ターミネーター ニュー・フェイトのレビュー・感想・評価
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二人揃って素直に嬉しい
シュワちゃんとリンダ・ハミルトンが揃って出演に惹かれ公開当時映画館で鑑賞。改めてT2は名作だったのだなぁ、と実感した。内容は「あ、こんな場面何度か観たことあるわ、、」既視感、といったところ。これまでT2の後にどんなターミネーターが出てきてもT2以上の驚きは無かったし、今回はどうかな、と楽しみにしていました。 ツッコミどころは満載でしたが、それでもシュワちゃんとリンダ・ハミルトンが揃って出演の同窓会的な贅沢な存在感があり、退屈だけはしない時間を過ごしました。とはいえ、観た後に心に何も残らない感じは否めない、、、。
工場で機械に仕事を奪われている矢先に・・・
冒頭の、これまでのシリーズの世界観をひっくり返したことに戸惑うファンが多かったようだ。実際、スカイネットが存在しない世界でも、似たようなAIが人類を滅ぼすという話なので、同じことをやるなら、なぜ今までの設定を潰す必要があったのかよくわからないが、とはいえシリーズの面白みはきちんと抑えているので楽しめる。 サラ・コナー役のリンダ・ハミルトンは貫禄がある。生身の人間なのに一番強そうだ。AIと機械によって人類が滅ぼされようという世界なのに、彼女がいればなんとかなるかな、という安心感さえある。新登場のマッケンジー・デイビスも素晴らしかったが、リンダ・ハミルトンの貫禄には敵わないと思った。 ターミネーターシリーズは、基本的にAIは人類の脅威となるという考えに基づいた作品だが、それを象徴するような工場のシーンが面白かった。機械の導入でリストラの話をしている工場に、未来からやってくる殺人ロボットが命を奪いに来る。機械に奪われるのは仕事だけじゃないのだ。
継承と創造の見事なバランス。マッケンジー・デイヴィスの活躍も◎
ジェームズ・キャメロンが製作と原案で復帰、監督には2016年の「デッドプール」でデビューしたばかりのティム・ミラー。共同脚本に「ダークナイト」3部作などで定評あるデヴィッド・ゴイヤーも加わり、キャラ設定と物語の両面でシリーズの資産を継承しつつ新たな魅力も創造する、感慨深くも新鮮なSF活劇となった。 1991年のT2から28年、相応に年を取ったリンダ・ハミルトンとシュワちゃんの登場に胸が熱くなるが、継承と創造を端的に示すのは新ターミネーターREV-9だろう。T-800のスケルトンとT-1000の液体金属のハイブリッドという着想に加え、骨格と液体金属が分離して2体で攻撃する連携技が秀逸だ。 「オデッセイ」から注目してきたマッケンジー・デイヴィスが、サイボーグ戦士として主力級の活躍をみせる点も嬉しい。彼女の役も1作目のカイルとT2のT-800を融合させたような設定で、これも継承と創造だ。
ちょっとこんがらがる
これまでの奮闘により未来が変わってスカイネットでなくなり…でも相変わらず狙われる、というちょっとややこしいどころある。 とはいえ変わった未来でも革命闘争はあってほぼ展開は同じ。そこに新たなキャラとこれまでのおなじみメンバーが協力してことに当たりました、てな一粒で2度美味しい作り。 おなじみメンバーだけでも良かった気もしなくもないが、平均年齢上がりすぎちゃうからかな?とはいえ年齢を感じさせない動きを見せてくれてあっぱれでした。 最初から最後まで息もつかせぬアクション!疾走!
T2からの正当な続編?どこが?冒頭で無かったことにされてて唖然。 ...
T2からの正当な続編?どこが?冒頭で無かったことにされてて唖然。 おばあちゃんサラとおじいちゃんシュワターミネーターが出てくる懐かしの同窓会的作品。 まず新キャラたちに魅力が全く無い。決定的に無い。 舞台メキシコの必要性も無い。 ストーリーも結末もバレバレで逃亡、戦闘の繰り返しで時間盛ってるけど内容は無い。 ラストが容易に想像出来るので道中の危機感も無い。 無い無い尽くめの映画だが不可解な矛盾点はてんこ盛りあるので気にならないフリをしてラストまでなんとか突っ走れ。 だがさすがに犬が懐くヒゲ植毛のジジイターミネーターは無いわ。
時代は変わった
まずはシュワルツェネッガーとリンダ・ハミルトンがおじいさんとおばあさんになったし、何よりも今回はサイボーグであるシュワルツェネッガー以外、人間側の戦士であるサラとグレースも、未来の救世主のダニーも全員女性であることが時代が変わったと思わせる。かつては力と力がぶつかり合う戦いは男性のものだったが今は女性、という映画が非情に多い。キャプテン・マーベルもそうだしゴーストバスターズもそうだった。他にもたくさんある。 でもね、こういうのは所詮ハリウッドが女性オーディエンスのご機嫌を取ってるだけにしか見えない。だってリアル世界と乖離してるから。女性が男性と同等に、いやそれ以上に戦えるなら、リアル世界での軍隊も最前線で戦闘する兵士に女性を男性以上に登用して欲しい。映画の世界では男なんか相手にならないほど強いのにリアル世界ではか弱い存在だから手厚く守らなければいけないって、子どもたちも混乱するだろうな。
過去の名作を骨の髄までしゃぶり尽くしました
ようやく観ました。ターミネーター2の正式な続編と認定されたニューフェイト(原題はDark Fate…何故変える笑)。 期待と斜に構えた気持ちで観てましたけど、もう何でもあり過ぎで、粗探ししたい気持ちのほうが上回ってしまいました。2から何十年経ったでしょう。撮影技術も進歩したのでしょうが、見る方の目もマインドも進化してるんですよ(偉そうですが)。 ターミネーターのREV-9ですか、もうどうやったって死なないでしょ、ってなくらい不死身過ぎて、生身の人間が太刀打ち出来るわけないじゃん、って現実的な野暮な突っ込み入れたくなる。 戦闘シーン以外でも、車ごと飛行機から落ちて、かすり傷程度で済むわけないだろ、とかね。もうこの手の映画観ないほうがいいよ、って逆に突っ込まれるくらいありえないシーンに突っ込み入れたくなった。 所々に2を思わせるシーンを入れ込んでオールドファンを感傷的にさせようと工夫はしてるんだろうけど、もういっそのこと別作品として展開したほうが良かったんじゃないのかな。でも、シリーズものにしないと(自分も含めて)1と2の余韻と感傷に浸っているファンを惹きつけられなかったのか。 2以降、色々迷走したターミネーターシリーズ。もうこれで完結ですよね。もし後世にターミネーターについて語る機会があったら、1と2で十分だよと、いや、1と2以外観ないほうがいいよ、と伝えたいです。
このシリーズはT2が頂点でそれ以降は下がってましたが、いやいや、期...
このシリーズはT2が頂点でそれ以降は下がってましたが、いやいや、期待ゼロで観たら素晴らしいじゃないですか! リンダハミルトン登場で思わず来たー!と雄叫び!そんでもってエドワードファーロングが画面に映し出された瞬間からボルテージは MAXです! 後半から登場のシュワちゃんもやっぱり良い! 今回のターミネーターはもう強すぎてもはや笑っちゃうレベルでしたが(だって勝てる要素ゼロでしたから) 。サラとカールの関係性がある意味1番感情揺さぶられました。
フェイト:運命、宿命
先ず未来社会の最新兵器が黒墨という時点でスパイダーマンのうごめく黒い液体のヴェノムを思い出した。つまりはMARVELの巨悪をパロディ/オマージュという事か。どうせならリメイクで2の液体金属を流用してほしかった。セクシーな女戦士マッケンジー・デイヴィスは客寄せパンダとしては悪くない。でもリージョンて…。なぜスカイネットでは駄目なのか。恐らくは著作権の都合でスカイネットが使えなかったと考えれば筋が通る。大コケシリーズのターミネーター(栄華を誇ったハリウッドも世界恐慌には勝てずに著作権を売却する時代)、権利処理が複雑になったのでスカイネットを切り捨てリージョンとしてリニューアル。まあ下手に理屈っぽくなったターミネーターシリーズでここまで理屈抜きのアクションは令和のハリウッドでは珍しい。
時の経過を感じてやるせない
思ってた以上にターミネーター2の劣化版という感じで… 何というかやっぱり2で終わらせておいた方が良かったとしか思えない感じだった 人間を改造しちゃうのは違うんじゃないかと… ストーリーには全く関係ないけれど ⇒老化は必然であるけれども、リンダハミルトンの皺が気になり過ぎた
CG技術が発展して、 ど派手な映像が見ものだとしても、 やはりター...
CG技術が発展して、 ど派手な映像が見ものだとしても、 やはりターミネーター2を超えることはないんだよな。 リンダハミルトンが出てきて、 歳はとっても、貫禄のある姿はうれしかったが、 映画としては、 いまいち楽しめなかった。 それはそうと、 今回の悪役のターミネーターはメキシコ人だった。 たぶんこれは、 今後発展していく南米を意識してのキャスティングだったのだろうか。 前の時には韓国俳優のイ・ビョンホンがターミネーターやってたよね。 違う映画で、 トランスフォーマーで、 中国からのスポンサー資金で、 映画公開前からすでに採算をとれていたことがあって話題になったことがある。 もしかしたら、 これから完成映画をどんどん売り込みやすくするために、 新市場を開拓しやすくするために、 今回はターミネーターをメキシコ人にしたのかもしれない。 (僕の想像です) 中国市場が開放的であれば、 次当たりのターミネーターは中国人になる可能性もあると思うが、 政治的にやりにくいと思う。 なので、 次のターミネーターは何人がやるかという予想ですが、 次当たりはインド人がターミネーターをやるのではなかろうか。 日本人にやらせて欲しいんだけどな。 日本には、 ケイン・コスギという世界に向けての立派な俳優もいるのに。
確かに映像もアクションもすごい!破茶滅茶だった世界感を一度リセット...
確かに映像もアクションもすごい!破茶滅茶だった世界感を一度リセットして、ストーリー性も積み上げていって作りあげているが、結局は今までとやっていることは同じ…もういいでしょう…
路線戻しに期待したがガッカリ感半端ない
ターミネーターは3/4と駄作が続いてようやく本卦還りで良くなってほしいと思ったがダメだったな本作。 なにしろ脚本が悪い。起承転結ができてないのでなんか延々ぐだぐだくだらないことやってるだけ。見せ場は全部ターミネーター1/2あたりの自己模倣。造り手の能力劣化しか感じない内容で超絶がっかりした。 まあ見ないほうがいいかと。
リンダの復活、シュワちゃんと夢の共演。良かった。良かったんだが、や...
リンダの復活、シュワちゃんと夢の共演。良かった。良かったんだが、やっぱりなあ。もう10年早く作って欲しかった。ところでジョンの扱い、酷くないか(笑) 後の主要キャラがもう一歩か。特にターミネーターが勝村政信みたいでどことなく人が良さそうで×。もっとトラウマになるくらいの悪でなきゃ。 ターミネーター2があまりに完璧すぎた。
これが面白いのだろうか
ターミネーターシリーズは予習済みでアマプラに上がってきたので視聴。 毎回同じ展開で同じ落ちに終わる。 視聴していて何だが、タイトルを見た時点で話の落ちは見えている。 これはもしやアメリカの時代劇のようなものなのだろうか。 昨今のポリコレに配慮して強い女性3人+初代ターミネーターでフェミニストもニッコリ。 というより、ターミネーターが家庭を持っていてバレてないのが笑える。 正直ターミネーター2以降は蛇足であり、続編が出来る毎に陳腐化している気がする。
T2の続編として
T2は家族で何度も見ました。楽しすぎてUSJのアトラクション「ターミネーター 2:3-D」にも何度も入場し、「これが続編だ」と盛り上がっていました。その後のいくつかの映画も見てきましたが、なにか違っていました。 本作は、監督も主演も正統にT2を引き継いでおり、「良きターミネーター」を再び見せてもらえたように思います。無敵のターミネーターに対してほとんど効果が無いにも関わらず、バカの一つ覚えのように銃を乱射するというのが、もどかしくもありますがこの作品の良さなのでしょう。 これが続編であるということに納得できました。今後も続くのか分かりませんが「ターミーネーター」というシリーズに快くケリをつけられた、私にとってはそんな作品でした。
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