「不確かな手がかりで勝手に行動しないで」search サーチ shimoさんの映画レビュー(感想・評価)
不確かな手がかりで勝手に行動しないで
クリックして本文を読む
映画「search サーチ」(アニーシュ・チャガンティ監督)から。
作品を思い出すには、解説文の一行で充分であるくらい、
「物語がすべてパソコンの画面上を捉えた映像で進行していく」
インパクトの強い作品だった。
というよりも、自分の行動がリアルに映像化されているみたいで、
ちょっびり怖いものを感じた。
マックの起動画面で笑いながらも、えっ、こんなこともできるのか、と
試してみたくなるテクニックが満載で、サスペンススリラーのはずが、
「PC(Mac)の上級編」って感じで観終わってしまった気さえする。
さっそく試して観たのは「Google」の「画像検索」(笑)
(恥ずかしい話、こんなことができるなんて知らなかった・・)
さて、話を映画に戻すが、作品の中で頷きながらメモした台詞が、
最後の大どんでん返しによって、意味が変わってくるから面白い。
「誰かを疑ってもいい。でも動くのは警察よ。
不確かな手がかりで勝手に行動しないで」
「僕が間違ってた、どうすればいい」「何もしないで」
勝手に行動されると捜査が混乱するのかと思いきや・・(汗)
今までの映画のイメージを、良い意味で崩された作品であり、
監督の次の作品が楽しみになってきたなぁ。
P.S.
英語のスペル「haha」が、字幕では「 (笑)」と訳された時は、
思わず、メモしてしまいました、へぇ~って感じで。
コメントする