劇場公開日 2019年11月8日

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「太陽の黄金」永遠の門 ゴッホの見た未来 タピオカジャスミンティーさんの映画レビュー(感想・評価)

3.5太陽の黄金

2019年11月13日
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鑑賞方法:映画館

悲しい

難しい

ゴッホの生涯を静かに描く作品。
美しくも淡々とした音楽と精神の不安定さを表すようなカメラワークは酔ってしまう人もいるかも。
時折絵画のような情景がある。
ゴッホと言えば激しく病的なイメージがあったが、この作品では絵を描くことしかできず、人間関係をうまく築けずも静かなゴッホ。
80日で78作品(うろ覚えです)描いたという早い筆先もうまく表現していてその凄さを感じさせる。
監督がゴッホ好きなんだろうな〜。
生きている間に報われなかった、苦しかっただろう彼に向けて、デフォーのゴッホは「未来の人々のために絵を描いている」「時が早過ぎた」と語らせる。
見たらゴッホを知りたくなる。映画の体験の先がある作品と感じた。

タピオカジャスミンティー