ダンスウィズミーのレビュー・感想・評価
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女性の自立の物語?
楽しませてもらいました。ミュージカル・・という触れ込みだったので、ラ・ラ・ランド的なものを期待していましたが、ちょっと違いましたね。
まったく関係ないのですが、私的には、プラダを着た悪魔とマイ・インターンを掛け合わせたような印象を持ってしまいました。(こんな感想を持つのは私だけだと思いますが)
一人の女性が、会社の歯車になっていく中で、自分らしさに目覚めていく・・的な感じ。IDカードを投げ捨てるところで、そう思いました。そして、「宝田明」はやっぱり存在感がありますよね。歌はあんまりでしたが、ステージ衣装を着て画面の中央に出てくると、やっぱり違います。そう、マイ・インターンであればロバート・デ・ニーロ的。ぼけた老人を演じながら、主役のお若い女優さんを引き立てていましたわ。
主演の女優さんも、好演でしたよ、共感がもてました。これからも頑張って欲しいです。
観てる方もノリノリに!
選曲も演出も素晴らしい。
シーンを追うごとに主演の三吉さんを好きになっていきました。
音楽がらなると、こっちもノリノリになる選曲と演出。
そりゃ、ミュージカルに通のツウの方には物足りないかもしれませんが、個人的にはとても満足でした。
帰りにサントラを買いたくなって、タワレコに駆け込みました。
今夏はあたりの映画は多いですが、今作はその中でも大当たりです。
三吉彩花さんのクルクルと変わる表情に注目!
鈴木静香(三吉彩花さん)のヤサぐれた顔 → 歌って踊る時の幸せそうな顔 → 音楽が終わると、またヤサぐれた顔・・・この繰り返しを見ているだけで楽しい気分になれました。スカートをひらひらさせて踊る前半も良く、歌が中心になる後半も良い。
レストランのシーンだけは辛く、気持ち良く踊っていたけど実は妄想で周囲に迷惑をかけていたことを知った時は、素直に踊りを応援して良いのか私は迷った。ですが、それ以外の歌と踊りは、だいたい良い方向にいっていましたね。
最後まで気持ち良く、エンディングで子供時代の自分を解放できた時、観ている私も何かから解き放たれ、自由を得られたようでした。また観たいです。三吉彩花さん、素晴らしい演技でした。
レンタルビデオで十分でした。
わざわざ映画館で見る程の映画ではなかったです、個人的には。
ストーリーを稚拙に感じてしまい自分的には無理でした。
歌と踊りも感動できなく、主人公の容貌も好きになれなかったです、まあ、目だけはよかったですかね。
映画自体に感動出来れば容貌が好みでなくても歌や踊りに不満足でも、そういうことはどうでもよくなるものですが、感動を貰えないと、ひとつひとつに厳しめになってしまいます。
いつも企画は良いのだが・・・
矢口監督作品って作品そのもので凄いという印象が私には無く、個人的に“企画映画”の人という印象が強く、例えば伊丹十三監督の系列の人だと思っています。
今までの作品も面白いのだけど不満も色々と残る作品が殆どで、巨匠だとか名匠だとか職人だとかの印象もなく、でも何故か観たくなる企画の作品ばかりを制作し、つい観てしまっています。(良い意味での)詐欺師的監督の様な気がします。
本作も個人的にミュージカル好きもあって、どうしてもこの企画に魅かれて観たくなりました。
しかし、今までの経験値から大まかな作品予想がつき、今回も予想通りの作品であり、絶賛するほどでも貶すほどでもなく、不満もあるが見所もある、いつも通りの微妙な作品でした。
それと、この監督の作品って全体的に遊びが多過ぎてテンポが悪いのですよね。だから時間が長く感じられます。
あと、これはこの作品に限らずの話ですが、他国に比べて日本映画界ってミュージカル映画が苦手というのは決定的な事実だと思っています。で、こうした状況の中で敢えて日本でミュージカル作品を作ろうとするのなら、監督はプロデュース業に徹して、日本のミュージカル映画の何がダメなのか?何が足りないのか?をもっと研究して、舞台とか音楽業界とか他部門の専門家達の力も借りた方が良いと思うのですよ。これってもう監督個人のセンスだけでは決して克服できない問題だと思います。
総体的に日本のアニメーションが優れているのは、専門分野分けをした集団作業が行われているからであり、映画でもジャンル映画はそれぞれの専門分野の職人を育てなければ洗練された作品は出来上がりませんよ。
とは言うものの、この監督自身が傑作・名作の類の作品を目指している訳でもなく、B級・プログラムピクチャー指向というのであれば十分に成功者であり、私の言う事は大きなお世話以外何ものでもありませんけどね(爆)
しかし、いつも企画は素晴らしいので自身は総合プロデュースに徹して、他は別の分野の専門家に任せてみては如何でしょうかね。
胡散臭い催眠術師に主人公が催眠術をかけられ何処に着地するのか…。序...
胡散臭い催眠術師に主人公が催眠術をかけられ何処に着地するのか…。序盤は眠たくなる展開だったが「狙い打ち」から見れる様になり沢山の懐かしい曲に気分も乗って来たと思ったら終盤。あれ?「タイムマシーンは?」と思ったらここかよ…。って感じでした。ほっこりできましたが「ボヘミアン○プソディーと同じ終わりかたかよ…。」と思ったのは私だけ?でも楽しめました。
令和に昭和の香り
矢口監督作品、さすが今回もスーパーキャスティング。ナンセンスコメディは基本だが、それを彩るキャスティングが、物語を何倍も楽しいものにする。
過去の作品も、どれもキテレツなキャラクターをピッタリの役者さんが演じて、最後は大抵、連続ドラマでも見てたかのような親近感を感じて終わる。
今回は、三吉彩花のスラリとした正統派美人に歌い踊らせ、やしろ優、ムロツヨシの特殊な感じのキャラクターを被せて、ドタバタコメディが違和感なく仕上がっている。オヤジ世代としては、懐かしい音楽にのせて繰り広げられるミュージカルシーンと、さて現実に戻った時の、昭和のコントのようなコメディセンスが、妙に心地よい。昭和といえば、冒頭いきなりの宝田明のテレビショーで始まり、マジックショーあり、スナックあり、連絡船あり。昭和という時代へのリスペクトが溢れている。
ミュージカル映画というだけでなく、ファンタジーあり、ロードムービーあり、友情ありのてんこ盛り。昔のクレイジーキャッツやドリフの映画の正当な後継として観たい、音楽と爽快感がある楽しい映画でした。
ミュージカル映画ではない
ミュージカルってなんで急に踊りだすの?なんで会話を歌でするの??って疑問を逆手に取って、主人公が音楽を聴くと踊りだしてしまうコメディタッチのミュージカルという発想は素晴らしいが、コメディとしても微妙だし、音楽に合わせてストーリーが進んだり主人公の心情が変わっていくわけではないのでミュージカル映画でもない。ストーリーもツッコミどころ多いし、ミュージカルシーンがとにかくチープ。音楽も選曲がよく分からないしストーリーや主人公の心情にリンクしているわけではない。というような不満も‘’曲が流れると踊ってしまう催眠術にかけられてるから、ダンスがヘタだったり関係ない音楽でも当たり前でしょ?‘’という設定を免罪符にしているように見えてならない
もはや新ジャンル!最高の矢口コメディーミュージカル映画!
海外のミュージカルの真似ではなく、まったく新しい矢口史靖監督が作り上げるコメディーミュージカル映画は観る人を虜にする斬新さと面白さがあります。いきなり歌いだす、踊りだすことに懐疑的な目線で作られた本作品は、それを逆手にとった笑いや設定で誰にでもわかりやすく、コメディーとミュージカルのバランスが絶妙!
音楽を聴くと踊らずに、歌わずにいられない主人公を「不審者」扱いするこの映画は、その不審者を演じた三吉彩花さんの高い演技力、歌唱力、ダンス力があって初めて成立するもの。クールビューティーと形容される三吉彩花さんの表情や表現の豊かさのギャップに驚くはず!モデルでもある彼女のダンスは、それだけでも観る価値十分!
やしろ優さんやchayさん、ムロツヨシさん、三浦貴大さん、宝田明さんなどキャスティングも矢口監督のこだわりがあり、観ればこの人たち以外考えられないと思うこと間違いなし!癖の強さを全面に出して、ともすれば主人公以上に前に出てくるキャラの濃さがドタバタ感とテンポの良さを演出しています。
ストーリーは盛り込みすぎじゃないか?ってぐらいミュージカル、コメディー、サスペンス、ドキュメンタリー、ロードムービー、バディームービー、ヒューマンドラマなどの要素があるものの、すべてきちんと成立しているところがすごい!映画好きの玄人や2回目以降の鑑賞者にも楽しめる矢口監督のニクい仕掛けもありつつ、シンプルに何も考えず観ても十分面白い、老若男女を問わず楽しめる最高の映画でした!
現代日本のミュージカル映画!
催眠術で音楽を聴くと踊らずにはいられない‥
これだけでも十分おもしろいのに、
映画はそれ以上に、おもしろかったです!
知っている曲も知らない曲も、
ノリノリな気分で聴くことができました。
そして、車での旅のドタバタ劇!!
ツッコミたくなるほど、
おもしろかったです!
最後の学校でのミュージカルシーンは、
こっちも踊りたくなりました!
(誰もいなかったら、踊っていたのかも💧)
もともと素質のある主人公。
ミュージカル映画はハリウッド物しか見たことなくて、日本版はどうなのよと思って見たけど、これが良かった!
子供の頃に聞いた事のある歌謡曲、童歌までやってくれて楽しめた。
敵だと思ってたキャラも音楽が掛かると歌い手になるあたり、王道のミュージカル映画。早く音楽掛かって~!と願ってしまった。
主役が勝ち組OLって設定、取っつきにくいかと思ったけど、いいコだった。
キャラと合わない
矢口監督作品はいつも楽しみで観ていますので、ちょっと期待感で観ていました。
和製ミュージカルはちょっと感じが違うのかな?三吉彩花さんのイメージと主人公が合わない感じがしたのは自分だけ?
最後は、(-_- )ウーンとなり期待過ぎました。
長すぎ
歌って踊ってしまう催眠を解いてもらうために、OLが逃げた催眠術師を追っかけるロードムービーって内容。
うーん、三吉彩花は可愛いけど、この作品の主役はやしろ優じゃないのかな?
宝田明の催眠術師は胡散臭くて素晴らしい。
と、登場人物(役者)はそれなりに評価できるものの、ストーリー的には「?」。
歌と踊りに没頭した本人にはミュージカル映画の1シーンに見えているが、我に帰ると暴れて物を壊しまくっていただけ、というワンテーマのパロディ的コメディネタにしては、長く引っ張りすぎかな、と。
尺を90分前後にしていたらよかったような。
また、今までの矢口史靖監督作品って、「難問解決に努力するけど裏目に出ていた主人公と仲間たちが、何かをきっかけに逆転、(モンタージュを挟んで)問題になっていたことで大成功」ってパターンで人気を得てきたのだけれども。
本作は、特に難問(ミュージカル体質)解決と、登場人物の目標達成とが一致していない。
成り行き任せでどんどん失敗を重ね、成り行きでたまたま解決。
そして、主人公のとった最終判断が、感情的にはスッキリしても、誰も幸せになってないオチで唖然。
パターンを破るのは構わないが、そこに普遍性のある快感が伴わないと、破っただけで意味がなくなると思います。
あと、使われている楽曲が、70〜80年代のものばかり。
想定している観客の年齢層などはわかりやすいが、役者目当てで来る客層とはミスマッチのような。
歌って踊る現代の20〜30代女性が、歌詞を知っているのが不自然で、そこも作品へマイナスに働いていたように思います。
三吉彩花ファン向け
そもそもの設定(催眠術で音楽を聞くとダンス&歌いだす)が安直すぎる。
三吉彩花の魅力以外、特に魅力のない映画なのだが三吉彩花の能力を活かしきっていない。
三好のダンスや歌の潜在能力はこんなもんじゃないはず、ダンス振付師が才能無い、歌の選曲もセンスが無い。
みんな踊りませんか?
七回見てしまいました。この作品には映画が一番必要な要素が含まれていて、素晴らしい‼️、特に三古あやかちゃん、素晴らしい!素敵です、踊りのシーン素晴らしい、思わず踊りたくなります、見てない人勿体ない、是非見に映画館へ、
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