スパイダーマン ファー・フロム・ホームのレビュー・感想・評価
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[何者]ヒーローがやはり好き
ホームカミングもそうでしたが、組織の中ではたらく30代男性はやはり泣いてしまいました。
ホームカミングは、圧倒的な憧れの上司に子供扱いされながらも最後は身一つで成長する姿に感涙でした。
今回は、仕事(世界の危機?)と自分の生活(青春)の狭間で葛藤しつつも何者にもなれぬ自分に悩み大人に騙されて。
それでも立ち上がり自分に出来る事を始めた時、憧れた人がシンクロしたような瞬間、滝の様に涙が流れていました。
それを見守る人、つまり誰かが見てくれているというシーンもきちんと入っていて、優しい映画だと思いました。
自分も、この様な働き方、生き方をしたい!
ジェイクギレンホールの違和感と、イかれた感じも良かったです。冒頭の戦闘シーンで、スパイダーマンは人々を助けるんですが、やはり彼は助けたりするシーンが無いんですよね。
行動原理もしっかりしていましたね。
ミステリオ好きにはたまらない映画
満を持してミステリオが実写化!!アメコミやアニメでは荒唐無稽だった彼の特殊能力を見事現代風にアレンジしたあのセンスは見事だと思います!!例の金魚鉢も見事再現!!!
ただMCU全般に言えることですが・・・毎度毎度ヴィラン殺す必要あるー!!?特にスパイダーマンヴィランは生き残らせておけば後々シニスターシックスで再集結とかみたいに燃える展開にできるのにー!!!
あと犯行動機がスタークへの恨みって完全ヴァルチャーとかぶってるよね・・・ミステリオの動機は単純にヒーロー願望だけでも良かったんじゃないかなぁ??
まあこれらの不満点も払拭してしまうくらいミステリオのキャラ・外見・戦闘シーンは素晴らしかったです!!
面白かった。しかし、
気になったのは、結局トニーの作った防衛システムが敵だったということ。
自分で原因作って、解決したねという感じになったところは、なんだか残念だった。
ドローンがいくら高性能でたくさんあっても、あれは無理かなと、、。
ニックもフェイクだったのは、何の意味が??とかも疑問でした。
そこらへん、映画なんでねと割り切れば良くできていたと思います。
他作品の鑑賞必須
良くも悪くも『アベンジャーズ』エンドゲームの鑑賞をここまで必須とされる作品に仕上げちゃうの、どうなのよ?と思ったのが本音。スパイダーマンだけが大好き!ってファンが観たら、え、何アイアンマン何かあったんすか?ってなるよーな・・・・・・。
良くも、と書いたのはエンドゲームの設定を引き継ぎながら、『次のアイアンマン』としてのプレッシャーを感じながらも隣人スパイダーマンとしてやっていきたい、自分の人生も楽しみたいと思ってしまうピーターの青い春の成長譚がみっちり描かれているところ。
結果的に重圧から逃れるようにミステリオを信じて大切な物を託してしまうシーン、ばかばか〜!!と思いながらもどこかピーターの思いに同情してしまう。自分は原作知らずなので本作のどんでん返しは全然気付かなくて凄く面白かった。
ホムカミを観た時に「次は劇場行かなくていいかな」と思ったんだけど結局観に来てしまった。今回も同じように思っているんだけどまた劇場へ行くんだと思う。
頑張れピーター!!!!エンドロールの衝撃の回収楽しみ!!
蜘蛛男!!くもお!!!
スターウォーズの引用が読めなくて。(笑)
あやかり戦略が個人的には好きです。(笑)
イギリスにあやかって。ヨーロッパ中心の。
チェコとかオーストリアとか。(笑)
俳優さんのキャスティングのある意味納得というかどうなのか。
この前みたのより、よかったような。
前はアニメだけだったので。
今回はミックス。(笑)
俳優さんの今後が心配です。(笑)
どっかの誰かさんみたいに路頭に迷いそう。(笑)(笑)
まあ、それがいいのかもしれないけれど。
スパイダーウーマンとかいたっけ??
なんかいろいろ登場してほしい。
一人だけじゃなくて。
戦隊スパイダーマンみたいなのりで。
全員、変身してほしかったみたいな。
質より、数でしょ!!!みたいな。
相手も、一人じゃなくて、ヒョーヒョーみたいな。
ドローンはおおかったけど。
なんかもっといろいろ出てきて欲しかったし。
なんか物足りないっていいたいけれど。
まあ、期待値が低かっただけに、納得はしております。
ピーター・パーカー!!!
個人的には予想より上回りました。(笑)
予想が低かったのかどうなのか。
最初は学生のりのテンションで。
ちょっとかったるかったけれど。
最後は、アクションシーンがアニメと実写とVFXと融合していて。
良かったと思います。(笑)
ヨーロッパ各地がロケで使われていて。
イグジット効果なのかどうなのか。(笑)
F-35に似た、フォバリングを駆使した動画とか。
もっと空中戦とか。アクションシーンが欲しかったけれど仕方がない。
まあ、バランスを考えるとこんなもんでしょう。(笑)
ドローンとかいっぱいで。(笑)
俳優のキャラもなんか立っていて。
微妙にウザイのが最後のアクションで吹っ飛んで。
いい感じなのかどうなのか。
強いて言えば、遺産とかも壊して戦ってほしいとか。
もっとガンガンやって欲しいとか。
ギャグが面白くないだとか。
コメディー感が足りないだとか。
いろいろあるのかもしれませんが、
個人的には良かったと思います。(笑)
トムホかわいすぎ
もし今自分が高校生だったら絶対トムホに恋してると思う。以外と細マッチョのとことか、MJへの恋心とか、もうアイドルか。
こんなに恋の行く末を応援したい二人って久しぶり。
ゼンデイヤも22歳とは思えないくらい魅力的。オフィシャルの彼女のドレス姿といったらもう…。
お話としては、トミー死んじゃった割にはよく無邪気に恋してられるね?とか、ミステリオスは何がしたかったのかよくわからない、あのホログラム技術普通にビジネスとして売り出した方が富も名声も手に入れられたでしょ、とか、あの部下もドローン一体なくなったけどエスカレしてないとか、頭良いんだか悪いんだかわからない。
まぁでも楽しかった。最後二人がくっついてくれて嬉しくて泣いちゃった。
プライベートでも噂立ってるけど、付き合っててほしい。
エンタメ感を前面に押し出した第一級の作品です!
アベンジャーズロスも冷めやらぬままに公開されたスパイダーマンの新作には多いに期待をして鑑賞しました。
で、感想はと言うと…凄い! やっぱりスパイダーマンはスゴ面白い!
「アベンジャーズ:エンドゲーム」の後日談でスパイダーマン = ピーター・パーカーの夏休みの旅行先の話ではあるが、これが見事に青春映画とアクションヒーロー作品が融合している。
マーベル・シネマティック・ユニバースの単体作品の中でもスパイダーマンはアイアンマンと並んで、高い完成度を個人的には誇っていると思っているのですが、これはかなり凄い。
個人的な難点は上映時間135分とMCUの中では特に長くもないのにミステリオの野望が明らかになるまでが少し中弛みを感じるぐらい。
後はこの作品の最大の魅力とセールスポイントでもある劇中の3D技術の幻影が有ることで何処までが真実で何処までが虚空なのかと言う点。
途中から何処まで信用して良いのか分からなくて、エンドロールのニック・フューリーのバカンスも何処まで信用して良いのか分からない状態w
幻想映像技術、怖いですw
とは言え、この3D技術による幻想がこの作品のアトラクション感を高めていて、USJのアトラクションかと?思わんばかりの映像魔術。
この仕掛けが最初から分かってたら4D IMAXで観るんだったと軽く後悔しました。
オープニングのMCU映像のBGMがホイットニー・ヒューストンの「I'll always love you」になってる所から何故かワクワクして、ポップでハイテンションで何処かキュートで、胸熱なスパイダーマンが始まる事にテンション上がりまくり。
MCUの中でもとびきりポップでエンタメな作品なのにカメラワークも劇中に流れる音楽も良い良い♪
今までのスパイダーマンが“大いなる力には大いなる責任を伴う”と言う作中の主題に振る舞わされて感じで暗い影を秘めた形になってましたが、その思いを振り払う様に明るさを前面に押し出した感じは青春映画の形を上手く形成し、今までのスパイダーマンとMCU作中の中でも一線を画す形になってて良い副作用にも思います。
「インフィニティ・サーガ」のラストを締めくくり作品でアイアンマン = トニー・スタークに替わるMCUキャラが出てもおかしくないのに、特に出さなかったのも好感度高い。
ミステリオが最初に出てきた時は“ん? ドクターストレンジか?”と思いましたがw
ピーター・パーカー役のトム・ホランドは歴代のピーターを担当した俳優の中でもピカイチな位にハマってるかと思いますが、MJ役のゼンデイヤにちょっと違和感。
かと言って、初代スパイダーマンのMJ役のキルステン・ダンストは最後まで違和感あったしw、「アメイジング・スパイダーマン」のヒロインのエマ・ストーンは個人的に合ってたけど、MJではなくグウェンなんですが、なかなかMJ役は難しいw
でもピーターをサポートするハッピーも友人のネッドもメイおばさんも良い感じ。
なのに、ニック・フューリーの立ち位置がもう一つ分かりずらいんですよね~w
いろんな伏線の出し方も上手いし、また次回の振り方も上手い。
ラストでの次回の予告とJ・K・シモンズの登場も本来のスパイダーマンへの回帰の伏線になって、ドキドキのワクワクもするし。
MCUを語る上でアイアンマン = トニーの存在は外す事は出来ないし、また変に隠してもおかしい。
劇中でもアイアンマンの偉大さは随所に描かれている。
多分、この辺りは今後MCUを製作していく上で呪縛の様にのし掛かってくると思いましたが、その呪縛を解き放つ可能性を秘めた今作が「アベンジャーズ:エンドゲーム」の次に公開されたのは嬉しい限り。
スパイダーマンに多いに期待しても良いのではないでしょうか。
MCUの新たなる可能性として、青春映画としても、アクション映画としても第一級の作品でまたもやハリウッド超大作のプライドを見た感じ。
満足のいく超絶ナイスな作品です♪
ヒーローの遺志
エンドゲームでアイアンマンもといトニースタークというピーターの憧れであり父親のようでもあった人の死を半ば受け入れられない状態で始まる今作のピーター。過去を引きずったままで、それに追い討ちをかけるかの如く次々と起こる事件に苦戦するのは観てるこちらとしても歯がゆい気持ちでした。
中盤私生活とヒーローの両端で周りからの重圧に耐えられず、結果遺言を勘違いし、トニーから貰ったサングラスを敵に渡してしまうという失態を犯す一連の心理描写はとても丁寧でした。
クライマックス手前でトニーとピーターの理解者であるハッピーが客観的な視点を持って一緒に相談に乗り、それにより答えを導き出したピーターが再び立ち上がる様はまさに王道の良いところで、観終わった後も子供を見守る父親同様『成長したな』といった感じで余韻に浸れました。
前作のように子供から大人への成長といったテーマが今作も自然と描かれていて、ピーターの存在によりリアリティーが生まれて感情移入しやすかったです。
アイアンマンの遺志を受け継ぐヒーローとして大きく前進したスパイダーマンの活躍をもっと観たいと思える良い映画でした!
うーん。。
個人的には、あのエンドクレジット後の終わり方はなぁ。。長い間見てきたあの物語はなんだったの?と。驚かされたというより、裏切られた印象が強い・・。「アベンジャーズ」シリーズなのに、スケールショボいなぁと思いながら、見てたけど、あのラストで「こういう事情だから、仕方ないよね」って言われてるようで。。
あのラストなしでの感想としては、スパイダーマンらしいアクロバティックアクションもあったし、ミステリオの発想も面白かった。ただ、アクションシーンは、時間が短くて、もっと長い時間取ってほしいと思ったし、ミステリオは、アベンジャーズのヴィランとしては、どうなんだろう。エンド・ゲームの後の作品としては、物語のスケールも、ヴィランのスケールも、物足りなかった。「これから、大丈夫?」と思わせるアベンジャーズ本部の頼りなさ。ホログラムとドローンとニセ演出にまんまと騙されるとは。。仮にも、一度宇宙を救った人たちなのになぁ。。
と語ったところで、あのラストでそれらの感想が全て無意味にされちゃった。。かなり消化不良・・
年甲斐もなくピーターに感情移入する
前作も良かったが今作も傑作に当たる出来。良かった部分は山程有って書ききれないし、悪かった部分はチョット思い出せない。
ピーターにのし掛かるスタークの喪失感は完全に視聴者のそれと重なる。
スタークの、アイアンマンのいない世界を受け入れ乗り越えようとする物語。
サブタイトルのファー・フロム・ホームよりもアフター・ジ・エンドゲームまたはサクセサー・ジ・アイアンマンとした方が本作を正鵠に捉えている。
吹き替えで観たが、正解だった。吹き替えの上映回数もう少し増やしても良いと思うのだが…。
スパイディ映画らしく
マーベル・シネマティック・ユニバース23作品目。MCU版スパイダーマン2作品目。
MCUフェーズ3の最後にして、エンドゲームの後の話。
サノスとの戦いより普段の生活に戻った親愛なる隣人、スパイダーマンことピーター・パーカー。
夏休みにヨーロッパ旅行に行き、またもや世界を守る戦いへと巻き込まれていく。
前作から引き続きのネッドとMJ。
MCUからはニック・フューリーとマリア・ヒル。
さらには新キャラ・ミステリオ。
今までのスパイダーマン映画では作品毎に月日が過ぎるのは早く、高校、大学、社会人へとなっていくが、MCU作品では今回もまた高校生。一応5年経ってはいるけど。
前作ではあまりなかったが今回はスパイダーマンらしく恋愛模様も。
またその上でやはりヒーローとしての葛藤にも目覚める。
これはアイアンマンともかぶってくる。
前作ではヒーローになりたいピーター、ヒーローへの序章であったが、今回はヒーローとして認められ、まだ子どもでいたいというヒーローの葛藤へと。
大いなる力には大いなる責任が伴うが今後どこで使われるかもキーじゃないだろうか。
最後の最後にはさらなるMCUの広がりが垣間見えた。
他にも様々なネタが用意されていて楽しい。
マーベルゾンビーズ。
まさにコミックのワンシーン、表紙かと思えるような場面。
エンゲーのキャップを彷彿させるシーン。
アメスパ2のエレクトロ戦のような戦い。
USJのアトラクションかと思えるような戦い。
スパイダーモンキー。
ヒューマン・トーチに似てるかのような燃えてるシーン。
新スーツ開発はトニーに見える。
ハッピーもそれを見て感慨深げ。
最後の最後にJJJ。
次はきっと私がアイアンマンだの代わりとなる名セリフに期待。
これにてフェーズ3は終わり、フェーズ4が始まる。
今後はX-MENやF4の参加も可能となっており、インフィニティ・サーガの次は何が始まるのか。
シビル・ウォーやってなかったらやりそうな今回の最後でもあったが。
ハウス・オブ・Mで全てなかったことにならないだろうか。
オンスロートやギャラクタス、カーンなども期待。
スパイダーマンで言えば前作ラストのスコーピオンなどどう関わるのか。
ヴェノムまで繋がるのか。
スパイディには魅力的なヴィランが多いから楽しみ。アメスパで流れたシニスター・シックスも出して欲しい。
考え出すだけで楽しい。
まだまだ成長段階
この作品でmarvelのフェーズ3が本当の意味で終了する。
という触れ込みだったのでもっと期待していましたが、そういう意味では期待はずれでした。
展開やテーマとしても前作と似ていましたし。
期待をし過ぎずに見れば笑えるとこも多いので良い作品だと思います。
前作では「理想の自分と現実の自分」がテーマだったように感じました。
今作でもそんな感じがした部分もありますが(特にMJとの関係が)それよりも「偉大過ぎる影との葛藤」みたい感じがしました。
エンドゲームの盛大なネタバレ要素のアイアンマン・トニーの死、その代わりを求める人達、いまいち覚悟の決まらないピーター。
まだまだ多感な年齢からすれば、いきなりアイアンマンの代わりなんて責任は重過ぎますもんね。
スパイダーマンスーツ?はアイアンマンスーツに比べて火力も劣りますし。
その中で違う世界から現れるベック。
その人間性の良さにピーターは心を許しますが、ベックの本当の目的とは・・・
ベックのジェイクギレンホールが好きな俳優の一人なので
、らしさが出てる役で良かったと思います。どの映画でも引き込まれる気持ち悪さというかね。
ベックの正体が分かった時は少し残念でしたた。
サノスに勝利した今後はどんな敵と戦っていくのかがまだ何も無いので、「多元宇宙の新たな敵」だったら話を広げられそうだったのにな〜と思いました。
「ムズムズ」なんてありましたっけ?
スパイダーバース意識してます?
でも、最後はムズムズ大活躍。
ベックが残していったものが次のテーマになりそうだし、フューリーが今後考えていることも気になるので次回作に期待したいです。
やはり高校生に地球を救うスーパーヒーローは無理では…
あのままで終われば可愛いヒーローアドベンチャーものとして気に入って★四つでも良いかな、と思ったものを、クレジット後で又しても話をややこしくする映像を差し込んで「まだ付き合わせるのかい」(付き合わなきゃいいんですけど)とどっと疲れさせたので減点です。トム・ホランドもゼンゼヤも感じ良いのに残念。マーベルの悪い点だわ。ああいうのを入れないと今の客は付いていかないと思っているのかしら。何でもバーチャルでできる時代には簡単に信じるものは馬鹿をみる、という教訓は悪くないけれども、ベックの「男の嫉妬は真っ黒け」という動機ともども、高校生にはまだ少し難しいでしょ。プロットにTWISTED & FAKE(善玉と思っていたらラスボス、悪玉と思っていたら実は被害者、実は変わり身だった等)が二つ入っているけれども、マーベルはこういうの好きですね。
ティーンズラブ
エンドゲーム後の世界観として、最後のフェーズ3.
期待をし過ぎたというか、エンドゲームのボリュームを経た後だと、正直若干物足りなさを感じた。
ただ恐らく青年となった自分を感じたというかティーンの恋愛は甘酸っぱく眩し過ぎた部分もある。
冒頭の冒頭のエレメンタルとベックの速さ。
またアイアンスパイディの親近感等、スパイディらしさ溢れる冒頭から中盤。
ただベックとの物語が一旦中盤で終わってしまった中で、やはりという裏切り。
今の技術を駆使したVARというかあの空間はかなり酔ったというかリアル過ぎるし、やっぱすごい。
ただ強さが伝わり辛い反面、強過ぎるかなとも思った。正体がクローンの大量使用というのもリアリティがあったが、ヴィランとしては弱い。もっと異能力を見たかった。
最終的にゼンデイヤと上手く行ったり、エンドクレジットのニック改めタロスの所は面白く、そこで星が上がった。
前作『ナイトクローラー』から成長(?)したルイスブルームさんの映画
※支離滅裂なことを、大した文章力もない酔っ払いが書いてると思いながらお読みください。
まず初めにこの作品の評価だけを伝えるが、いたってシンプルに楽しめたMCU映画だった。
無論、MCU作品を最大限楽しむためには過去作の視聴は必須と口を酸っぱくして言ってきた自分ではあるが、今作は(幸運なことに)『アベンジャーズ/エンドゲーム 』と『スパイダーマン/ホームカミング』(ポストクレジットシーンで「?」となりたくない場合は『キャプテンマーベル (今ならデジタル版で視聴可能)』は見ときたいところ)さえ見ておけばほとんど差支えがない点が良心的。
普通に『スパイダーボーイ/ニアーバイハウス(すまし顔)』の内容についてネタバレありで感想をつらりつらりと書いてもいいが、それではあまりにも平凡なレビューに仕上がってしまいそうなので、ここはあえて誰もやらないような切り込み方で自分なりのレビューを書きたい。
ネタバレ込みのレビューであるとして書いてはいるが、ここで気をつけるべきネタバレは実は『ナイトクローラー』だったりする。
だから「『ナイトクローラー』ってなんやねん!」って人はいますぐNetflixなりなんなりを開いて視聴することを強くお勧めする。
『ナイトクローラー』とは、野心を持ったクソ野郎(褒め言葉)があの手この手で成功を収めんとするサクセスストーリー(半分嘘)を描いた作品であり、その主人公ルイス・ブルームを演じたのが本作で謎のヒーロー、ミステリオを演じた名優ジェイク・ギレンホールだ。
まず、予告映像で突如MCUに登場したヒーローの素顔が初めて明かされた瞬間に、図らずもにやけてしまったのはやはりジェイクが演じたルイス・ブルームというキャラを彼自身に投影してしまったからだと私は考えているが、とにかく彼がMCUに登場するのは良い意味で予想外だった。
彼のことをよく知らない人でも、彼の彫りの深い目を見れば「むむっ、こいつ、何か良からぬことを考えてそうだ!」なんて印象を持つ人も少なくないと思う(ジェイクに失礼)が、その不安を常に抱えながらこのMCUフェイズ3を締めくくる本スパイダーマンを鑑賞していると、思った通り作中中盤であるどんでん返しが起きるのだが、ここで彼の素性を前作『ナイトクローラー』(しつこい)で知っていた私は心の中で(やっばりな!思った通りだこのクソ野郎!)と叫びつつ氷のなくなったペプシコーラを飲んでいた。
この視点、つまり『ナイトクローラー』でのルイス・ブルームと本作のミステリオは同一人物(だと思い込む)視点から見ると、この映画での彼は前作から大きく成長したように感じた。
彼は前作で、「成功のためにならなんだってするしなんだって犠牲にする」というスタンスとともに、「自分が大好きで大好きでたまらない」という自己愛性人格障害者的な要素を擁立したクソ野郎であり、その結果人の死すらもネタにする最低野郎と化したわけだが、今作での彼は前者・後者ともより行動力を添えた形でブラッシュアップしたような役となっている。
今作では、自分の開発した技術を(オブラートに包んで)ゲロと表現されたことを発端として、今は亡きトニー・スタークへの復讐と、自分が新時代のヒーローだと崇められたいという自己承認欲求が歪んだキャラクター、ミステリオを作り上げた。
今回の彼は自分1人ではできないことをわかった上で、仲間を募り自ら課した大義を果たすべく多くの「フェイク」を作り出していく。
だが、作中彼が味方にドローンで銃を突きつけるシーンから分かるように、あくまで彼がなりたかったのは絶対的なヒーローとしてのミステリオという地位であり、そこには自分以外の要素(ここではドローン技術を提供した相棒的存在やドレスアップ担当の女性など)などなく、彼らがどう扱われるかなど気にしていない、あくまで自分を立たせる為の演出道具としての仲間なのだと、観ていて感じずにはいられなかった(ルイス・ブルームが頭をよぎっていたため)。
勿論、彼らも自分たちが表立って評価されるものではないとわかっているにしても、ここまでして仲間を扇動して成功を収めようとする心意気、まさにルイス・ブルームに繋がるように感じた(強引ながら)。
『ナイトクローラー』のラストシーンでは、ルイス・ブルームは新たなチームメンバーに向かって「私がやらないようなことは絶対に君たちにやらせたりしない!」などとほざいていたが、作中で相棒や同業仲間を犠牲にして成功の道を歩もうとしていたのを観た後では、本心では自分の成功だけが目標でありその達成のためならなんだって犠牲にするような気質は俄然変わっていないのではないかという不安を感じざるを得ない。
その点、本作のミステリオは自ら進んで前線に立ち(プロジェクトディレクター的な意味だが)、「ガキどもは俺がやるキリッ」みたいな発言もしちゃうぐらい自分でなんでもやろうとするキャラクターだったが、やはりというべきか彼は本作では悪役として語られるため、ラストにはしっかり死に際を押さえられることとなる。(『ナイトクローラー』だと...)
勧善懲悪になるのがほとんどのヒーロー映画であるのには間違いないが、今作では『ナイトクローラー』のような「悪い奴らがのし上がっていく」的な現実的な話でなく、1ヒーロー映画としての戦いの末としてルイス・ブルーム的ミステリオが成敗されてよかったよかったというストーリーのため、なんともいえない複雑な感情を抱きながら鑑賞を終えた。
もう終盤何も書いてるのか自分でもよくわからないが、とにかく『ナイトクローラー』という作品を直前に見ておいて良かったと思いました、はい。
後日談…
エンドゲームの後日談の枠を超えきれていない。フェーズ3の終わりがこれでいいの?というかエピローグとしての位置付けならば最高。映画を観始めたらのが0時をとっくに過ぎてから…いつもなら退屈なら速攻で寝てしまうのですが終わりまで起きていましたから。IMAX3Dを久々観ましたが字幕が読み辛くて…最近楽して観てるからな…。
物語は…アイアンマン亡き時代を迎え「アイアンマン」継ぐ者を世間も望んでいた。そんな時に…まぁストーリーは置いておくとして…ラストのいつものお約束の展開、あれは必要だったのかな…?確かにピーターがスタークと同じ立ち位置につくとしたら自分の立ち位置について決断しなければならないでしょうけど、我らの隣人のスパイダーマンにそれができるのかな?思いっきり次作への布石を打たれちゃいましたね。そしてなにより、その後で語られるもう一つの真実。これって深読みすると単純に成り代わりじゃなくて、そもそも今回の事件自体が「ある人」に仕組まれていたって事?
スパイダーマンにある決断をさせる為に大掛かりで仕組まれた事?
まぁ次作で判明するのかな?
マーベルは色々あるなぁ。
エンドゲームを引き継いでいるとは言え、おもむきの異なる青春映画になっているところが、凄い!!
戦い方も試行錯誤で、負けることもあり、納得の展開でした。ピーター達は16歳だったのね。若いっ!!
とても楽しい
敵がVRが得意なだけで、ヒーローの真似をしていただけの一般人というのが健気で泣ける。デザインも頭がまんまるの球体という投げやりで偽物っぽくてかっこいい。そんな彼がドローンを駆使してスパイダーマンを翻弄して、ニック・フューリーを手玉に取ったのだから大したものだ。
世界をめぐっているのも続編ぽくて楽しい。
友達のデブに彼女ができて裏切られた気分。
鋼鉄の意志を継ぐ若者(ヒーロー)
単体作としては『スパイダーマン:ホームカミング』に続く第2弾だが、やはり『アベンジャーズ/エンドゲーム』後の話として気になる所。
あの壮大なフィナーレの後、どう展開するのか…?
と同時に、MCUフェーズ3のトリ。
まず、『~インフィニティ・ウォー』『~エンドゲーム』は見ておいた方がいい。
いきなり『~エンドゲーム』のネタバレから始まる。
命に代えて世界を救った今は亡きヒーローたちへの哀悼…。
感動と喪失のまま…と思いきや、
逆手に取った軽妙な始まりと展開。
指パッチン、指パッチンって、某芸人のネタじゃないんだから!
あの『~エンドゲーム』の後では荷が重いだろうという心配は無用。スパイディはスパイディ!
のっけから楽しい。とあるシーンのバスの中での危機は、ハラハラ&爆笑モノ!
さてさて、そんなスパイディ/ピーターは今回、重大なミッションが。
夏休み、学校の友達とヨーロッパ旅行へ。その旅行中、MJに告白する!
今後の学校生活を決めるであろう、青春の一大事。
…なのに、本当のミッションが。
スルーし続けていたが、遂にフューリーに捕まる。
アイアンマン/トニーが若いピーターに期待していた事から、ヒーローとしての任務が下される。
えー、大事な大事な旅行中なのに…。
それを考慮してくれたかと思ったら、職権乱用。と言うか、フューリーさん、もはやパワハラ…。
その任務とは…
あの壮大な闘いの後次元が歪み、突如現れた謎の異次元モンスター“エレメンタルズ”を退治せよ。
かなり手強い。
そこへ、強力な助っ人が。
エレメンタルズと同じ異次元から来た戦士。
人々は彼の事をこう呼ぶ。新たなヒーロー、“ミステリオ”と。
このミステリオのキャラがとてもいい!
空を飛べ、手から強力なビームを放ち、
強く、優しく、
フューリーから責められ落胆するピーターの相談に乗る。
ヒーローの先輩と言うより、一人の人間として頼り甲斐がある。
MCU初参加。ジェイク・ギレンホールがさすが巧い!
トニーから贈られたハイテク・サングラス。
てっきり自分が鋼鉄の意志を継ぐ者だと思っていたけど、それは自分じゃない。
スタークさんやフューリーさんが自分に期待してくれるのは嬉しいけど、ヒーローに相応しい人物は居るじゃないか。
自分の使命は、その相応しい人物を探し出す事。鋼鉄の意志を譲り、託す事。
彼なら信じられる。
自分はまだまだ未熟。ヒーローとしての責任は勿論あるけど、普通の高校生生活を送りたい…。
…が!
ここでまさかの急展開!
あまりの出来過ぎに胡散臭さを感じ、何となく察しは付いたけど、
真のヴィランに皆、まんまと騙された!
前作『~ホームカミング』も今作も通じるものがある。
ヴィランはトニーを憎む者。
トニーはヒーローとして世界を救ったが、多くの反感や憎しみを生んだのもまた事実。
大人たちの身勝手、傲慢。
フューリーのパワハラはさておき、ヴィランの陰謀。逆恨みでしかない。
そして、若さ故の失敗。
ヒーローと一人の若者の間の優柔不断が危機を招く。人を信じる人の良さも…。
でも、それってそんなにいけない事なのか…?
確かにやっちまった失敗だが、誰だって若い頃、何度も何度も何度も何度も失敗した筈。
その失敗から学ぶ。
現にピーターは助けられながらも、最後はほぼ自分の力で失敗やヴィランに立ち向かう。
その姿は未熟者ではない。
いっぱしのヒーロー。
少年から責任ある大人へ。
だから、トニーは君を選んだんだ。
君こそが、鋼鉄の意志を継ぐ者なんだ。
あるシーンで、ハイテク機器を操作する姿はトニーそのもの。
そのシーンに掛かる楽曲は、『アイアンマン』第1作目でトニー初登場シーンに掛かった曲。
それを見守るは、ハッピー。演じるジョン・ファヴローは、『アイアンマン』第1作目の監督でもあった。
様々な思いが感慨深く繋がっている。
ジョン・ワッツの演出は今回も絶好調。
前作増しのアクション、スケール、ユーモア、快テンポで飽きさせない。
ヒーロー映画だが、『スパイダーマン』は青春映画でもある。
ゼンデイヤ演じるMJは出番と魅力が大幅に増え、今回も愛すべきナイスキャラのネッドを始め愉快なクラスメイトたち!
そして言うまでもなく、主演トム・ホランドの好演。
もはや3代目スパイダーマンじゃない。彼こそが今、スパイダーマンなのだ!
共感必至のコミカル&恋の青春ストーリー、
見せ場たっぷりのヒーロー・アクション、
そして、鋼鉄の意志を継ぐ若者の成長…。
上々なんかではなく、見事なTHEエンターテイメント!
後味良く、爽快にMCUフェーズ3を締め括った…と、思ったら!
エンディング後のオマケ映像で驚きの展開!(ライミ版『スパイダーマン』であの役のあの人が同役でサプライズ登場!)
どうなる、トムホスパイディ!?
どうなる、MCUフェーズ4!?
もう一つのオマケ映像は、
今回は色々と騙された!
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