「【”次のスタークへ、君を託す。”恋の成就かヒーローとしての成長かに悩むトム・ホランドスパイダーマンシリーズ、コミカル要素強めの第二弾。まさかあのスターが演じたキャラがねえ、ビックリである!】」スパイダーマン ファー・フロム・ホーム NOBUさんの映画レビュー(感想・評価)
【”次のスタークへ、君を託す。”恋の成就かヒーローとしての成長かに悩むトム・ホランドスパイダーマンシリーズ、コミカル要素強めの第二弾。まさかあのスターが演じたキャラがねえ、ビックリである!】
■アイアンマン、トニー・スタークからヒーローとしての責任を託されたスパイダーマン=ピーター・パーカー(トム・ホランド)は、街の平和を守ることに努めていた。
待ちに待った夏休みになり、恋心を抱くMJ(ゼンデイヤ)と親友ブラッドや友人たちとともにヨーロッパ旅行に出かけたピーターは、フューリーから新たな脅威と戦うことを迫られる。
だが、彼を待ち構えていたのは、ヴェネチア、ベルリン、ロンドンに現れた怪物たち。そこに現れた正義のヒーロー”ミステリオ”(ジェイク・ギレンホール)は、次々に怪物を倒していく。
◆感想<Caution!内容に触れています。>
・いつものように、この映画のフライヤーが手元にあるのだが、ナント三種類もあるのである。中々ないよね、三種類のフライヤーを出す映画って。MCUの気合が伝わって来るようである。
・その一枚の見開きのムッチャ、力が入ったフライヤーには、じゃじゃーんとスパイダーマン=ピーター・パーカー(トム・ホランド)と正義のヒーロー”ミステリオ”(ジェイク・ギレンホール)と、ニック・フューリー(サミュエル・L・ジャクソン)が、キリッとした顔で決めポーズを取っているのである。
当然、”ミステリオ”が新たなるヒーローかと思ったが、アララ・・。
■トム・ホランドスパイダーマンシリーズの魅力は、まだ少年の面影を残すスパイダーマンの成長物語だと思っているが、今先では前作に引き続き恋の要素も強めに描かれている。マア、ゼンデイヤは魅力的だよねえ、少年にとっては。
・今作では、正義のヒーロー”ミステリオ”が実は、且つてトニー・スタークに解雇された科学者であって、ホログラムを活用し、何でも信じちゃうトム・ホランドスパイダーマンを翻弄する所がミソなんだけど、ニック・フューリーもナカナカお茶目で、彼もトム・ホランドスパイダーマンを可愛がりつつ、試している所が面白いんだよね。
<VFXを、これでもか!という位、多用したお金のかかったスパイダーマン独特のアクションシーンは勿論良いのだが、ヤッパリトム・ホランドスパイダーマンシリーズの魅力は、素直で、恋もする若い少年の成長物語って所じゃないかなあ、と思った第二弾である。じゃーね。>