「変人たちのキャラ祭り」女王陛下のお気に入り 奥嶋ひろまささんの映画レビュー(感想・評価)
変人たちのキャラ祭り
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やってる事は単純な女たちのドス黒い権力争いなのに、
頭が悪いからか、台詞が全く入って来なかった。
戦争中の国の身の振り方、
増税など国内の情勢で揺れる
宮中の話なのは分かるのだけど、
のの舞台となってる時代の事や宮廷のしきたりなど
知らなすぎて、映画に入って行けなかった。
二人が女王を巡って、
嫉妬や執念にまみれて争う構造は面白かったけど、
歴史に知識がないので、
もっと簡単にしてほしかったな。
3人誰に感情移入するかによって見方が変わると
思う。
成り上がるために手段を選ばずに生きるのも、
彼女にも良心があると思うから苦しいと思うし、
女王を我が物にするために、必要な嘘もあったろうに
自分の気持ちを正直に言う事が彼女にも伝わるはず
と思って生きるのも常に不安だったと思うし、
子どもを何人も失くして、
誰かに甘えていたい、自分勝手でいたい、
わがままでいたい女王の気持ちも分かるけど、
疑心暗鬼だったろうし、
難しい話ではあったけど、
最後は「あれ?これ自分の学生時代の話か?」
と身近に感じられた。
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