スパイダーマン ファー・フロム・ホームのレビュー・感想・評価
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TV局のヤラセ報道の警鐘
ミステリオの正体は映像作家で令和風に言えばYou Tubeのような要は映像クリエイターのクエンティン・ベック。Wikipediaの情報が正しければ元スターク・インダストリーズ勤務の会社員(しかも超優秀)。スパイ組織S.H.I.E.L.D.(シールド)にして簡単に騙すほどの超優秀だが所詮は人間業。蜘蛛に刺され遺伝子変異で人間離れしてるスパイダーマンがなぜ騙されるのか。ちなみにコンピュータなんてのはハッキングされてしまえばお手上げで例えば海外ドラマ『エージェント・オブ・シールド』で活躍するハッカーのスカイがいればスターク・インダストリーズが仮に国防総省やホワイトハウス並のセキュリティであってもハッキング出来るのでスカイにハッキングさせてミステリオの攻撃を止めてしまえば事は簡単に済む。
鑑賞動機:惰性5割、ハッピーとメイおばさん5割
ウェルカム・ホーム ピーター
中学生の頃、ジョン・ロミータの描き出す曲線美に魅せられて、スパイダーマンのコミックにハマって以来大好きなシリーズで、映画のスパイダーマンはずっと追いかけてきた。サム・ライミ版も捨てがたいが、トムホ演じるスパイダーマンは実に魅力的だ。早口でまくしたてながら飛び回る。彼こそ、オリジナルのイメージに限りなく近い。
しかし、時代背景や版権のパワーバランスによって、微妙にアップデートし続けた結果、高校生のピーターは最弱とも思える設定になり下がってしまった。別にトニー・スタークにスーツを作ってもらわなくても、銃弾は感覚でよけられるし、先端のテクノロジーを自在に操っていた。はずだったのに、アベンジャーズの見習いメンバーに成り下がったのがずっと不満だった。
今回それが上手に生かしてある。オリジナルのピーターは、恋人や家族に自分を打ち明けられず、金欠で、学業も困難続き。それもこれも、スパイダーマンであるが故の苦悩で、投げ出してしまうわけにもいかず責任がのしかかる。詳しくはネタバレになるので避けるが、正体を明かせない、そしてテクノロジーに頼らなくとも超人的に強い。そんな彼が帰ってきたのだ。
しかも今回、『エンドゲーム』の続きの世界のことが随所にちりばめてある。すでに予告編でも取り上げてある通り、トニー・スタークが死んだ後の世界で、ピーターは日常を取り戻し、自分の恋の行方が気になって仕方ない。世界を救うことは自分の手に余ると考えている。そのあたり、絶妙のバランスでストーリーが進行していく。おかしくて、ワクワクさせられて、ちょっと切ない。そして見終わった時の感想は、
「おかえりなさいピーター」
中学生の時、夢中で追いかけたヒーローにまた会えた。
当然この続きがもっと描かれるものと期待してやまないが、アベンジャーズとは独自の世界観をたどり始めたようだ。トム・ホランドは30歳まではきっとこの高校生の役から逃れられないのだろう。マイケル・J.フォックスのように
2019.6.28
エンドゲームからのお話。 トニーが恋しくなってしまう今回。 敵も今...
スパイダーマンがヨーロッパ旅行先で巻き込まれる珍道中。ずっとしっく...
スーパーヒーローの独り立ち
自分を犠牲にして金属アームを体に埋め込んだ博士のことを思うと…。
ドローンを使って映像を作り出す?これこそ令和時代のスパイダーマンの敵という感じがした。今や当たり前のようにあるドローンをスパイダーマンでこのように使うなんて制作陣に尊敬の念を抱かずにはいられず、さらにスパイダーマンが好きになる。
闘っている時のスパイダーマンとそれ以外のスパイダーマンとのギャップも良くて画面を通して観てられるだけで幸せ。
最後は前作と同じセリフで終わるのも個人的には好きなところ。
ずる賢い大人達に純朴な高校生がいぢめられるおはなし
冒頭からサンドマン、続けてハイドロマンが登場。(決してアクアマンと言ってはいけないw)そして、ミステリオのタッグときたら、なんかもうウルトラマンか戦隊ヒーロー、対象年齢どれだけ上げてもせいぜいハリーポッターだなぁ、と感じて観ていました。
(だって、ミステリオの造形ってウルトラマンレオのノーバを思い出すし〜w)
とは言え、初代ミステリオのクエンティン・ベックだし、演じるはトム・ホランドの尊敬するジェイク・ギャレンボールだし、もしかして本作のベックは本当に良い奴?ヴェノムみたいなキャラ改変もあるしなぁ、と思いかけましたが、やっぱりベックはベックでしたw
エレメンタルズは名前だけというか、一般的な意味合いに近い使われ方で、アトランティスの奴らではありませんでした。火はヘルファイアではなくモルテンマンw真・女神転生のフレイミーズとかに近いキャラ設定として使われていましたね。
まぁ、前半1時間は「今後、スパイダーマン映画はどういう視点で鑑賞すればよいかなぁ」など迷っていたのですが、ジャスト中間地点でキタ!キタ!キタ!キターーッ!
そうだよね、これくらいの展開にしてくれなくちゃ、大人は鑑賞出来ないよw
レビュータイトルは、序盤のフューリーで思いついたのですが、可哀想にメインストーリーもそのまんまでしたw
映画スタント能力や特殊映像技術のスペシャリストであるベックを、アンチトニー派筆頭に持ってきたのは上手いねー!スタークインダストリーのホログラムやステルス技術を全投入すればベックの才能がどれだけ活かせる事か!
ようやく子供向け巨大怪獣映画から、普通のSF娯楽映画に切り替わったわw
という訳で後半はなかなか楽しめました。マリアとのやり取りで、フューリーにかなり違和感を覚えていたのだけど最後に納得w
あれ?MJの名前、メリージェーンじゃないんだ?忘れてたわ。MCU、細かいところ変えてきてるのね。
甘酸っぱいハイティーンの恋心もハッピーエンドで嬉しいです。
ハルクやらキャップやらソーを彷彿とさせる小ネタも随所に仕込まれていてなかなか楽しい。
しかし、私は本作鑑賞中、ずーっとトニーを観ていたようなものでしたw
あまり、映画や2次元のキャラクターに惚れたりしないのですが、私、マジでトニー、相当好きかも!(爆)
本作の中だけでも世界中にとてつもなく大きな影響力を与えているトニー・スタークの幻影。あらゆるシーンに頻繁にトニーを感じるわけですよ。
スタークインダストリー社プライベートジェット内で、ピーターがスーツを製作する姿にトニーの面影を見るハッピー。実に胸熱シーンでしたね。(でもピーターくん、それエシディシだからw人気のピーク、10年違うからね?間違えられちゃ、あぁぁんまりだぁぁ(笑))
今、鑑賞中の007マラソンが終わったらMCUマラソン始めてみようかと思います。色々と忘れているしねw
幻覚
とても面白かった
・エンドゲームの後っていう予習をまたせず観たけど、5年のズレが理解できてよくできてるなぁと思った。リズの事をすっかり忘れてMJの事を一途に好きだった感じが少し寂しかった。
・舞台をイタリアやオーストリアにしているのがとても良かった。仲間も全員キャラが立ってて良かった。親友が一作目に続いて良い人であんな友達がほしかったと思った。
・ミステリオが自分をミステリオって名乗ってたのが設定の浅さの伏線だったのかと思った。
・魔法とかありの世界であの流れでホログラフィック?で作られた立体映像だったっていうのには驚いた。イーディスが呼べるドローンがとんでもない性能を持っていたけど、スパイダーマンを一切仕留められないのが仕方ないかと思った。
・ハッピーがおばさんの事が好きになっていたのが面白かった。自分が中年のせいか、微妙な感じがリアルに感じられた。
エンドゲームの続編❗️
80点
映画評価:80点
本当にこのスパイダーマンが大好き!
若くて、今どき
幼くて、素直
騙されやすい(信じこみやすい)
でも、ちゃんと地頭は良くて、思いやりもある
ヒーローとしての資質も十分
最高のヒーローです。
上記で述べた部分は彼の弱点であり、
愛すべきポイント。
他のヒーローたちは成熟した魅力があるが故に、
性格も精神もある程度完成されている
でも、
このスパイダーマンは
ヒーローとしての自覚より学校の行事を選んでしまうくらい、まだまだ発展途上
見ていてドキドキ、ワクワクします。
心配にもなるし、爽快感もある
横(他のマーベル作品)の繋がりがありからこそ、
新しく見えてきた魅力が沢山
この作品大好きです!
【2021.9.8観賞】
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