイラルだと思います。
正直現代のライフスタイル的に晩婚化は仕方ない。
けれど、女性の卵子の保有数は決まっています。
生理が来る度、減っていきます。
当たり前と思う方もいると思いますが、自分が結婚する頃には妊娠確率が低くなる程に排卵してしまう女性が少なくないのです。
卵子を留める為の投薬。貴方とその周りの方の選択肢になれたら幸い。
内容に不快に思われた方にお詫び申し上げます。
申し訳ありませんでした
サウンドトラック欲しい
こんな人と一緒にいたーい!
女性って男性に対してというか、世間に対して、シークレットにしたいことが多いのはどこでも同じなんだよな〜と思い返す。
生理のことだって、公に話すのは(私は女性に話す時も)なんとなく躊躇してしまうから、インドの女性たちがあんだけ嫌うのも分からなくもない。
最後の演説で、女性は10ヶ月、男性は12ヶ月と言う言葉が出たが、そのように考えたことはなかったし、そんな状況であることを変えようとした人がいたことにも驚き感動した。それも男性が。
教育を受けない、文化慣習に疑問を持つ姿勢がない環境では、世界の(先進国の?)スタンダードを実現させようとしても待っているのは大きな反発。
授賞式のスピーチで俳優はインドはイノベーションの魂がある的なことを言っていたけれど、田舎の村にそれは感じられない。
教育を受け知識を得るだけではなく、視野を広げること、物事に疑問を持つことを浸透させ、途上国の国民自身が国を作る。
都会と田舎の差を極端にしないためにボトムアップしていかなければならない。
途上国の発展への考え方、慣習を変える勇気、、、
余裕のある映画だからこそ、色々なことを考えながら観ることができた。
トラブルは良い機会になる
愛する妻のためだけに、諦めず試行錯誤を繰り返し、結果、妻だけでなくインドの5億人の女性を救った男性のお話
2001年でありながら、「インドでの当たり前」には驚きました
男性の理解の無さにもですが、同じ女性でも日本とは全然違います
そんなインドで周りからは変態扱いされ、家族からも見放され、愛する妻も実家に帰り、それでも彼は諦めず、ただ愛する妻のために頑張り続ける
彼が成功したいのはお金のためじゃなく、ただ愛する妻のためだから、彼のあのスピーチに感動するのだと思います
ラストの彼の決断には「えぇぇぇ、そっち...」と思ったりもしたけど、彼らしい決断であり、そんな彼だから良いのだと思います
観終わってとても清々しい気持ちになれるhappyな作品でした
たくさんの方々にオススメできます
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