「色彩が印象的なアート映画」永遠の門 ゴッホの見た未来 kibiさんの映画レビュー(感想・評価)
色彩が印象的なアート映画
マッツ・ミケルセン目当てで見たので、美麗なカソック姿が大画面で見れて満足です。
ストーリーはとにかく辛い。誰もが知っている天才の、ドブに落ちた犬の様な人生。絵を描くより他に才能はないのに描いても描いても何にもうまくいかない。別に人生投げている訳でも無いのに。
個人的には揺れる画面より、後半の下半分が濡れたような画面の方が不安感が大きかった。絵のモデルになった登場人物もすごく似ているので、あっあの人!絵で見た!!と楽しめるのが見どころですかね。
南フランスの草原を枯れ草を足で掻き分けながら進むシーンは、草の匂いもしてきそうな臨場感です。その圧倒的に美しい自然もゴッホの心を癒してくれなかったのが悲しい。
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