jamのレビュー・感想・評価
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ツッコみどころは多けれど、まさに因果応報な群像劇。
【賛否両論チェック】
賛:主人公達の運命の交錯によって、様々な人間への因果応報が露わになっていく様子に、観ていて思わず考えさせられる。
否:ストーリーはかなり強引で、ツッコみどころが多い。笑わせたいのかシリアスなのか、よく分からない向きもある。
空虚感を抱えるヒロシや、恋人のために善行に励むタケル、そして復讐に囚われるテツオ。そんな3人の運命が交錯することで、その周りの山下や金城、そして昌子やテツオの母といった人々に対しても、因果応報の報いが押し寄せてくる様が、何ともいえないラストを際立たせています。
ただ作品そのものの雰囲気としては、笑わせたいのか、それともあくまでもシリアスなシーンなのか、観ていて意図がよく分からないような場面も多いので、正直戸惑いが多いのも事実です。
ツッコみどころもありすぎるので、あくまでも主人公達の人間ドラマを純粋に楽しみたい、そんな見方がオススメです。
ヒロシと昌子の映画
3つのストーリーが錯綜
面白い
FCに入るほどのLDHファンながら、どうにも仲間、恋愛といったキラキラした雰囲気に馴染めないまま居たところ、新年会イベントで披露された暗い予告に惹かれずっと公開を楽しみにしていました。
楽しみにしていたとはいえ評価に贔屓はしない…と身構えるように鑑賞しましたがとても面白かった。
上述のキラキラしたものを期待して観ると面食らうでしょうが、陰鬱とした暴力表現も交えながらもさっぱりとした終わり方は表現の幅がぐっと上がったようで嬉しくなりました。
個人的には演歌歌手を好きすぎて拉致監禁する筒井真理子の狂った演技とそれを映す演出が特に気に入りました。町田啓太の良い人なのにどこか怖くて狂気を感じる雰囲気も良い。これだけでも一見の価値はあると思います。
キ◯ガイしか出てこない
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