マイル22 : 特集
【アクション映画ファン“新年1本目”が本作でマチガイナイ10の理由】
スパイアクション! 頭脳戦! 護送! 大どんでん返し! 全員ガチ! Wバーグ!
「バトルシップ」監督が“俺達”を緊急招集──「ヤバい映画を作った‼」
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正月ボケした頭を完全に‟覚醒”させてくれる超ド級のアクションがやってきた! その名は、「マイル22」(1月18日公開)! みんな大好き「バトルシップ」監督と盟友マーク・ウォールバーグ、さらにアクション好きの護符的存在「ザ・レイド」のイコ・ウワイスまで参加したとあっちゃあ、劇場で見ない理由が見つからない1本だ。描かれるのは、360度集中砲火状態でのインポッシブルな護送任務。ガンバトル、拳闘、頭脳戦――まだまだありまっせ! この映画、俺たちの見たかったものが全部入ってやがる!
《劇場で見るべきアクション映画》を求めているなら、本作を激オシする!
“鉄板”しかない! これが──「俺達が“アガる”10の理由」
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こんなにも「アクションファンならテンションが上がってしまう要素」がギッチギチに詰め込まれた映画は、そうないぞ? 監督、役者、本物にこだわりまくった内容――ここでは、そのうち10個を紹介する。誓ってもいい、きっとこれを読むだけで血潮がたぎり、見ずにはいられない気持ちがギューッと高まるはずだ。まさに、アクションファンのためのお年玉。本作は、劇場で俺たちを待っている!
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「バトルシップ」「ローン・サバイバー」などのピーター・バーグ監督が、「オフザケなしの真剣勝負。本当にヤバい映画を作った」と堂々宣言! ヤツの“本気”を受け止めるのは、俺たちの責務だ!
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ウォールバーグとウワイスのゴリッゴリの肉弾戦に超燃える! さらに、「ウォーキング・デッド」のローレン・コーハン、初代UFC世界女子バンタム級王者のロンダ・ラウジーが集結。リアリティが違う!
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アクションも何もかも実際にやっているから、“説得力”と画面から伝わる“圧”がすさまじい! 市街地でのド派手な銃撃戦に屋内での攻防、手に汗握る展開がこれでもかと用意されているぞ!
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ウォールバーグ率いる実働部隊に課せられたのは、危険物質の情報を持つ男(ウワイス)の護送だった! このあらすじだけでワクワクしないか? さらに、主人公とジョン・マルコビッチ扮する指揮官のコンビに燃える! ちなみに、劇中のCIA機密特殊部隊は、実在の部隊がモデル。“本物感”がイイ!
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マシンガン、M-4ライフル、カラシニコフ、ウージー軽機関銃といった本物の武器をふんだんに使用し、弾薬はおよそ4万発にも及んだという。この“ガチ感”、劇場で体感しないともったいないぞ?
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やはりこの男、次元が違う! シラット、カポイエラ、カンフー、キックボクシングといった格闘術の要素がミックスされたバトルシーンは、ウワイス自ら監修。正直、早すぎて目で追えないほどだ……!
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アクション映画の通な楽しみ方は、音響。その辺りもこの映画は、「分かってる」! 銃声もそうだが、薬きょうが地面にぶつかる際の音なども徹底的に拾っており、劇場で見れば“立体”で楽しめるのだ!
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他の映画ではなかなかお目にかかれないハイテンポなカット割りを採用し、ダイナミズムをもたらしている。だから没入感が抜群! シーンごとに異なるカメラを用いたこだわりの映像を、とくと見よ!
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アクションシーンだけだと思ったら大間違い! 先読みできない護送作戦には終始ハラハラさせられ、クライマックスに待つ「ウソだろ?」などんでん返しに茫然! 最後まで何が起こるかわからない!
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この2人がそろったら、面白さは間違いない! 「ローン・サバイバー」から「パトリオット・デイ」まで良質な作品を生み出し続けてきた監督・主演コンビが、今回はアクションマシマシで魅せる!
【スパイ映画史上最悪級】「こんな上司は嫌だ」ランキング上位確定
アクション好きの“安心印”M・ウォールバーグの最強キャラ、ここに誕生!
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ここまでアクションやサスペンスの見せ場について語ってきたが、1つどうしても聞いてほしいことがある……ウォールバーグ演じるCIA機密特殊部隊のリーダー、ジミーの“キャラ立ち”が、相当ヤバいのだ。ありとあらゆる“ハラスメント”を平気でやってのけ、破壊衝動を押さえつけないと立っていられない“濃ゆい”男……正直絶対関わりたくないが、任務中は誰より頼りになる“イカれた天才”に変貌する。スパイ映画史上でも群を抜く異端児のプロファイルを、特別に開示する!
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24時間365日任務のためだけに生きているジェームズは、部下の軽率な判断をどうしても許せない。なんと、女子シャワー室まで追いかけて、裸の部下に説教! 他の女性に注意されても「何が悪いんだ? ミスったのはコイツだろ!」と逆ギレする始末……いやこれ、セクハラ以外の何物でもないぞ!
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エージェントだって人の子。生活もあれば感情もある。子どもの親権問題に悩む部下の相談に乗ってやるのかと思いきや、「この仕事で休めるわけがないだろ」とまさかの追い打ち! 事実を述べただけかもしれないが、この男に“情”ってヤツはないのだろうか?
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数々の暴言や問題行動も、無意識だとしたら百歩譲って許せる。市民を守るために自ら修羅になったのだろうから……。だがこれは明らかにわざと! 一刻を争う事態であることを伝えるため、コンピュータ班の耳元で出身大学をささやき「なんで解決できない!?」とキレる! 職場環境最悪でしょ……。
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周囲を巻き込みまくるジミーだが、実は自分の内にも“爆弾”を抱えていた! 体の内から湧き上がる破壊衝動を押さえられない彼は、腕に巻いたバンドで「ゴムパッチン」を常に行い、自らに痛みを与えることで暴走を防いでいるのだ……。そんな状態で、まともな社会生活を送れるのか心配でならない。
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