劇場公開日 2019年3月15日

「おそまつ!」えいがのおそ松さん 野川新栄さんの映画レビュー(感想・評価)

2.0おそまつ!

2019年12月30日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

単純

寝られる

萌える

映画館で観る予定だったがスケジュールの都合で観れなかった
だけどそれは正解だったかもしれない

テレビアニメも映画もすべてDVDで観たが最後の最後までハマらなかった
ネットの評価が高いので観始めたがなにが面白いのかさっぱりわからなかった
向こう側は楽しいのかもしれないがこっちはちっとも面白くなかった
これは『らきすた』や『けいおん』に似ている
それでも観続けたのは絵が好きだったのかもしれない

いかにも腐女子はこういうのが好きなんでしょって感じがいちいち鼻につく
六つごの声優さんたちにそれを強く感じた

下品なものは全てダメというわけではないがおそ松さんの下品にはハイテンションなだけでセンスやユーモアが全く感じられない
フランス版のシティーハンターは下品だったがおそ松さんと違って面白かった

おそ松くんと違い6人にそれぞれ個性が出てきたのに童貞でニートというところは6人一緒という設定が人気を集めた理由らしい
僕は童貞でニートな男たちに共感もシンパシーも感じないのでハマらなかったんだろう

細川たかしが主題歌を歌ったおそ松くんもそういえばなにが面白かったのかさっぱりわからない
イヤミのシェーは当時もすでに時代錯誤で再び流行らせようというゴリ押しが半端なかった
田中真弓が担当したチビ太の「てやんでいバーローちくしょー」という口癖と松井菜桜子が担当したトト子の狂人のようなハイテンションのみが印象に残っている

今回の映画は安易なタイムスリップではなく思い出という一捻りなところに脚本家の工夫と意地を感じた

高橋のぞみというキャラはおそらくおそ松さんに夢中になっている腐女子を美化したものだと感じた
ファンサービスみたいなものだ

野川新栄