えいがのおそ松さんのレビュー・感想・評価
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生きているって素晴らしい
生きているって素晴らしい。クズでもニートでも生きること自体が素晴らしいんだとこの映画は教えてくれた。
うだつの上がらない6つ子がタイムスリップして、高校時代の自分たちと対面するという物語だが、今も十分痛い6人だが、そんな彼らからみても過去の自分は恥ずかしいものらしい。高校時代、良いことなんて何一つなかったと後悔だらけの6人だが、そんな彼らとて実は誰かに希望を与えていたことが本作では描かれる。
人生はそういうものだと思う。良かれと思ってしたことが誰かを傷つけるし、自分では全然ダメだと思っていた事柄が意外と他人には高評価だったり。良いこと1つもなかった、という自己評価の高校生活も他の誰からからはとてもかけがえのないものだった。
映画を観終わったあと、自分の高校生活を振り返ってみた。6つ子ほどではないがやっぱり恥ずかしい思い出ばかりだ。でもそれがだれかの助けになっているのなら、嬉しい。人生の素晴らしさを気づかせてくれる素晴らしい作品だった。
不思議と前を向ける
露骨な感動目線ではなくあくまでも「ギャグアニメ」の体裁をとりながらも、鑑賞後は不思議と前を見られる。
まっすぐ背筋が伸びるような感覚だった。
六つ子だけではなく、チビ太やイヤミ、トト子ちゃんまでもそれぞれ悩みがある。どれも「あー、わかるわかる」「そういう時期あったな」と頷けるものばかり。過去があるからこそ今があるのだ。
胸を張って生きていこうと思える名作。
ギャグアニメでこれ程の良作に巡り会えるとは思っていなかった。
黒歴史だってええじゃないか
社会現象にもなり、最近新作アニメの制作も決定した「おそ松さん」の劇場版。やっぱり面白いですね。
楽しい楽しいお祭り映画といった感じです。おそ松さんファンの方なら必ず楽しめる作品になっていました。全体的にはいつものギャグ満載下ネタ全開の1時間半ですが最後は恋する十四松のように少ししんみりする映画です。
まずギャグはいつも通り面白いです。郵便局や月極駐車場の下りは最高でした。後半は多少食傷気味になっていたところもありましたが。
そしてラストのドラマパートも最高です。見終わった後にはかなり心に残りました。あれが過去という設定ではなく思い出の中というのが良い味を出していましたね。
良い劇場版です。是非ご覧ください。
これは隠れた名作
もっと評価されていい
おそ松さん、といえばほとんど女子と思われるが熱狂的ファンが、熱くなりすぎて他のアニメファンがひいてしまったり
自分なんかは下ネタが下品すぎてなんだか途中で敬遠してしまっていたが
この映画は笑いあり、涙あり楽しいし感動した。
ただ、このえいがのおそ松さんがのちのち再評価されるか、はストーリーの牽引役と言える、のぞみという少女がどういう存在かというのが、ひとつのカギだよなあ。
ブログとかでいくつか考察してるのをみたが、どうにもつじつまがあわない。自分でも考えてみたがどうしてもつじつまあわず
いやああんま深く考えてないです、こういうループする話うけてんでしょ、ノリでやっただけです
ということなら再評価されることはあるまい。
あと、何度かみてるうちに思い出したが
ジェイコブズ・ラダー
という映画を思い出した。ネタバレになるから、どういう映画かは書かないけどそれに習ったならだいたいつじつまあうけど、あまりにのぞみちゃんと言う子が悲惨な存在になっちゃうのでそれも感心できない
いずれにしろ、基本ギャグアニメだが、この映画にある意味テーマがあるなら、
過去はいい思い出にあふれている、今がだめだからって楽しかったはずの昔まで否定しなくてもいいじゃないか?
ということかねえ
ニートだけどな、こいつら(笑) ニートはダメだろ、というかニートであることに悩んでないのはだめだろ、そういうのは遊び人というんだぜ
人を選ぶかも 個人的には観て良かった
深夜アニメではなく映画とだけあってストーリーはシンプルでわかりやすく、下ネタの頻度は凄く少なかったです(回数少ない分濃縮してますが。。笑)
「深夜アニメ」のおそ松さんが好きなファンには物足りない・余所行きの様にも感じるかもしれません。
おそ松役の櫻井孝宏さんのインタビューでも、過剰な期待をせず観るといい感じにまとまってますというような内容を仰っていましたが、まさにその通りだと感じました笑
人を選ぶかも、と思ったのは2つ。
推しがカラ松で、夢要素(その世界に自分を介入できるか)に耐性があればそれなりに楽しめると思います。(私はそうでした)
普段のアニメおそ松さんほど尖ったりしてませんが、その分なんとなく兄弟が平和で仲良くわちゃわちゃしてるのはとてもかわいいです笑
レンタルでも十分楽しめますが、作画が大変きれいで、後半の色合いはとても美しいので映画館で観てもよかったなぁと思いました。
残念に感じたところはせっかくの高校生6つ子はそんなに出番ないです。。。
もっと6つ子同士のやりとりを観たいと思った方も多かったのではないでしょうか。
クライマックスの大人と高校生の6つ子がやりとりをするシーンが良かっただけに、もっと時間をかけて描いてほしかったなぁと思いました。
ほとんど大人の時とギャップがある松ばかりなので、今度はその後どうやって今に至ったか描いてほしいなんて贅沢ですかね?!笑
ちゃんとした映画
全ての登場人物にちゃんとしたスポットが当たっていて、公式のそれぞれに対する愛を感じました。
またストーリーもただ過去に戻るわけではなく、思い出の世界として描くことにより他作品との違いを作っていて脚本家の松原さんの工夫を感じました。
控えめに言って最高の作品です!
感動した!おそ松さん好きに是非観てほしい!
昔からおそ松さんが大好きだったのですが、この映画おそ松さんを見てもっと好きになった気がします!
意見は人それぞれですが、[後半がよく分からない、高橋さんと黒猫は同一人物なのか]とかよく見ますが、ちょこちょこ伏線が見えて頭を使いながら観る感じでした!
あの感じは、高橋のぞみさんの記憶の中なので後半のぞみさんが特に注目されてたんだと思います。
本当に他の人の意見なんですが、過去のおそ松さんと大人のおそ松さんの違いが見当たらないって言う人がいるんですが、大人のおそ松さんたちが過去のおそ松さんに[そのままでいい、笑って]みたいな事を最後らへんのとこで言っていたので変化が見当たらないとかそういう感じで観ると訳分からなくなりますね。
1回観ただけなので確信では無いですが、おそ松さんたちが過去に連れてかれたのは思い出の中に私を入れて欲しいと言っていたのでそういう事ではないかなと思いました。
正直....微妙。でも不思議と元気がもらえる。
昭和ギャグやパロや小ネタもちょいちょいでて、
頭からっぽにして楽しむなら
わりとよかったのかなと思う..
久々にチョロ松のちゃんとしたツッコミが聞けてよかった。
ただ二期から思ってたけど、冗長なシーンが多い。
セリフも終始全員で叫ぶイメージ。
「なんか疲れた」、「童貞」も言い過ぎ。
天丼も1回2回なら笑えるんだけど何回やったの?記憶では8回くらい?
伏線回収(?)的なものもあるけど脳みそが飽きる。
テーマの一部の思春期も難しい~
観る側もキャラも恥ずかしい。なんだこれ
ほんとに観る人を選ぶと思います。
映像特典は映画とは関係ないし。
色々言いましたけど
おそ松さんはスルメと決まってるので
あと3回は観ます。1回きりじゃもったいない。
ぶっちゃけどんなでもずっと大好きです。
供給ほんとにありがとう。
思いのほか良かった
レンタルDVDで鑑賞。
TVアニメは1期は全部観たけど、正直そんなに期待はしてなかった。
けど実際観たら思いのほか良くて驚いた。
クズでニートのおそ松さんたちが、ひょんなことから高校3年の自分に出会うというストーリーで、過去の(嫌いだった)自分を肯定するというある意味で普遍的なテーマを「おそ松さん」という枠の中でしっかり描いてるなーという印象。
そういう意味では、クレしん劇場版的とも言えるかもしれない。
ファン向け?
配信サービスで出ていたので観ました。アニメは一期を全話、2期を3話ぐらいまで観ています。
感想
いつも通りのおそ松さんでした。それ以上でもそれ以下でもありません。だから、わざわざ観に行かなくてよかっと素直に思いました。感動風の宣伝をしていましたが、個人的に感動はありませんでした。
キャラが面白い点だけは良かったです。
総評
ファンだけが楽しめる映画だと思った。昔の6子は面白かったです。
おそまつ!
映画館で観る予定だったがスケジュールの都合で観れなかった
だけどそれは正解だったかもしれない
テレビアニメも映画もすべてDVDで観たが最後の最後までハマらなかった
ネットの評価が高いので観始めたがなにが面白いのかさっぱりわからなかった
向こう側は楽しいのかもしれないがこっちはちっとも面白くなかった
これは『らきすた』や『けいおん』に似ている
それでも観続けたのは絵が好きだったのかもしれない
いかにも腐女子はこういうのが好きなんでしょって感じがいちいち鼻につく
六つごの声優さんたちにそれを強く感じた
下品なものは全てダメというわけではないがおそ松さんの下品にはハイテンションなだけでセンスやユーモアが全く感じられない
フランス版のシティーハンターは下品だったがおそ松さんと違って面白かった
おそ松くんと違い6人にそれぞれ個性が出てきたのに童貞でニートというところは6人一緒という設定が人気を集めた理由らしい
僕は童貞でニートな男たちに共感もシンパシーも感じないのでハマらなかったんだろう
細川たかしが主題歌を歌ったおそ松くんもそういえばなにが面白かったのかさっぱりわからない
イヤミのシェーは当時もすでに時代錯誤で再び流行らせようというゴリ押しが半端なかった
田中真弓が担当したチビ太の「てやんでいバーローちくしょー」という口癖と松井菜桜子が担当したトト子の狂人のようなハイテンションのみが印象に残っている
今回の映画は安易なタイムスリップではなく思い出という一捻りなところに脚本家の工夫と意地を感じた
高橋のぞみというキャラはおそらくおそ松さんに夢中になっている腐女子を美化したものだと感じた
ファンサービスみたいなものだ
劇場版としては完全に失敗作。
60分くらいのOVAやTVSPだったなら、これほど無駄なカットやエピソードを細かく入れる必要は無く、中編で珠玉の一本になったであろう事を考えると、全くもって勿体無い作品。
兎に角冗長。製作者の訴えたい腹積もりは、恐らく丸ごとすべて観客に伝わるだろうから、無駄なシーンの天丼がより際立つのは痛い。
全体的なクオリティもTV版とそう変わらず、本当に何故劇場版にしてしまったのか、分からない。
もし3期へのアプローチだったとして、ギャグの皆無だったこの劇場版では不安材料しか見えてこず、悪手だと思える。
2期で既に息切れ死にかけながら終わりを迎えたこのコンテンツが、この劇場版をもって復活するとは到底思えない。
ファンへの映画
ファンで良かった…と多幸感で満たされる、そんな映画でした。
おそ松さん達が過去の自分達に「大丈夫、そのままでいいよ」って伝えると同時に、「そのまま、ありのままの自分達を好きでいてくれてありがとう」ってファンに伝える作品なのだと思いました。
高橋さんは、きっとむつごを見守るファンを表してるんだろうなと。
その名前を聞いた時、私含めたファンが「二期やってー!映画化してー!定期的にアニメ化してー!」って次々と言うから、高(橋)望みなのかなって思いました。笑
色々な想いを抱えるむつご達に、そのままでいい事を伝える映画なのだとほっこり微笑ましく観ていたけれど、最後に高橋さんへのメッセージを通して、そのままのむつごを好きでいてくれるファンの皆に「ありがとう」ってむつご側から言ってくれるラストだと、私はそう受け取って、感動しました。
絵も動きもとても可愛くて、面白くて、
思春期の不安や悩み、さらに世間の『普通』に晒されて不安定になっている、むつごならではの葛藤や軋轢が切なくて…。
けど最後はやっぱり明るく締めてくれて、観終えた後は幸せな気持ちでいっぱいでした。
個人的に映画でもなんでもオープニングが大好きなので、えいがのおそ松さんでもオープニングを作ってくださって感謝です!
ワクワク度が違いますね!
スタッフの皆様に、素敵な作品を作ってくださってありがとうございますと言いたくなる作品でした。
真面目な一松が誰よりも世間の『普通』に合わせようと努力していて、疲れたよね、頑張ったね、と思いました。
自分の現状をきちんと理解し卑下しながら、松野家という居心地の良い世界に収まり、猫ちゃん達だけを友達にしている理由がわかって、胸がギュッとしました。
最高に幸せです!・・・が
レビューを見てみると「最近流行りの感動モノにするな!!」とか怒りの感想もありますが、何がいけないんでしょうか?
元々のおそ松くんからも、そういう作品はいくらでもありますが。(イヤミはひとり風の中等)
十四松の恋等もそうだし、そもそもそういう感動モノ?が嫌ならば、『おそ松』自体地雷なので、観るのをオススメしません。
個人的感想としては、思春期の自分と向き合うという、本来有り得ない、嫌な展開であるにもかかわらず、長男おそ松が「難しく考えずノリで行っちゃおうぜ!!」ってのが、本当に良かったです。
一生懸命、過去の自分たちに協力し、励ますのは観てて微笑ましかったです。
18歳らしい、当時の彼らの発言も、誰の思い出の世界なのかも、最後は、本当に大切なことを思い出させてくれるいい映画だと思いました。
あ、でも内川の6人へのディスは・・・酷すぎかな・・・。
あんなに言わなくても・・・
おそ松さんを知らない人でも楽しめるかと
最初から最後まで、テンポが良く、笑い、泣き、感動できる面白い映画となっております!
また、おそ松さんという作品らしさも忘れておらず、知っている方はもちろん、所見の方でも十分楽しめます。
ところどころに伏線があり、キャラを一人ずつ見て追っていくとまた違った見方もできるので、複数回観ても飽きませんが、何も考えずただくだらない映画が見たいという方にもおすすめです笑
笑いからシリアスまでそして笑いで終わるおそ松さんで、アニメ映画にしては、時間が少し長いですが、
全然感じず、むしろありがたく思いました笑
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