マダムのおかしな晩餐会のレビュー・感想・評価
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アメリカ風だけど最後はヨーロッパ映画
《お知らせ》
「星のナターシャ」です。
うっかり、自分のアカウントにログインできない状態にしていまいました。(バカ)
前のアカウントの削除や取り消しもできないので、
これからは「星のナターシャnova」
以前の投稿をポチポチ転記しますのでよろしくお願いいたします。
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もう上映が終わってしまったので簡単に〜
アメリカ人の富裕層夫婦の
パーティーシーンやジョークの盛り上がりは
アメリカ映画風なのだけど、
全体の空気感はやっぱりヨーロッパ映画なんですよね。
いい大人が、ちょっぴり危うい恋の駆け引きをする自体が
もうもう、ヨーロッパ映画です。
そして、ラストもヨーロッパ映画的です。
「人はハッピーエンドが好きなんだよ。」
のセリフがキーワードになってますが
「ハッピーエンド」の定義は時代によって変わってゆく。
人々の格差が増してゆく今の時代、
古い価値観に見切りを付けて
まっすぐ前を向いて歩いてゆくマリアの姿は
有る意味、今の時代にぴったりの
「ハッピーエンド」なのかも〜〜
@もう一度観るなら?
「配信などでじっくり観たい。」
ラスト
ちょっとー❗️ラストまでしっかり描いてくださいよ!
と言いたくなるラストですが、マリアの表情を見れば全てを描かなくともわかるような気もしますが。
それでもやっぱりちゃんと描いてほしい‼️
不完全燃焼でした。
アンはなんだかずっと不幸せに描かれていて可愛そうとまで思えてきましたが、お金もあって贅沢な暮らしもできて見た目も美しいのに、なんせ中身が歪んでるおかげでちっとも幸せになれないなんて、ほんとにお可哀想。現実にもそういう人いるけどね。
なんのための人生なのか
結末をどう解釈するかで評価も変わるのかな。
すれ違いコントみたいなストーリーが、いつしか苦味の効いたラブストーリーに。
ド平民の自分としては見てるのが辛くなってくるくらいだったけど、終わってみれば「あれ、けっこう良い話だったかも」と。
マリアは何を手に入れたのか。
そんな話題で小一時間くらいは語り合える作品だったと思う。
お金持ちの事情。
メイドが人数合わせに家主の晩餐会に出席する。
なんとそこで知り合ったお金持ちの男から猛アタックされることに・・・。
この映画は、いくつかの人間模様を観察できる。
1つ目 金持ちの老人と結婚したまだ若い後妻の女性
2つ目 金持ちの老人の実子の息子
3つ目 メイドと晩餐会で会った紳士
それぞれがどうなるのか?気になる所。
注目点がそれぞれにあるし、お金持ちの世界を覗ける感じもいい。
最後はハッピーエンドになるのか?
アルモドバルもバンデラスもメイドじゃない!
お互い二度目の結婚であるアン(トニ・コレット)とボブ(ハーベイ・カイテル)。何の仕事をしているのかよくわからなかったが、とにかく裕福。しかし、壁に飾ってあった父の遺産である「最後の晩餐」の絵を売らないとピンチに陥るみたいだった。この晩餐の人数もちゃんとした伏線になっていた。
富裕層と貧困層の格差というより、外国人移民はメイドくらいしか仕事がないといったメッセージもあるような気がした。上流階級であるアンにしても、自分なりの距離をおいているが、結局は“身分の違い”を理由に別れさせようとしている。
メイドのマリア(ロッシ・デ・パルマ)は酒が入るとついつい上機嫌になり、ヒュー・グラントのハッピーエンドが好きだという主張や、ウィットに富んだエロチックなジョークを披露したりして、鑑別士のデビッドの気を惹いてしまっただけ。
お洒落なストーリーではあったし、「フランス人は結婚生活を維持するために不倫する」などといった会話も面白かった。これがアンとボブの夫婦関係を表していた。アメリカ人なわけなんですが、フランス語教師のことをとやかく言わないアン。芸術家との不倫についても何も言わないボブ。アメリカに帰ったらまた違うんだろうけど・・・
ラストでは恋も破綻したと思い、マリアが家を出ていくシーンで終わるのですが、デビッドがボブの息子スティーブンに告げる言葉によって観客はハッピーエンディングを想像する。このどちらともつかない終わり方が非常に良かった。
夜のプールサイド。トニ・コレットのヌードも見られるので、興味のある方はぜひ!タマネギを用意しておくとgood
ハッピーエンドかな?
パリに住むアメリカ人のお金持ち夫婦(トニ・コレット、ハーヴェイ・カイテル)が晩餐会を開く。
出席人数の縁起を担ぎ、メイド(ロッシ・デ・パルマ)を客と偽ってテーブルにつける。
このメイドに出席者の初老の男が惚れてしまいテンヤワンヤとなる。
とても可笑しく、余韻あふれるエンディングが見事。
【トニ・コレット、ハーベイ・カイテルが夫婦を演じる盤石な布陣の中、彼らのスペイン人メイドが新たな人生を切り開いていく姿を可笑しみを含ませて描いた佳品】
ー オスカー女優トニ・コレット、名優ハーベイ・カイテル相手に一歩も引かずに演じた、一度見たら忘れられない風貌の(見事な鷲鼻)ロッシ・デ・パルマ演じるイタリア人メイド、マリアが新たな人生を踏み出す過程を軽やかに可笑しみを塗して描いた作品。ー
・当初、主役かと思っていたコレット、カイテル夫妻がいつの間にか脇役になっていく。
・あるきっかけで、彼らのメイドがディナーの席に同席するところから物語は動き出す。
・おどおどしていたイタリア人メイド、マリアを演じるロッシ・デ・パルマがお酒の勢いも後押しし、生き生きと宴席で存在感を発揮し、ディナーの主役になってしまい、彼女の魅力に惹かれた富豪がある行為に出る・・・。
<このように軽やかな、観終わった後、爽やかな気分になるコメディを創ることに関しては、フランスは一流だなあ、と改めて思った作品。>
<2018年12月28日 劇場にて鑑賞>
セレブな家庭の使用人マリアが、人数不足を補うために”ミステリアスな...
セレブな家庭の使用人マリアが、人数不足を補うために”ミステリアスなレディ”となって、急遽、豪華ディナーに参加する羽目に。ところがお酒の勢いで飛ばした下ネタジョークがウケて英国紳士から求愛されてしまい、マリアも次第に心を寄せていくのだが.......だが....だが...。
マリアを演じたロッシ・デ・パルマ、という、とぼけたような女優が面白くて可笑しくて、それでもって涙を誘う名演技に満点!!
フランス映画にしては下品かも…
星🌟🌟🌟 マリア役の女優さんは美人じゃないけどコケティシュな魅力があって下品なジョークも全然下品に感じなかった❗反対にマダム役の女優さんが本来なら上品であるべきなのにすごく下世話で成金趣味のところが作品を下品にしていると思う❗オスカー女優との事なので脚本どうり演じてるのだと思うけどマダムが余計なことしなければハッピーエンドだったかもと思うと残念です❗内容はいいのでたぶんこれ脚本が悪いと思う❗
アメリカ風だけど最後はヨーロッパ映画
もう上映が終わってしまったので簡単に〜
アメリカ人の富裕層夫婦の
パーティーシーンやジョークの盛り上がりは
アメリカ映画風なのだけど、
全体の空気感はやっぱりヨーロッパ映画なんですよね。
いい大人が、ちょっぴり危うい恋の駆け引きをする自体が
もうもう、ヨーロッパ映画です。
そして、ラストもヨーロッパ映画的です。
「人はハッピーエンドが好きなんだよ。」
のセリフがキーワードになってますが
「ハッピーエンド」の定義は時代によって変わってゆく。
人々の格差が増してゆく今の時代、
古い価値観に見切りを付けて
まっすぐ前を向いて歩いてゆくマリアの姿は
有る意味、今の時代にぴったりの
「ハッピーエンド」なのかも〜〜
@もう一度観るなら?
「配信などでじっくり観たい。」
人生の豊かさは金では買えない
最後にちょっとホロッとする素敵なお話だった
パリで暮らすアメリカ人のマダム(トニ・コレット)は、自宅にセレブを招いて晩餐会をするが、招待客が13人であることに気付くと、それでは縁起が悪いと、急遽一人分追加することに
マダムは、使用人のマリアにその追加した席に座るように命じ、マリアはその命令に従う
すると、マリアは招待客の一人と恋に落ちてしまい…
ホラー映画「 #ヘレディタリー継承 」で、超絶恐ろしい顔芸を披露したトニ・コレットが、ここでは、超絶いけ好かないセレブを演じている
そんなセレブを観ていて思い浮かべたのは、今、ワイドショーで話題の「南青山のなんちゃってセレブ」の人たちのことだった
トニ・コレット演じるマダムも、南青山のなんちゃってセレブも「自分たちは特別な人間だ」と思い、収入が低い人たちを自分たちよりも下に見ている
しかし、本当に貧しいのはどちらなのだろうか
豪邸や高価な美術品に囲まれて暮らしていても、
幸せそうな人たちのことを妬んだり、足を引っ張ったりしている生活が本当に幸せなのだろうか
人生の豊かさは、ブランドや美術品や家の大きさで決まるものではなく、どれだけ人間らしい生活をしているのかにかかっている
本当に親身になってくれる友人がどれだけいて、心の底から愛してくれる人がいるか
使用人仲間たちや、子供たちから愛されているマリアを観てそう思った
同じ人生を生きるなら、誰かを妬む人生よりも、誰かを愛する人生を送りたい
それこそが、豊かな人生だと思った
南青山のセレブの人たちに、是非観て欲しい映画だと思った
(観ても何も感じないかもしれないけどね)
階級に縛られるマダムとメイドの物語
予告編の軽やかな印象とは違いつシリアスなドラマだった。重いと言っていいと思う。
女として満たされてはいないマダムと晩餐会を機にロマンスが生まれたメイドとの間にある階級の壁が軸となるが、登場人物のすべてが身勝手で、幸せから遠く離れているようで、なんだか切なくなる。
エンディングをどうとらえるかは観る者に委ねられる。私は新たな出発にエールを贈りたい。
「ヘレディタリー 継承」のトニ・コレットが今作では身勝手なマダムを好演した。彼女、脂がのってます。
笑った〜🤣💦
予告を観て、面白そうなので観に来ました!
テンポが良くほぼ始まって30分くらいで予告までの展開に到達。
それ以降の展開を楽しみにしていたのですが…
ちょっとペースダウンし、前半以上の展開にはならず常識内のエンデング。
欲を言うとラストに向けもう少し、盛り上がるひねりが欲しかった。
ブラックな笑いが多く、笑い的にはツボでした!
あとからジワジワと来る男女差別感
観終わったら、え?これで、終わり?
そのあと男女差別を、ジワジワと感じる内容でした。
お金持ちだけど、本当の愛を得られなかったマダムの悲劇。そして、昔の女が、誰だってハッピーエンドが好きって言っていたと、古物商の男。もう過去になっている。
新しい人生へ歩み出すメイド。
でも、新たな人生へ歩み出すことはないマダム。
『人間は、ハッピーエンディングが好き』
アメリカからパリに引っ越してきた夫婦が催したディナーに、人数合わせで急遽参加する事になったメイドが引き起こす騒動を描いたコメディ映画。
なるほど。フランス映画の魅力に“皮肉”があるような気がしますが、この作品は、控えめ?紳士から気に入られてしまって、求愛されてしまうと言う所は皮肉な部分なのかなぁ。しかし、その愛が、メイドの身分を誤解したところから始まる打算であるように見えますが、付き合いを進めるうちに・・・?結末は、明示されていませんが『人間は、ハッピーエンディングが好き』と言う言葉から暗示されるような結末なのでしょうかね。
フランス映画ですが、セリフの殆どは英語です。登場人物の殆どが、アメリカ人、イギリス人と言う事もあるのだと思います。
邦題が『マダムのおかしな晩餐会』ですが、これは邦題あるある認定です。晩餐会はきっかけに過ぎず、主題じゃ無いんですよねぇこのタイトルだと、物語が晩餐会で終わるような印象を与えてしまいます。原題は『Madame』。これが正当なタイトルですね。まさしく“マダム”を描いた作品ですので。
ハッピーな結末になるのかな。
上流階級の奥様たちとメイドな女性たちのドタバタ感がもっとあったら良かったのになー。デァナーの展開は笑えたけどあとはちょっとせつなかった。
予告の見せ方とストーリーのニュアンスの差を感じでしまってちょっと残念。
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