「幸せはすぐそばに」この世界の(さらにいくつもの)片隅に くまのさんの映画レビュー(感想・評価)
幸せはすぐそばに
1年を幸せに過ごせたらと、前作の作品を2017年元旦に観てすごくよいスタートが切れたので、今回も元旦に行きました。
なんですかね。冒頭から涙が(早い)。
なにに対しても、かけがえのない物であるという価値観をおしえてくれる。それは、
私たちが享受している日々が「当たり前」に存在しているわけではなくて、たくさんの人や色々な出来事の失敗や工夫の積み重ねの上に構築されたもので、どれだけ幸せなのかをやさしくおしえてくれます。
まんがは未読なので、前作の映画ではリンさんの存在がよくわからなかったのですが、本作でのリンさんの掘り下げで、あの時代の厳しさがよりわかりやすかったです。
厳しい中でも人々は明るく、みんなが一生懸命に生きていて勇気づけられるのですが、リンさんの言葉がさらに、背中を押してくれます。
「最高に贅沢じゃない?」
ドキッとして、ふわっと温かい気持ちになりました。
物は考え方次第だとは思いますが、まさに痛感しました。
元気が出ない時とか観たら、尻を引っ叩かれたような一喝されて、よい涙が流せそうです(^^)
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