「すごくゴッホっぽく思えるけれど・・・」永遠の門 ゴッホの見た未来 SHさんの映画レビュー(感想・評価)
すごくゴッホっぽく思えるけれど・・・
伝記としては一風変わっていて、まさにアーティスティックという言葉がハマるような気がした。それでいて、これまで見知ったゴッホ像をそのまんま見事に表現していたように感じたし、自分の中ではすごくいい映画のような気がするのだけれど、どうも・・・
デフォーの容姿から雰囲気まで、まさしくそれ!と思わせるぐらいだったし、風景とかカメラワークを見ても、リアルなものを追求していたように思えた。しかし、フランス語の台詞があふれかえる中、それが突然英語になってしまう違和感は、自分にとっては結構致命的だった気がする。別に、忠実にその地の言葉である必要はなかったと思うし、全編英語でも問題ないように思うのだけれど。もしかしたら、日本語吹き替えがあったらその方が絵や音に集中して見ることが出来て、もっといい作品に感じるかもしれない、などと他愛もないことを思ってしまった。
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