アルキメデスの大戦のレビュー・感想・評価
全426件中、261~280件目を表示
「戦艦大和」は日本の「象徴」という深い意味
戦争映画なのに戦闘シーンは冒頭のみ。ただ、迫力がすごく戦艦大和が沈んでいく様はリアルで、日本の敗北感がまざまざと感じられる。
また、この映画は事実を着色したフィクションということだが、フィクションと思えないような現実的な構成になっている。戦争の歴史の知識があってもなくても楽しめる。ある程度知識があれば、戦争映画は結論が分かってしまうが、この映画はうまく予想を外される。
また、数学は真実であるが、この時代は真実が正義で正しいというわけではない。真実⇄正義を頭の中で繰り返しながら、戦争について考えさせられる映画だった。
戦艦大和は日本の象徴。これはポジティブな意味でもネガティブな意味でもある。その理由が映画を見ればわかる。
思ったよりわかりやすかった!
戦艦のストーリーで難しそうと注目していなかったけど、詳しく知らなくてもわかるし感動できると評判が高かったので。
観て正解でした!熱くなる作品でした!
実際にあった戦艦大和。大和が沈没したのは知っていました。
それだけしか知らなかったけど面白かったし想像していたよりわかりやすかった。
冒頭のVFXの迫力がすごい。
この作品は冒頭が結末だと
思います。圧巻でした。
冒頭だけバトルシーンで
そのあとは大和がどのように生まれたのかが描かれる。
戦艦映画=バチバチのバトル
だと思ったら違います。
結果より過程に着目している。
豪華俳優陣勢揃い。
天才数学者櫂直の菅田将暉さん
田中正二郎の柄本佑さんの
コンビが作品の重さを軽くしてくれる。
やりとりに笑える部分も。
櫂直が数式を書きまくるシーンはすごい!
諦めたら何もできない。
昔も今も何かに立ち向かうとき
諦めたら何もできない。
素敵な俳優さんの中で唯一の女性
尾崎鏡子の浜辺美波さん。
可愛くて癒しでした。
鏡子がいるいないでは
全然違う。
本当に観てよかったなあ。
熱くなった。明日も頑張ろうと
思えた。
ラストは泣きそうになるくらい
熱かった!この熱さ、文書から伝わるといいです。
アルキメデスの大戦、まだ映画館で
観れるのでぜひ大スクリーンで!
やるせない
最高でした
さすが菅田くん、主演で裏切らない映画と予想したけれど、
かなり奥も深い映画でした。
どこまでも真っ直ぐな主人公には、どんな事でも全力で楽しんでとやるこの方には本当にハマり役でした。美しいし。
見終わってずしんと感動しましたね。
今までも特攻隊なんかを映画で観てやはり、玉砕覚悟なんて無駄なことだけど命を捨てて戦う姿勢に日本人の骨太の覚悟を外国に示せた訳で。それが今だって、自分達の誇りとなってもいるし、アメリカにとっても脅威に少なからずなっている。
ただのアジアの小さな国でなく、何かあるぞと。
日本人の自分達は、先人らの命をかけた覚悟と、美しく散るという美学、その歴史の重さ。
その上にいま自分は立って生きていることまた改めて刺さりました。
戦争は殺し合いで、無駄なものと思うけれど、
でもそれを通らなければ、進んでいけなかった。
ただ、生きて、
物乞いや春を売ったり、嘘をついたりして、そうしてでもとにかく生きていくのは大切かもしれないけれど、
それって動物と同じなわけで、悲しい。もたろん殺されても悲しいけど。そう、汚いか美しいかは大事だと思う。
弱肉強食、戦争して殺し合うのも動物と同じだから、
その先の世界を見据えていくには、生きていくのに
誇りとか美学は、人間にとって必要なものなのかも。
単にナルシストというか、酔いしれ、自らを飾るだけのだけの美学でなく、
数字にはズルや嘘がないから、どこから見ても証明できる美しさ、真実はどこまでも浄らかな世界を作り出す。
最初から最後まで、柄本、角替さん親子共演もあって、見応えありました。
菅田くん、こんな重い映画でもしっかり伝えることを届けてくれます。若いのに素晴らしい。
皆さんに見てほしいなあ
漫画が原作である「空母いぶき」があまりにも共感できなかったので、また原作は漫画かと根拠もない偏見をもちながらも、数学と大和の関係に興味があり見てしまったが結局良かった。
戦艦造船の中将が、「米国と戦って勝てるわけがない」という個人的な判断のもとに、戦艦の見積もりをあえて安くして選定されるようにした・・・。こんな馬鹿者があっちこっちで勝手な判断をして日本の足を引っ張ったんだろうな。
インパール作戦でも、そりゃあ無謀な作戦であったかもしれないが、英国物質拠点にあとわずかなのに勝手に退却をする部隊がいて、結局何の成果も得られなかった。
時々あの大戦を「馬鹿な戦争をして・・・」という輩がいるが、そんな時俺は心の内で「何も知らないくせにお前こそ馬鹿者だ」と思っている。
まるで舞台を観ているかのような迫真劇
「大和」の悲しすぎる運命
冒頭の「大和」の生々しく悲惨すぎる沈没に始まり、エンディングに至るまで、緊迫感の途切れない飽きさせない作品だった。戦争の危機に若き天才数学者が挑戦するという異色の設定が効果的だ。櫂直の真っすぐさを菅田将暉が好感の持てる演技で魅せている。彼の信じられないような数学の能力、本気度、思いの正しさが彼の内外に共感を呼び不可能を可能にしていく姿は実に爽快だ。
この作品は、通俗的な言い方をすれば、「理想」と「現実」の対決がテーマである。櫂直の理想主義の戦いは、周りを巻き込んで一旦は成功したかに見えたが、結局戦争を阻止することはできなかった。軍の本質は、力を誇示することであり、最終的には戦争に勝つことである。その強大な現実の力の前には、理想はあまりに無力だと思い知らされる。映画の中では直接語られないが、政治の無力さだったり、「国民の声」という世論の愚かしさに思いを至らされる。
異色のアプローチで戦争の本質を描いた作品として記憶に残るであろう。
誰のための正義。。。
見応えがありました。個人的に大好きな作品のひとつになりそうです。事件や事故が起こるでなく盛り上がりに欠けそうなのに最後のエンドロールしばらく立てませんでした。
数学が鍵を握ってるから内容が理系一色だったらわからなさすぎると心配でしたが、文系的アプローチも多く、最後の最後まで人の気持ちや熱量が人を動かすんだなと思い知らされました。
菅田将暉と柄本佑はじめ、役者さんが素晴らしかったです。特に田中泯さんがすごかった。一言、一言が重かったです。
数字でも心理的にでも囲碁で追い詰めていく、追い詰められていく様が全編通して浮かびました。
自分たちが冷静で賢くある事を問われてる気がします。
積算じゃなく、、、が気になってたのでこちらのレビューを読んでスッキリしました。
邦画頑張ってほしいです。
原作も読んでみたい。
菅田柄本コンビ最高。
「菅田将暉ファン」に受け入れられるか
天才は知的好奇心に抗えない
全426件中、261~280件目を表示












