ターミネーター ニュー・フェイトのレビュー・感想・評価
全646件中、541~560件目を表示
リンダ・ハミルトンからの返答
序盤のとある展開は賛否があると思いますが、その後のダニーが何者であるのかも含めてT2後の世界についての1つの回答をくれたと思っています。スカイネットの野望が打ち砕かれた後の世界は? サラコナー役のリンダ・ハミルトンがこの脚本ならと納得して出たと言われているこの作品。しっかりとT1・T2のベースを踏襲してくれていました。
そして何よりこの映画の特徴としてはとにかく主役3人の女性が強くてカッコいい。アクション、アクションでアクション映画の真骨頂でもある。盛り上がりどころを各所にキッチリと押さえているので2時間全くダレずに見ることが出来ました。
問題としてはT2でやることは全てやり終えているのである程度焼き直しになってしまうこと。そして液体ターミネーターというのも敵としてこれ以上なく完璧な設定なのでこれ以上のものがないこと。倒し方をどうするかが一番の問題ですよねこれw
ただ、ターミネーターらしいターミネーターを見れた。そしてターミネータという作品、中でもサラコナーに関する物語はこれにて完結という完全なる回答をいただいた満足感は大きいです。ターミネーター好きなら絶対に見ておくべき作品だと思います。
新しさがなかったので残念です。
何故いつもこのパターン?
ターミネーター2の二番煎じを作っても、しょうがないでしょう。1あっての2なのだし。しかも今回はシュワちゃんの無表情&無敵感も無し。1のホラー路線で続編を作って欲しかった。物語冒頭の、ジョンが殺されるシーンは、導入としても技術的にも凄く良いシーンなのだから、それを生かして、例えば、ジョンを殺され、復讐の鬼となったサラコナーが、シュワちゃんの義理の息子を殺そうとし、息子を執拗に追いかけ、それを老朽化が進み、かつてのようには動けない老シュワちゃんが守る為に奮闘する。というのを、義理の息子の視点で描くサイコスリラーなんて、面白いかも。あのシワシワお婆ちゃんサラコナーが、シャイニングばりに襲って来たら、それだけで怖いでしょう。
今回は登場人物も多く、主人公もハッキリしないため、物語に没入出来なかった。最初のアクションシーンの前に、誰かしらの背景をしっかりと時間をかけて描き、観客に感情移入させないとダメでしょう。あと、アクションシーン、早過ぎて追いつけない。スピード感とかではなく、間違って早送りボタンを押してしまったかのような、ただの早送り。他にも言いたいことは沢山あるけど、とにかく期待していた分、物凄く残念だった。
今年で言うと、MIBのリブートと並ぶガッカリ感。
迫力あり
オマージュと、チップと
エンタメ度200%越えの満足感!
本シリーズは全ての作品が満足度高めな印象。
今回は3人の女性を中心に話が進むんだけど皆さんカッコ良い!!
特にリンダ・ハミルトンさんが演じるサラ・コナー!
メチャクチャカッコ良くて下品な言葉も最高でした!
流石の人類を救った立役者(笑)
前半は派手なシーンが控えめだったけど中盤からド派手なシーンが満載。
輸送機のシーンからもう目が離せません。
新型のターミネーターのパワーアップ度も凄い。毎回これは倒せないだろ!と思いながら観賞していましたが本作も同様。
そしてシリーズの中でも本作が一番泣けたかもしれません。
過去作品を思い出すシーンもあって最高でした。
最近、観賞後にビールが飲みたくなる作品ばかりで、ドイツビール。缶ビールに続いて本作はコロナビールが飲みたくなりました( ´∀`)
想定内ですが楽しめました。
オマージュの様なストーリー、アクションも見た様感じの物が正直多かった。
が、サラとカールがいればそれで満足。
音楽はメインテーマ以外、ちょっとでした。
追記
T2見返しました!
やっぱり一桁くらい熱さが違った。
T2、最高! 言うまでも無いのでしょうが…
ターミネーター映画を堪能出来て良かった☆
このタイトルの続編って大変だなぁといつも思う。
T2までの文脈を理解するだけじゃなく、そもそもT2には娯楽映画に大事なものが高いレベルでギュッと詰まっているから、それらを理解していないと単なる延長作品ってなっちゃうのが恐ろしくもある。
このDARK FATEで私がまず嬉しかったのは、アナログな戦いがバシバシ繰り広げられるところ。SFアクションって、ターミネーター2の後に確かマトリックスが出てきたことも鑑みると「機械」という言葉にイメージするモノが、いわゆる重機といったものからコンピューターといった質量を感じさせないものに変わってきているように思う。だからこそターミネーター映画は、現代人の感覚で作るのは難しいんじゃないかと感じていた。
それでも、軽さというか、スピード感というものを映画の中で上手に吸収しているように見えた。それでいてゴツゴツぶつかりかうのを堪能させてくれたので、それが嬉しかった☆
あとは「未来」が大事に扱われていたことも、T2の続編として受け入れられた大事な条件だった。かつてのT-1000との死闘で、スカイネットの蜂起する未来は確かに阻止された。しかし別の暗い未来が待っていた、という展開は、それまでのサラ達の努力に報いつつ、新しい世代に新しい試練を用意しているという点で、すんなり受け入れることが出来た。また映画の話という枠をはみ出してみても、コンピューターなどの機械と闘わなければいけない未来が確実にやってくる、という点に、人間の悲しさがよく表れているように感じる。
またその絡みをうまく利用してか、作中のT-800の置かれた立場の悲哀が浮き彫りになっていたのも好印象だった。
あと最後のシーンが非常に鮮烈だった。REV-9とT-800が並んで穴の底に倒れているシーン。これはそのまま、未来の可能性がいくつも並んでいることをよく象徴している。両ロボットがほとんど残骸のようにして横たわっている様は、主人公たちが戦ってきた歴史そのものでもある。おそらく、この画は製作に名を連ねているキャメロンのアイデアではなかろうか。彼でなかったら、このような一種情緒的な画取りはできないだろうと思う。
私はこれまで公開されてきた3、サルベーション、ジェニシスは全て映画館で見てきたが、今回のDARK FATEが正当な続編と言うキャッチコピーには大いに賛成したい。
最後に野暮ったい話になるが、冒頭の配給会社とかの紹介で、SKY DANCE、TENCENT、PARAMOUNTのロゴが出てきた時点で娯楽映画として間違いないなと確信できた(笑)
ミッション:インポッシブルのシリーズが個人的には娯楽映画としては鉄板で、その配給もSKY DANCE、ALIBABA、PARAMOUNTだったはず。今回はALIでなくTENCだけども。
納得できないけど楽しんでしまった
ターミネーター初期2作は、その後のアクション映画・SF映画に多大なる影響を与えたレジェンド的な作品。私もリアルタイムで観てしびれた人間の一人だ。でも、その後の続編やリブート作はうまくいかなかった。それくらい初期の2作は脚本として完成されていたと思う。
さて、本作は諸々の続編たちを一切なしにした正統派続編。でも!オープニングから力技でT2の結末をなしにして、新たな設定をぶちまけた。これが正統派?シュワちゃんはサングラスもかけないし、あの名台詞を言うわけでもない。そりゃそうだ。T2に出てたT-800ではないんだもんな。
でも、なんだかんだで襲ってくる新型ターミネーターの迫力にドキドキしてしまった。やっぱり自分はターミネーターが好きなんだなーと思いながら最後まで楽しんだ。サラ・コナーをはじめ、3人の女性たちがとにかくカッコいい。
でも、話の構造は既視感の強いものだった。少し設定を変えて、新しいキャラをぶっ込んでT2を焼き直した感じ。そして1のような決意あふれる結末。乗ってたジープも似てたし。納得はしてないんだけど、受け入れることにした。
迫力ありました
女戦士3人のロードムービー、これで萌えないわけがない!
闘うロードムービーといえば、私の中では『ロード・オブ・ザ・リング』最近では『荒野の誓い』なんかもそうですね。
理屈抜きに大好きです。
歴戦の勇者サラ・コナーに加えて、筋金入りの現役バリバリの武闘派グレース、ポテンシャルを秘めた将来の若きリーダー ダニー、これが全て女性!
これだけでも十分面白いのに、T-800まで同行とは‼️
その辺りの要素だけでも血湧き肉躍る展開なので、シリーズものとしての予備知識は、映画を見ていなくてもネットなどで知り得る最低限のレベルでも大丈夫です。
そう、それと極上の友情ヒューマンドラマでもありました。
《意外と捨て置けないと思われる余談》
政治的な意図やトランプさんへの皮肉が込められているのかどうか、よくわかりませんが誰が見ても分かる時事ネタが2つありましたね。
❶北米自由貿易協定破棄の影響を窺わせるリストラ(メキシコの自動車工場の人員削減、映画ではマシン導入という理由でしたが)の場面
❷銃乱射事件が相次いだテキサス州では、事件後、逆に銃規制が緩和されたとのことです。2019年8月テキサス州エルパソで22人、同州オデッサで7人がそれぞれ犠牲になっているにも関わらず。
銃社会の外側にいる人たちは「乱射事件が起きたから銃を規制しよう」と考えるのが一般的ですが、銃社会に生きる人々は「乱射事件が起きて怖いから銃を持ちたいし、持ちたい人の権利を剥奪するのは死ねということだ」という発想をするそうです。⇨ジェシカ・チャステインの、私にとっては最高傑作である『女神の見えざる手』でもとても分かりやすく描かれていました。
シュワちゃんの銃規制に関する立場って、カリフォルニア州知事時代も含めて、どちら寄りだったのでしょう?
この作品には“痛み”がない
女性は出産という痛みを乗り越えて自身の子と出会う。ゆえに自己犠牲を払っても息子を守るという“母性愛”の強さこそがこのシリーズの肝であったはずだ。『T2』の正当な続編と銘打ってお披露目となった本作であるが、ストーリーの中心が従来のコナー親子から一人の少女に変わっている時点で、続編というよりはスピンオフ感が拭えないし、実際、このシリーズのストーリーは完結しきっていると作り手も含めて理解してるのではないだろうか。
それゆえに物語的にはやや軽い印象を受けてしまうが、テンポの良いアクションとシュワルツネッガーとリンダ・ハミルトンが手を組んで戦うシーンを再び見せたということで映画ファンへのサービスはやり遂げたと思うし、一見優しい表情でありながら残忍なREV-9はT-1000とは違った悪役の魅力もあった。
だが、この作品には“痛み”がない。人間とマシンとの違いの一つに“痛覚”がある。生物にとって痛覚は身の危険を知らせるシグナルであるが、マシンにはそれがない。銃で撃たれようが、腕が破損しようが、上半身だけになろうが、執拗にターゲットを追ってくる。『T1』はそれが怖かった。だが、一方でマシンも痛みというデータは持っている。だからこそ『T2』でサラの肩を刺して痛みを与えながら脅迫するシーンが恐ろしかったのだ。
リンダ・ハミルトンがシリーズにカムバックしたのは喜ばしい。しかし、マシンに対して何の躊躇も怯えもなく戦いに挑む彼女の姿に興奮するよりは、落胆してしまったし、何よりもアクションが今まで以上に派手なのに、生身の身体が傷つく痛みが感じられず、もはや登場人物全員がマシンであるのと変わらないような印象を受けてしまうのだ。ケガを負う、出血する、満身創痍になっても尚、戦わなければならない過酷な彼女の運命にこそ“Dark Fate”のタイトルは相応しかったのではないだろうか。
サラ・コナー
久しぶりに劇場へ足を運ぶ。
周りは意外とお婆ちゃん層が多く驚いた。
これはリンダの影響なのか??
物語は冒頭から衝撃的だった。
幾つかのターミネーター作品があって本作は2の正統な続編になると言う。
他の作品をどう捉えるかという話もあるが私はそれぞれ別の時間軸としての結末の一つと考えている。
今回は、初めてジョンが生き残らなかった未来が描かれるという衝撃的な内容だった。
若かりし日のジョンやサラに会えたことも衝撃的だ。
あれはCGや昔の映像を使った合成なのかな?
今の技術でどれだけ時間をかけてあのシーンを作るのかわからないが、ああいう事ができるのなら名優が亡くなっても作品に登場するなんて時代も当たり前になるかもしれないな。
肖像権がどうたらこうたら、あるかもしれないが個人的には生前にそういう面倒な契約は済ませておいて、死後も使っていいよ、ギャランティは遺族とか困ってる人や映画界の為に寄付してくれみたいな世の中になって欲しいと思う。
さて、話を映画に戻そう。
戦闘シーンは痛々しくも迫力があって、カーチェイスや飛行機、水中と色んな場面での戦闘が楽しめ、新しいターミネーターの技術描写も良かった。
今回は敵のターミネーターを除けば主な登場人物はサラ、カール、ダニー、グレースの四人。
サラに関しては今回は予告で見せすぎてると少し思った。
がっつり出てるし宣伝の都合もあるから致し方ないと思うが、箝口令しいてサプライズでも良かったと思う。
そうすれば老サラの登場シーンなんて相当、鳥肌立ててたと思う。
だって知っててもカッコ良かったもん。
物語としては、それぞれのいきさつや、心情を考えると苦しくなる場面が多かった。
サラはあれだけ必死に守ってきたジョンが目の前で殺され、その仇のターミネーターと一緒に行動するか選択を迫られる。
ダニーを助けるにはカールの力も必要。
そうしないと、また悲惨な未来がやってくる、、、
相当なジレンマがあったと思う。
私自身はもし未来で人工知能が人間の様な振る舞いをできるのなら、一つの種として認めてあげたい派だ。
カールは20年間、人間として生きる事を学んでいたと言うけれど、あの殺人マシーンがここまで人間的になるかと、少し違和感がありつつも、可能性の一つとしてはなくはないかと肯定的に捉えていた。
ただ、サラの心情を慮ると、20年間という歳月はサラがジョンと過ごせた時間より全然長い。
あの山奥で擬似的な家庭とはいえ平和な生活を送ってきたカールと比べるとサラが可哀想でしかたなかった。
ダニーとグレースの関係も、自己犠牲的な展開は嫌いじゃないが、グレースの最期とダニーの気持ちを考えると複雑だったな。
グレースは生きてて欲しかった。
最後は正義は勝つのだけど決してハッピーエンドとは言えずターミネーターらしい終わり方だったと思う。
死んだカールを見下ろすサラの表情がなんとも言えない。
年齢的にシュワちゃんもリンダ・ハミルトンも難しくなってくると思うけど、おそらくこの先に待っているリージョンと戦いに向けてサラと共に歩むダニーの姿を観てみたい。
久しぶりの劇場鑑賞楽しめました。
全646件中、541~560件目を表示