イコライザー2のレビュー・感想・評価
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デンゼル・ワシントン初の続編映画
元CIAエージェントのロバート・マッコール。
デンゼル・ワシントンはまだまだ渋く枯れてもメチャ強い。
《世直し》をスカッと決めてくれます。
前作の舞台はホームセンターでしたが、今作ではタクシー・ドライバーに
転職です。
マッコールの過去が深く掘り下げられます。
妻の死、CIAを辞めた経緯、その事が今回の事件と深く関わっている。
メインテーマはCIA時代の親友・キャサリンが殺害された事。
キャサリンの任務とその死の真相に近付いていくと、マッコールと同じ
CIAの元同僚の関与が浮かび上がってくる。
ラスト30分のアクションは壮絶でした。
ハリケーンの真っ只中、モヤがかすみ、暴風雨の中、
それでもマッコールには地の利がある。
元妻と住んでいた地域、マッコールの家もある。
敵を先回りして神出鬼没。
今回は敵が敵ですからナイフも銃も使います。
一人また一人と倒して行く。
デンゼルは無双だ。
市井に生きて、弱きを助け、悪を倒す。
最終章が楽しみです。
荒れた土地のオアシス
前作ほどではないけど、今回も面白かった。
似たようなものにならないよう色んな工夫が施されており、1とはガラリのテイストを変えてまたもや良作の誕生。相変わらず人物描写が上手いし、最速で最強のロバート・マッコールのカッコ良さも異次元。
何故ここまで心を動かされるのだろうか。
何が善で、何が悪か。生きるために必要なものは何なのか。ロバートだけでなく、色んな目線でそれが描かれており、人の数だけ答えがあるのも人間ドラマとして面白い。特に探すことを生きがいとしているおじいちゃんは響いた。絵描きの少年にも幸せになって欲しいものだ。今後映ることはないだろうけど、1本の映画で応援したくなるのが本作の凄いところ。
タクシー運転手というのもまた良設定。
デンゼル・ワシントン、本当になんでも似合うな。冒頭のシーンもめちゃくちゃカッコイイじゃないか。正直、アクションは前作の方がテンション上がったけれど、ロバートの本性が本作ではより描かれていたから、そういう面ではレベルが上がっていたのかも。警備員を目指す少年、絵描きを目指す少年ときたから、次はどうなるかな?
このシリーズ、ずっと続いてくれないかな。
デンゼル・ワシントン御歳68歳だから結構厳しいかもしれないけど、静かで心に響くアクションがたまらないからもっとやって欲しい。次で最後だなんて悲しいよ😭
デンゼル・ワシントンだから見たくなる
元CIAのアサシンだったマッコール。アクション映画だから仕方がないのだが、悪の一味であれば誰でもボコったり、瞬殺してしまう。自分は、この描き方は大嫌い。アメリカの価値観を洗脳しているようで。自分の親しい人が一人でも死んだらば大騒ぎして、敵方の一味、一般人も含めて殺してもお咎めなしを洗脳されているようで。スーザンを殺したデイブに復讐をするのはわかるが、他のチームのメンバ―には復讐心はないはず。
しかし、マッコールの手際は、いつも鮮やかで惚れ惚れするのも確か。
アクションが多すぎないこと、市井の人たちを裏でこっそり助けてあげるのもいいバランスを保っている。
気になったセリフは、デイブの家で、デイブとマッコールが対峙したとき。もはや罪も善もない。あるのは不運だけだと。今の世界は、利益になる方に肩入れして、寄ってたかって報道するような世界。利益のためには、殺人、洗脳、裏切り、嘘も許されてしまう世界だと自分は捉えている。だから絶対的な罪も善もないのだ。今の世界を映し出すセリフだと感じた。
2作目で調子が出てきましたね
喋り過ぎマッコール
優しさと非情さを併せ持つ男の生き様
デンゼル・ワシントンの存在感が際立っている。優しさと非情さを併せ持つ主人公を演じるとしたら彼以外の適任者はいないだろう。殺伐としたアクション映画になっていないのは、彼の佇まいが主人公の人間としての奥深さを醸し出しているからだろう。
本作は、悪を裁く元CIAエージェントの活躍を描く第2弾。タクシードライバーとして働く主人公・マッコール(デンゼル・ワシントン)は、弱者を救う為、非情な裁きで悪党たちを葬っていた。CIA時代の上司であり親友でもあるスーザン(メリッサ・レオ)が殺されたことを知り、彼は、独自の捜査で犯人に迫っていく・・・。
報酬を求めず私的に悪党たちを容赦なく裁いていく主人公。彼の姿は、強引で一方的な正義を振りかざす男として捉えられそうだが、そういう感じはしない。それは、主人公を演じるデンゼル・ワシントンの演技力が卓越しているからである。
主人公の弱者に向けられる眼差しは、優しく自然であるが力強い。悪に対する激しい感情を抑え、深い悲しみを感じさせるデンゼル・ワシントンの佇まいが秀逸である。主人公の壮絶な過去が垣間見える。主人公の優しさは、タクシーの乗客を始めとして彼に関わる全ての人々に注がれる。この部分だけ切り取っても、人間ドラマとして一つの作品が出来るだろう。
対照的に、悪への裁きは冷酷非情であり情け容赦はない。主人公の眼差しも鋭く隙のないものになる。演じるデンゼル・ワシントンの身のこなしは、素早く無駄がなく60歳代という年齢を感じさせない。
意外にアクションシーンは少ない作品だが、印象的なシーンが多い。何と言ってもハイライトは、ラストシーン。このシーンは、主人公の生き様を集約したものであり、大仕掛けではなく、シンプルだが迫力ある展開に圧倒される。
本作は、非情なアクションと心温まる人間ドラマを融合した作品であり、主人公役のベンゼル・ワシントンの演者としての力量が実感できる良作である。
王道の勧善懲悪!
過去鑑賞
この作品もレビューしていませんでした^_^;
他人に優しく出来る人は、やはり強いものなんですね。
マッコールさんみたいな方が近くにいたら僕ももう少しまともな人間になっていたかもしれないです(笑)
個人だけでなく、このような方が世の中に何人かいれば、世の中ももう少しマシになりそうですよね。
前作にはやや劣るものの、今作もとても面白かったです。
このシリーズ、アクションシーンも秀逸なんですが、それに留まらず、ドラマとしても上手く作られていて優しい気持ちになれるのが、また良いですよね。
デンゼル・ワシントンさん演じるマッコールさんも強いだけでなく、信念と優しさを持つ、とても魅力的な人物ですし、あまり何作も作るとマンネリ化してしまいそうな気もしますが、もう一作くらい作って欲しいです。
マッコールの強さはそのまま、だが脚本はもうひと練り欲しかった。
懲悪までの時間制限や、寡黙に生活しながら身近な友人達を助ける展開は踏襲してはいるものの、シナリオとしてはボリュームダウン。イコライザーの強さを印象付ける懲悪シーンも、時計の秒数を意識させるシーンも少なく、風呂敷の拡げ方は個人的に期待していたものとは若干違った。
マイルズやブライアンの様に近しい人を守りつつ、スーザンといった古くからの友達との関係を大事にする優しいマッコールさん。前作に引き続き、怒ると超怖い。
相変わらずの圧倒的な強さを楽しむ形だが、今作はスパイ的な要素と場面が多く、マッコールの表面上の普通っぽさがだいぶ薄れてしまった。ここと強さのギャップが楽しくもあった作品なので、少し残念。
それでも、これでもかという程に見せ付ける強さが爽快なのも確か。R+15とキツめのレーティングだが、大人の勧善懲悪を楽しみたい方は是非。
元同僚だろうが殺しまくる
2はホームセンター店員ではなくタクシー運転手をやってる。
ストーリーとしては1でも触れてた元CIA設定の腐れ縁的なバトルがメイン。また、サイドストーリーとしてアーティスト志望の悪ガキが登場する。これ、もしかしたら息子オチかあ?と思ったが違った、んだろう。なんか見逃してるかもしれないが実はそこよくわかってない。。
無敵すぎるのはこの映画の特徴なのでよい。相手が元同僚だろうが殺しまくる。さすがに、奥さん子供と触れ合ってるしラストは助けるのかと思ったら殺した。問答無用でしたね、はい。
というわけで、ありがちになり過ぎずならではのアクションを見せてくれて楽しめるシリーズ作ではあった。
いやいやいや、凄腕過ぎるでしょ2
安定のマッコールさん
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