アルキメデスの大戦のレビュー・感想・評価
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原作は知らないけれど
原作を全く知らずに観ました。
非常に面白かった。
冒頭の戦闘シーンが強烈なので戦争映画かと思いきや、しっかりとした作りのヒューマンドラマ。
菅田将暉のカッコよさと柄本佑の演技力が光ります。
戦艦大和は大日本帝国の象徴
フィクションではあるが戦艦大和の知られざる真実に仰天。単なる不正見積もりと思いきや…すべてが明らかになる衝撃のクライマックスが待っていた。天才数学者も驚く奥深い戦艦大和の誕生秘話とは…
戦艦大和は大日本帝国の象徴であれ。
2019-159
悲しい結末が切ないけど
数学という新たな切り口で描く戦艦大和の物語。多少のフィクションとは思いつつもグイグイと引き込まれていくストーリー展開は見事で菅田くんと柄本くんから目を離せなくなる。さらに浜辺美波ちゃんの可憐な純真さが輝きを加えて物語に厚みを。大阪での鶴瓶さんとのお話には思わずホロリと涙腺崩壊。
想像以上に面白かったし、歴史のうらがわを垣間見た気がしました。
是非映画館で🎦
戦争ものではなく、人間ドラマ
冒頭のみの戦艦描写で、
他は全て人間ドラマ。
ポスターが良くない。
戦争ものではない、そこに至るまでの物語であることを上映前に知れれば、もっと観にくる人の客層も広がるのでは。
体感時間はあっという間であったが、
上映前の先入観からか
逆に、あ、ここで終わりか…となった。
田中泯さんの眼鏡が光って表情が見えないカットは
漫画らしいがとても印象的だった。
戦争に流れていく日本とそこに生きる日本人
ストーリー的に最初は戦艦大和の予算見積もりの粉飾を数学で暴く半沢直樹的な話かな?と思ってましたが話筋はそうでもそこに活躍する人々意思が濃厚で熱中しました!!!!
ラストは知っての通り大和沈没ですが、その犠牲や敗北への決定があったのにもかかわらず二発の原子爆弾が落とされないと自覚出来なかった日本人の負け方知らずにどうしようもない気持ちになりました。
劇中の頼もしく勇敢な日本人の男児や国民があの時代当たり前の様に命が消えていったと思うと心の中で手を合わせました。
平和と戦争と考える本当にいい機会でした。
説教
戦争映画でないので注意が必要!
日本人が不得手とする長期展望、目先の利益に飛びつく
という習性が・・・
不思議な観点から描かれています。他の方も書かれていますが女性の顔を図らないでしょう。普通! だから天才?
天才が出現しないと変わらない?これが隠れたテーマ?
フィクションなんだけども・・・
ストーリーは面白い作品です
しかしフィクションだと解っていても実際の歴史を知っていて今後日本がたどる未来を思うと途中なんだか悲しくなってきました
後は終わりらへんでの大和を造船する理由は「こんな見方もあるんだなと」思い驚きましたね
最後の最後の菅田将暉の演技
見るだけでもリピートしたいぐらい。
原作にはない映画オリジナルの最後の流れが素晴らしかった。
あとそれを抜きにしても、単純に面白かったです。
戦争ものでしょ?怖そう堅そうとさイメージだった持ってる人もいそうですが、いわゆる戦争ものではないです。
天才数学者のお話です。
多くの人に見て欲しいです。
ひと味違った戦争映画でした。
とてもいいストーリーで楽しめました。
こんなに頭がよかったら楽しいでしょうね!
平山とのやりとりがとてもよかったです。
鏡子さんが美しかったです。浜辺美波さん綺麗になられましたね🎵
気持ちいい
この映画は…率直に言って面白かった!
帝大数学科中退した100年に一度の天才数学者・櫂直(かいただし)が、軍の中で建設予定の軍用戦艦の計画を、予算や戦艦の設計に隠れている大きな穴を数学を使い止めようとするストーリー。
私戦争ものや軍艦系の話は好みのジャンルではないのだけど、大好きな山崎貴監督の作品は必ず観てるので行ってみました。
山崎監督作品は、私の勝手な仕分けで「永遠の0」「海賊とよばれた男」の枠と、「ジュブナイル」「ALWAYS三丁目の夕日」「寄生獣」「DESTINY鎌倉物語」の枠と2つあると思ってて、後者の方が完全に私が好きな作品が多いのですが、今回のアルキメデスは完全に前者。だけど、戦うシーンが重きとしてあるわけではなく、どうやって数学の力で軍人達を納得させて止めるのか…そこがメインとなっているところがまず良かった。
そして櫂直という天才数学者。天才であり変人でもある彼はまずキャラクターがめちゃくちゃ魅力的だった。その頭脳のレベルになるまで物凄い努力をしたんだろうけど、ただの頭良い人がではなく「色んなことを諦めなかった人」という人柄の強さが滲み出ていて、櫂のお世話係兼相方としてつかされた田中は、とても真面目な人で変人な櫂を最初は煙たい目で見ていた彼が、櫂の天才さもさることながらそれを超えたひたむきさに心が動かされて行くシーンがまあいいんだこれが…。良きバディっぷり。
重鎮俳優演じる軍人のお偉いさん達の中に放り込まれた若き天才数学者を演じる菅田将暉。
演技に見えない演技は相変わらずで、櫂直にしかもう見えない、ありきたりな言葉で言えば憑依していましたね…。菅田ではなく櫂そのもの。櫂の考えや頭脳があってからこそ展開していくストーリーや結果はとても納得がいく。
あと、それをも上回る日本政府の闇や時代の闇がゾクゾクして…決して後味の良い映画ではないけど、「天気の子」同様、今の日本を考えさせられるきっかけの映画だったことは間違いないんじゃないかな。
内容的にはなかなか難しい部分もあるけど、引き込まれるストーリーや役者さん達の魅力的な演技力のおかげで不思議と飽きのこない作品でした。櫂直の計算するシーンの黒板使いは迫真過ぎて無茶苦茶カッコよかった。それ以外も見所多数!!!
面白かったよ〜。
面白かった!
フィクション映画と解っていながら、過去に本当にあった事実と思える程のストーリーに仕上がっていた印象。
「戦艦大和」が作られた意味が奥深い。
観賞後、誰もが冒頭のシーンを思い出すはず。このシーンを最後に見させられたら号泣は必至😭
菅田将暉さん演じる櫂直のキャラが良い。
数学の能力が高いうえ頭の回転も良い。所々で明言を語るんだけど、その言葉も心に響く。
「最初から結果を決めつけない」とか「やるなら徹底的に細かい所まで」みたいなセリフが自分の胸に刺さります(笑)
本作に映像美を求める必要無し。二時間越えの作品でしたが障害の無い清流がサラサラ流れる様な素直なストーリーで飽きること無く楽しめました。
自分的に小林克也さんが本作のツボ。
誰よりも滑舌の良いセリフで、今にもベストヒットUSAが始まりそうでニヤニヤとしてしまったのはナイショ( ´∀`)
平坦な映画
特に盛り上がる場面はなく、平坦な映画だな という印象でした。
ただ、昔日本はこんな国だったのかと考えさせられます。
フィクションではありますが、現実味が強く、本当にあった話なのではと錯覚してしまいそうになる映画でした。
「積算ではなく…」
積算じゃなければ微分だ!?と思ったが、そんな単純なものじゃないらしい。原作は読んでいないので、読んだ人に聞いたところ、正式には偏微分の何とかという方程式とのこと。
個人的には、微分と思った瞬間に最大のクライマックスになった。
しかし結果、恐ろしく不可解な戦争に日本が突入する序章に過ぎなかった。
山本五十六が、早期講和を望んだという話はよく聞くが、平山は象徴的な戦艦大和が撃沈されることによって日本人が敗戦を自覚するという、更に先のシナリオをもって、楷と共に戦争に向かって行く。
だが、実際は、日本は戦艦大和の撃沈で戦争を終結させることはなかった。
2度の原爆、本土の至る所への空襲と多くの一般市民の命という代償を伴わなくてはならなかったのだ。
戦艦大和は、撃沈されてもなお日本人にとって希望の船であり続けた。きっとものづくりの象徴でもあり、戦後復興への願いでもあったのかもしれない。
戦争を賛美できずとも、美しいと感じる不思議な船だ。
宇宙戦艦ヤマトとして現代に蘇ったのも、そんな背景があったのだろうか。
当時でも既に時代遅れの船だったのかもしれないが、確かに美しい船だ。
専門バカの衝突
登場人物はただの専門バカと違って教養も人格も十分備えている。
それが厄介な現実で、組織の方向を狂わせて行く。まあ狂った方向かどうかは後からしか判断できないし、その判断も時代の教養次第で変わる。
今はフィクションとは言え、平山中将が”大和”にそこまでの思いを込めていたと信じたい。
平山中将と櫂直の二人のやり取りは良かった。特に大和の名前が出る場面。
浜辺さんのお嬢様感がいいアクセントだった。
戦争を回避する為に
昭和8年、老朽艦金剛の退艦に伴う新造艦の建造計画が立ち上がり、後に「大和」と呼ばれる巨大戦艦を建造しようとする勢力を阻止すべく連れて来られた数学の天才と呼ばれる男の話。
史実や実在の人物も沢山出てくるがあくまでもフィクションね。
ムダに巨大な戦艦建造を目論む平山造船中将。
空母建造を計画する藤岡造船少将と山本海軍少将。
山本少将=山本五十六により海軍に連れて来られた元帝大生の櫂直主計少佐が、平山案の予算の不正を曝くべく奮闘するストーリーで、様々な制約や妨害を乗り越えたり、謎を解いたりしていく様子が心地良い。
田中とのやり取りは勿論、会議シーンでのやり取りでも笑いが折り込まれていたりと意外な愉しさもあった。キャスティングもその辺を狙った感じ!?。
かなり原作に沿った展開であるけれど、上手くまとめてテンポ良くみせているし、原作よりも軽くキャッチーな印象で面白かった。
後半のめまぐるしさに鳥肌
個人的に、菅田将暉さんがこういう映画に出てくれることをずっと待っていました!
これからが楽しみです。
柄本祐さんをこんなに観ることは今回初めてでしたが、とても良かった、菅田将暉さんを支えていく心情がとても共感しました。
クライマックスに向けての心理戦、輝く知識、天才の欲と国を憂う気持ち、ネタバレになるので避けますが、最後のオチには鳥肌でした。
うーん、想像以上に良かったです。
レイトショーですがかなり混み合っていました、老若男女見にきていて面白い客層でした。
※一人の方が多かったです。
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