「無印と全く印象の違う映画に!」この世界の(さらにいくつもの)片隅に Duchampさんの映画レビュー(感想・評価)
無印と全く印象の違う映画に!
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無印は1回みた翌日に2回を鑑賞するくらい感動した映画でした。
逆にあれ以上よくなるのかと心配しながら観にいきましたが、、
そんな心配は全く不要でした!
同じ場面も使用しているのに、観賞後の後の印象が全く異なるとんでもないアクロバティックな鑑賞体験でした。
すずさん=戦時中でも直向きに生きる女性、という面だけでなく、その背景に複雑な負の面があったことが明らかになった。
実は旦那がりんを嫁にしたかったこと、自分がその代わりだったこと、で生まれる嫉妬。
辛い嫁ぎ先での生活でも広島に帰らなかった理由の一つに、兄から暴力が一因としてあったこと、むしろ死んでくれてよかったと思ってる歪んだ気持ち。
こんな持ちを抱えて暮らしてたことが分かったので、玉音放送の後に泣くシーンの印象が全く変わってしまった。
アニメ映画は散々観てますが、これを超える映画はもう出ないんじゃないかと思うくらい最高傑作です。
まだ観てない人にはとにかく観てほしい1本です。
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