「ほぼ全て画面の中」search サーチ Normanさんの映画レビュー(感想・評価)
ほぼ全て画面の中
話の展開がほぼ全て画面の中の画面映像で行われます。
見てもらえはわかる通り、普通の外の風景映像などがありません!
全部カメラや画面の中ごしで話が進んでいきます。
そしてラスト、生きてたぁぁぁぁってなりました。
ママの話をしたかったマーゴット。
ママもそう思ってると、パパからママと言うワードが出たことがラストシーンで、ジーンときます。
なんだか女の警官が捜査に無駄に必死と言うか、河辺に行ったという父親からの連絡を受け、とんでもない形相で、夜遅いのに駆けつけようとするところとか、行方不明になったとおもわれる湖の崖とかの危ない区域は、警察で先に捜査済みです。ってペンでバッテンつけるシーンとか、ちょこちょこ、ん?なんかにおうぞのところがありました。
息子をどうにかして守る母親像というのは、前の偽の募金活動を本当のことにしてしまっているあたりから出ていましたね。
息子が殺害してしまったことをかばうために女刑事は嘘をついて、真犯人をも薬漬けにして自白させて犯人にし向けあげ、最後はその本人は自殺したことにして、殺害していて、結局殺人犯になってました。
家族愛ってこんなに歪むんですかね?
間違った方へ行ってしまっていましたね。
父親の調べる技術と言うか、なんかストーカー気質すごそうなほどの、検索技術持っててちょっと怖かったです。
今の時代、snsや、顔もわからない人との交流ができるネットから始まった殺人犯。
実際にあってもおかしくない出来事ですね。
弟さんが、マーゴットに手を出しているのかと思った時は、うわぁぁぁでしたが、マリファナで、なんだよ、びっくりしたなもう!でした。笑
前半なかなか長めの前置きですが、後半でギュッと詰め込んで巻き返してくれる作品でした。
ずば抜けて面白いというほどじゃありませんが
マーゴットが本当に生きててよかったって見終わって胸がほっとする映画でした。