ダンスウィズミーのレビュー・感想・評価
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普通でないものを普通に観られることに感謝!
業界事情について実際のところまったく知らないのですが、テレビ局とのタイアップであるとか今年の大作!のような作品ではない〝普通の作品〟でこれだけ楽しめるのはとても嬉しいです。勿論、スタッフ・キャストの皆さんが一作入魂‼️という意気込みで一所懸命に作ってくれてるのはしっかりと伝わってきます。なので、関係者にとっては決して普通ではなく、特別な思いで作ったのかもしれませんが、興行という観点では〝普通〟という意味です。
『イソップの思うツボ』あたりもこの映画くらいの按配、つまり「そこそこ話題ではあるがそれほど大騒ぎするほどではない」状況で公開されたら良かったのになぁ、と思いました。
最近、香港のデモのニュース(きっと根っこにあるのは自由と人権と将来への不安なのだと個人的には解釈してます)の印象が強いためだと思うのですが、今度の週末は映画でも見に行くかと思うことができて、〝普通に〟これだけ面白要素に溢れた作品が見られるのはとても有り難いことだと感じました。
ミュージカルファンあるある
ミュージカルかつロードムービーで、テンポ良く最後まで飽きずに楽しめた!
主役の三吉彩花のクールな表情(クール過ぎる気も)と、やしろ優の豊かな表情が良い対比だった。chayの吹っ切れた演技に爆笑!宝田明さんは貫禄と品が有りながら、何であんなに胡散臭いんだろう(^_^;)さすが。
ちょっと惜しかった気がしたのは、主人公の最初の気持ちというか志向が今一つハッキリしなかった点。狙い撃ちを歌うくらいだから結局玉の輿狙い?仕事的に上昇志向だったのか?そこら辺が明確だったら、より最後が活きたんじゃないかなぁ。
妄想と現実の落差が可笑しくて、皆さん楽しそうに歌い踊っていて こちらもハッピー♪ミュージカルは世界を平和にする!と勝手に宣言\(^^)/身に覚えのある感覚、曲が聴こえてくれば体が勝手に踊りだす♪歌いだす♪昔宝塚の出待ちで見終わったばかりの曲を歌い踊っていたら止められた、なんて事を思い出した。
それはそうと田中要次どこに出てたの?もう一回見ようかな。
追記
仕事で失敗して落ち込んだ時に観るのに最高♪トホホな気分も忘れて元気がもらえた(*ˊ˘ˋ*)。♪:*°やっぱり楽しい映画です!
田中要次は結局判明せず( ^_^ ;)
2021/1/13
矢口監督という期待感
作品としては可もなく不可もなくと言った印象でした。やはり矢口監督といえばウォーターボーイズやスウィングガールズなどの若い頃見た映画の印象が強く、その期待感から鑑みるともう一つかなと思いました。あの頃と比較すると多少なりとも自分の舌が肥えてきているのかもしれません。
キャストももう少し豪華でもよかったのではと思いました。今回は配給が東宝からワーナーになった影響でしょうかね。
ネタは面白そうなんだけど。
催眠術でミュージカル体質に、ってネタはいいなー、と思ったし日本映画でミュージカルで楽しみだったんだけど…もっとキレのある唄にダンスが見たかったかなー。ストーリー展開にも無理があって無理クリ感が。
まあ、明るく愉快には楽しめたかな。
見どころのほぼすべてYouTubeで視聴可
好きな映画はと聞かれれば「ダーティ・ダンシング」です!と即答する程度にはダンス映画やミュージカル映画への興味は深い私なので、ツイッターのプロモーションで目を引き、YouTubeで関連動画を視聴し、これは是非観に行かねば!と思い公開2日目に映画館に赴きました。
前半で見せるダンスのシーンは期待に違わぬもので、三吉彩花がロングスカートをなびかせて踊る姿がたいへん美しく映える。
ああいいなぁ、やっぱりダンスはこのくらいスラッとしたスタイルでロングスカートの似合う美人のお姉さんがハマるよね。キャスティング素晴らしい。スカートがめくれて見えそうで見えない、からの一瞬下着が見えちゃうカットがあるのも素晴らしい。
だがしかし残念なことに、踊りのシーンが終わって現実に戻った瞬間、共感性羞恥をおおいに刺激させられる。
なにかとてつもない居心地の悪さ。
ミュージカルってこういうことでしょ?って言いたいのだろうけど、せっかくいいものを見たのに、その余韻を味わうことを許してくれない。
せっかく美味しいものを食べたと思って満足していたのに、食べ終わった瞬間「よくそんなもん食えるよねぇ・・・クスクス」と水を差されるようなもの。しかもその料理を作った張本人に。
笑いどころのつもりなんだろうけど、素直に笑えないし、たいへん居心地が悪く不愉快な思いをさせられる。
そして思えば前半での見どころ、オフィスで踊るシーンとレストランで踊るシーン、これはYouTubeで見た。
後半は三吉彩花の衣装もジーンズになっちゃってテンションダウン。
これといった見せ場もないままストーリーを進める展開。まあそんなに尺を使うほど大した話ではないので冗長に感じるし、とにかく筋書きは把握しておかないとな、という義務感で見続けるしかない。
そして結婚式の貸衣装がなかなかに可愛かったので、よしこれだこれだ!とテンション上がるもその場では大したパフォーマンスはなし。
そしていよいよというクライマックスシーンでは、ジーンズから衣装チェンジしたもののその衣装が微妙にダサいし、お粗末なステージの上ということもあり、前半に見せたような日常風景を舞台にした非日常的エンタメというような趣もなく不発。
そしてエンディング、これはまあまあ良かったけど、弾けるような躍動感とまではならず、稽古不足なやっつけ仕事に見えた。
やはり最大の見せ場は、最初のオフィスでのダンスシーンだったかも。
ミュージカル好きな人に恨みでもあるのか、そんな観客をわざわざ映画館におびき寄せて、共感性羞恥によって爆死させてやろうという悪意を感じるし、そうでないならいったい何がしたかったのか、よくわからない映画である。
ダンスシーンのカットだけを切り出してYoutubeで見るのが最高にハッピーな体験だと思われ、映画全体で見ると余計なものまで見せられて幻滅してしまう感じ。
三吉彩花の美しさと頑張りに免じて3点としたが、これで素直に楽しめると思っているなら監督の感性に疑問を感じざるを得ない。
「スウィング・ガールズ」を作ったときの感覚を思い出して欲しいと切に願う。
Wanna dance with me? 愛しい日々は側にあるハズ
軽やかなダンスには赤いシューズがお似合いだ。
童話の赤い靴はちょっと怖い物語だったが、冒頭から軽やかに踊る静香には赤いシューズが本当にお似合いだ。
羽が生えたように、飛ぶように踊る。
予告編でも繰り返しかかっていたオレンジ・ペコーのハッピー・ヴァレーが一番新しい感じで、他はほとんど70年代からバブルの頃までの代表的な曲だ。シュガーのウェディング・ベルなんて聞いたのはいつ以来だろうか。
物語の進展に応じた、こうした曲のチョイスにもセンスが溢れていて、さすが矢口監督のチームという感じ。
シリアスさや教訓を忘れて楽しむよう映画だが、ハッピー・ヴァレーの歌詞にあるように、「愛しい日々は側にある」のだ。
Wanna dance with me? No, you don’t have to. You could certainly find your happiness beside you, which should bring the rhythm of beats for your heart to dance!
是非軽やかに楽しんで!
こまけーことは言うな!夏はロードムービーだ!
いや、自分でも何を言ってるのか分かりませんが。
ターイムマーシンにぃおーねがい、ととと。
そーゆー事か!でホッコリ。
本格ミュージカル度は、正直言ってアレです。が、良いんです。三吉彩花のヒラヒラスカートターンで、いきなりのパンティーラにあざとさを感じつつも、何時の間にか応援団化。札幌のステージシーンで気付いた。ほぼ、隣で踊っていたと推測されるやしろ優を、全く見ていなかった事に。手っ取り早く言うと、三吉彩花に目が釘付けになってたって事で。
Tシャツジーンズの三吉彩花さん、良かったです。
昭和世代の心を引っ掻くミュージカル仕立てのロードムービーは、本当の自分にたどり着くまでの一週間の物語。良いんじゃないですか?予告編からの期待以上で、スカート楽しかったです!
※ (8/19) スカートターンに0.5加点w
けっこう笑いました
こういう楽しい映画、好きだなぁ~。けっこう笑いました。 軸となるストーリーの設定と、個性的な登場人物たちの絡みが面白くて、良くできている脚本だと思いました。 だけどミュージカル映画だと思って観てしまうとガッカリしてしまうと思うので、はじめからコメディ映画として観てください。きっと楽しめますよ。
とても爽やかな映画で期待以上!
OLが会社でダンスするだけかなと思ってあまり期待はしないようにしていたので、意外と素直に楽しめました。
三吉彩花さんはドラマのシティーハンターで観てた時にいい役者さんだなぁと思っていたんですけれど、三吉さんの華やかな感じの映画は観たことなかったので、表情豊かに明るい表情や喜怒哀楽の演技が見れて良かったです。
会社を出れば音楽が溢れている。
クールビューティーでちょっと優等生っぽい主人公の上品で悩ましげな葛藤なので、物足りなく思う人もいるでしょうけれど、三吉さんっていつもあんな感じで、よく見るといい演技している方なので、とくに気にならずに気持ちが伝わって来て、可笑しかったです。
三吉さんに魅力を感じない方は、観ていて入り込めないかもしれないですね。
ちょっとファンタジックなダンスや、不良?とやり合うダイナミックなダンスシーンなどもあって、ダンスのキレも素晴らしく、おおらかで開放的で観ていて清々しい気持ちになれました。
ラ・ラ・ランドは、最初のダンスがアメリカ臭くて何度観ても最初の10数分で挫折して私の場合は、観れたもんではありませんでしたが、このミュージカルは素直に楽しめました。
三吉彩花さんのクールビューティーな魅了満載の爽やかな映画でした。
けっこういろんな場所やいろんなシチュエーションをぶっ込んで、そうそうこんなとこで歌いたくなることあるあるあるといったところで歌って踊ってたのが良かったです。
良い映画ですが微妙
邦画におけるコメディタッチのミュージカル映画なのでとても期待して鑑賞しました。なかなか良い作品で楽曲も往年の名曲が多く楽しめましたが、やはりミュージカルなので、突然、踊り出すシーンの踊りのキレや振り付けでもう少し頑張って欲しかったです。アクション映画のアクションシーン同様にここがキモなので残念でした
自分の生き方を考えさせられる映画
メッセージとして、
・自分のやりたいことをして生きているか?
・過去のトラウマとの向き合い方
・真摯に向き合えばなりたい自分になれる
の3点を感じました。
好きでもない仕事をして日々生きることが、本当に価値があるものなのか、考えさせられる映画です。
サラリーマンの方で、日々の仕事に疑問を感じている方にオススメです。
一方、
がっつりミュージカルが好きで、それがすべてという方には、そこまで期待せず観ていただくと良いと思います。
歌とダンスがサイコー!
新感覚ミュージカルというには少々インパクト不足ではあるが主人公の天然系のキャラとストーリー展開がマッチしていて十分に楽しめる作品でした。
個人的にはもう少しダンスシーンが欲しかったと思います。ストーリーに厚みがないところを歌とダンスで盛り上げていったらもっと良い面白い作品になったと感じました。
三吉彩花ちゃんはgood job でサイコーだと思います。
ダンス以外は楽しめる
催眠術でミュージカル体質になったって設定は面白い。現実社会で突然歌ったり踊ったりする行動は変だという、壮大なミュージカルいじりだった。
だからなのかダンスシーンが今ひとつ。わざとゆるいダンスにしたのか?と勘繰ってしまう。三吉彩花が可愛くなければ成り立たないでしょ、これ。
それでも、ロードムービー仕立ての内容や、旅先での出会い、ハプニング、そして選曲。ターゲットにしてるのがおじさんやおばさんなのか、私も楽しく観ることはできた。ただ、ミュージカル好きな人にはもしかしたら物足りないかもしれない。
いやー楽しかった。最後はほっこり。
最初は、テンポが悪くひょっとして駄作なのかなとぼんやり見ていた。催眠術にかかってからは一気にテンポアップして、おもわず口ずさみたくなるくらいノリノリな気分に。
珍道中あり、ダンスバトル笑い、ブラックコメディあり、楽しい時間を過ごせた。劇場では、笑いを共有できるからよけいに気分があがるね。
もっと毒気がほしかった
主人公の女の子が、思わぬことから次々に辛い目に遭うという、矢口監督のサドっぽい演出を秘かに期待していたが、「裸足のピクニック」までとは言わなくても、もっと演出、展開ともに毒気があれば面白かった。
三吉彩花がどうも優等生っぽさが抜けきらずに、とことん振り切っていないところも物足りない。そういう点では、chayのキャラクターは良かったが。
全体に演出が薄味。主人公がレストランで暴れるところも、過去の矢口作品のようなスローモーション、ストップモーションで強烈に見せることもできたはず。
宝田明の歌と踊りを観られたのは良かった。
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