「「ターミネーター2」が好きな人には、覚悟も必要。」ターミネーター ニュー・フェイト ミラーズさんの映画レビュー(感想・評価)
「ターミネーター2」が好きな人には、覚悟も必要。
とりあえず一番の懸念だった、初期に配信された予告編で心配した、CGのショボい感じや低予算感は、修正されていたのがまず、一安心。
欲を言えば新しいビジュアル提示が有ればなお良しだったが。
今回のキャストは、メキシコ系の俳優が主演に配置されて更に女性3人が主役で、女性問題や不法移民や国境問題など目配りもあり近年的。
問題なのは、「ターミネーター2」続編で、観た場合に、冒頭のショッキングな出来事を受け入れられるか?が、この映画賛否に大きく影響すると思う。
思えば「ターミネーター2」は、父親の役割もこなそうとするサラの前に、完璧な父親役としてのターミネーターT-800が、現れて擬似家族を形成して互いに影響を与えて、去って行く西部劇の様な古典的な話だった。
「ターミネーター2」の印象的な場面で、ジョン・コナーから片時も離れずに守るターミネーターT-800見て、サラ・コナーが完璧な父親と賞賛する部分を、今作でも取り入れているのは、多分キャメロンか製作に関わっているからだと思うが、やはり冒頭のシーンは、もう少し違う提示して欲しかった。
その辺がちょっと残念だが・・全体的には、派手なアクションの連続で悪くないと思う。
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