記憶にございません!のレビュー・感想・評価
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ゲラゲラ笑うというほどでは無かったが、
まあまあ面白かった。
難しく考える事は何もないし、政治を知らなくても楽しめる。
ストーリーも単純でハートウォーミング。
見終わって面白かったね・・・ですぐ忘れる事ができる娯楽映画。
三谷幸喜監督はこの映画に関して、
「時事ネタを入れたり、現代の政治を風刺するようなコメディにする気は最初からなかった。時事ネタを入れると、“今だけ”のものになってしまう。映画はずっと残るものなので、いつの時代の人が見ても面白いと思うものじゃないと作る意味がないと思ったんです。」
(公式サイトより)
と発言しているらしい。
その意図は良く分かるし、概ね賛成だが、「分かる人には分かる」小ネタを仕込んでもらえるともっと嬉しかった。
タイトルからして聞いてすぐ「ああ、ロッキード事件だな」と思わせる意図はあったと思う。
その小ネタの出来が良くない。
野党の女性党首で白いスーツだとあの議員だなと思うし、総理の奥さんの事を秘書官が
「あの方は何でも喋るから」と言えばあの総理婦人かなと思う。
このあたりにニヤッと笑えるネタを仕込んでもらえるともっと楽しめた。
出来が悪いと思った一番はアメリカ大統領。
木村佳乃は今やお笑い芸人を食ってしまう飛ぶ鳥を落とす勢いの女優だが、この設定はひどすぎる。
強い女性大統領、ヘアスタイルからして、モデルは「鉄の女」故マーガレット・サッチャー英元首相だろう。
ところが、あのカツラと趣味の悪いスーツを見ると「コメディー映画」の中にそこだけB級コントだった。
三谷幸喜しか作れない大統領モノ
決してニューヨークやパリやカンヌで高く評価される芸術作品ではありませんし、ハリウッドがリメイクすることも無いでしょう。
とはいえ、他のどこの国や地域にもないオリジナリティーが溢れていて、ここまで笑える映画は三谷幸喜しか作れません。
大統領や総理大臣を扱った作品の常識を打ち破っています。
個人的にうらやましいと思ったのは高級ホテルandazで吉田羊とのシーンです。
ラジオの時間の頃には戻らないのか
既に大物脚本家になられた三谷先生は最近大河も書かれておられるので、大好きだった「ラジオの時間」の時代の作品とは大分趣きが違ってきてます。
今作で久しぶりにラジオの時間を彷彿とさせる瞬間が前半にありましたが、やはりもうあの時代の三谷作品に戻る事はもう無いんでしょうね。
映画としては面白かったですが、どうしてともラジオの時間の頃の突き抜けた笑いの満載された映画を期待してしまうんですよね。
あんな作品また書いてほしいな。
しかし有働さんには驚きましたね
笑いに期待しすぎは禁物。皮肉は爽快
有頂天ホテルで抱腹絶倒だったので、期待してしまったが、大笑いするような見せ所はなかったように思う。しかし、クスクスと笑ってしまう場面が随所に散りばめられている。
今日の政治を思い切り皮肉っていて、それは爽快だった。
お堅い背景なのに終始面白い
政界が舞台背景で退屈かなと思いきや、最後まで楽しめる作品。
理由その1は、配役。豪華なのに演技がコミカル。監督の熱意を感じる。
理由その2は、ストーリー。記憶のなくなった中井貴一がなぜ総理大臣を続けていられるか? しかもスキャンダルありで、監督のユーモアかも。
理由その3は、監督の演出。様々なシーンで全く嫌味を感じさせない。だから気持ちよく観れる。
期待以上の作品でした。
気づいたら笑いながら涙がこぼれ落ちていた
絶対必ず死んでも観た方がいい。2019年公開の一押し映画間違いない。個人的には日本アカデミー賞ものだと思う。
大好きな三谷幸喜作品という贔屓目なしにも、過去最高に面白く、今後一番好きな映画を聞かれたらこれを答えるかもしれない。
冒頭のテロップからクスリとさせられ、随所ににくい演出が散りばめられていた。
さすがの脚本でアイロニーのこもった社会風刺のストーリーと笑いのセンスもさることながら、俳優ありきで書かれる三谷さんのスタイル通り、個性あふれる主演級の錚々たる実力派俳優たちがそれぞれハマり役で活き活きと演技している。そのかけ合わせ、重なり合いが見事なコメディのミルフィーユとして見応えを膨らませていく。
映像演技として目線や表情のつくり方、息遣いから身体の細部の動きまで、すべてが計算し尽くされた完成度の高い仕上がりで終始ワクワクさせられた。
役者としては観ながらとにかく「三谷先生…芝居がしたいんです!」と叫びたくなる気持ちになった。
中井貴一さんのキャラの演じ分け、感情の積み重ねなど本当に一分一秒スクリーンの隅々まで演技の勉強になる映画。
「笑いながら泣く」という言葉はこの映画のためにあったんだ。作品としても過度の期待を込めてオススメ。
舞台向きの笑いと脚本
相変わらず 狙った笑い。監督のドヤ顔がいちいち目に浮かぶ。笑いが一通り収るのを待ってからの台詞回し は あのドリフのあの間に通じる。舞台向けの脚本での芸人起用はある意味納得で説得力がある。がこれはあくまで映画。この手法は映画を観に来た人を置き去りにする。それにしてもベテラン勢のお芝居の上手いこと!誰かにへつらったキャスティングじゃないことには好感が持てる。ストーリーは単純で最後は何事もなかったかのようにスッキリ。
コメディなのですか?
超ベタな内容。
政治の世界は知りませがあんなことは起こるわけもなくて。
笑わせにきてるところはまあ面白いのですが。
でも、なぜか良い‼
かなり良いです。
コメディじゃない。
でも今の世の中ではこうはならない。
ただの良いお話なのです。
余計にしみてくるのです。
利他に生きたいものです‼
中井さん、良い役者ですねー‼️
序盤は楽しいが後半がイマイチ
石が当たり記憶が飛んだ総理大臣がイチからやり直していく所は面白かったです。
途中ギャクが入り笑えます、キャストも超豪華
自分的に後半のストーリーが読めてしまったのがちょっと残念でした
他の作品よりもストーリーはしっかりしているものの、笑いは抑え気味。
石をぶつけられたことで記憶がなくなった総理大臣。
それを隠そうと、記憶がないまま、周りの秘書官に導かれながらその場その場を切り抜ける。
今までが傍若無人ぶりで嫌わせ要素たっぷり→いい人に。
それが功を奏し、周りを巻き込んでいい方向に進んでいく。
どのタイミングで記憶は戻っていたのか。
大臣クイズの時なのか、それとも額縁の裏の写真を発見した時なのか。
不倫発覚で記事を封印せずに出させ、それを踏み台にして支持率好感度UPや幹事長失脚までを確信犯的に考えたのではないか、と自分なりに勘繰ってみる。
うーん微妙 記憶にございませんは前半の盛り上がりがなく平坦で公判少...
うーん微妙 記憶にございませんは前半の盛り上がりがなく平坦で公判少し盛り上がるがアメリカ大統領があんなに流ちょうに日本語を話しているのに何故誰もそこは反応しないんだろうか不思議で仕方なかった
笑えるのは予告だけ
予告の答弁のシーンが面白くて、全盛期の三谷幸喜復活か?と思ったけど、他は全く笑えず。でもギャラクシー街道とは違って話の内容があったからまあまあ最後まで観れた。記憶が戻る瞬間がわかればもっと面白かったかなと。ROLLYはすぐ気付いたけど有働さんは始め気付かなかったなー!
ROLLY、宮澤エマ、濱田龍臣、山口崇!
記憶を失った総理大臣を中井貴一が演じる。
中井貴一と佐藤浩市。
逆の役だったら全然違うものになっていたはず。
強面の総理大臣とベテランフリーライター。
石田ゆり子とディーンフジオカが不倫をしているという設定。黒田総理は野党の女性党首である吉田羊と不倫しているので、W不倫ということになる。19歳の濱田龍臣くんは、初めて見た気もしたが、ウルトラマンや子役の坂本龍馬だったらしい。
劇中、国会中継中にカメラ目線で総理大臣が、家出しそうになっている妻に向かって、愛を告白する場面がある。まずあり得ないことだが、三谷ワールド全開だ!サトコ!サトコー!
山口崇さん。
小学校の先生役。なんか気になったので誰かなーと調べました。かなりの御高齢だそうです。
面白かった
誰からも嫌われている総理大臣が記憶喪失になったら…という話。
面白かった。
ネタバレあるから注意。
簡潔に言うと記憶喪失してピュアピュアな心で政治頑張って、万事うまくいく。でも実は記憶ありましたーって話。
記憶喪失前と記憶喪失後でキャラが違いすぎる。人間の多面性を描いたものかもしれないが極端すぎてリアリティはない。リアリティとか今更かもやけど。
恐らく細かい政治ネタが含まれていたと思われるが、わたしそこら辺はわからないから存分には楽しめてないかも。
映画に来てた年代は40後半から50代の夫婦が多かった。平日の昼下がりということもあるだろうが私のような学生はおらず。
振り返るとすっごいチープな話となりボコスカ叩かれそうな可能性もあったが面白く仕上げられているので流石三谷幸喜。
日本の政治を皮肉ってる部分はある。
おっさんずラブで活躍した田中圭を盛り込むことでおっさんずラブファンも取り込もうとしている。田中圭は短いけどインパクトはあり、でも興味ないひとにとってもしつこくない演出だったと思う。
ベッタベタ。
そんなにピンチに陥らず気分的に平和に見れる。でも面白い。終わってほしくないなーと思わさせられた。
個人的には記憶喪失してピュアピュアに頑張ってたけど再び記憶が戻って今までの改善が虚無に帰すエンドをちょっとみたかったけど、ハートフルだった。
このような映画が一位なんて日本は平和だなぁ。
記憶にございませんっていってたくせに結局記憶あるやんっていう。政治家皮肉。
いじめられっこが別人格をつくりいじめられてるのは他人だと思うように、
他人だと思い込めるからこそすんなり謝れたんだと思う。自分じゃないから。
それをやってのけるなんてなかなかにクレイジーなやつだし、過去を自分がしたけど、自分ではないことにしてる段階で全く清廉潔白さはない。悪いやつに戻ってもよかったんだけどーって主人公が語ってる段階で政治に対して真摯とはいえない。今回ずっと生まれ変わりのチャンスを伺っていて、ようやく得た機会を存分に生かした訳だが、人ってそんなにすぐ変われるのだろうか。
しがらみにより今の自分ができてるだけなのだろうか。戻ろうと思えば過去の悪い自分にすんなり戻ってしまうのだろうか。
あっという間に
なんて短い2時間
ずぅっとちょこちょこ笑いの仕掛けが
あげればキリがないけど
田中圭は田中圭でした
ななちゃん出てくるかと思いましたわ
最初から、この人どこかで見たことあるなぁ
と思ってたらローリー!!
途中で誰だかわかった人が他にも何人かいたり
別の意味でも楽しかった
ピンクのキャディーさんの
残像が消えない
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