劇場公開日 2019年7月26日

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アルキメデスの大戦のレビュー・感想・評価

全421件中、261~280件目を表示

3.0やるせない

2019年8月5日
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鑑賞方法:映画館

悲しい

知的

わかってはいたけれど戦争という誤った道へ向かう物語はみていて心が痛い。弱者が踏みにじられ強者の自己満足で力を動かす。冒頭のシーンから辛かった。
菅田くんの静と動の演技に惹き付けられました。柄本さんとのコンビもよく、暗い物語の中でクスッと笑えるところもあって良かったです。
それでもやはり戦争映画。エンタメにする必要はあったのかな?と。ラストの終わり方はもう少しどうにかできなかったものか。それ込みのストーリーだったのかな。でも不完全燃焼感がぬぐえなくて気持ちのもっていき場が迷子になってしまった。

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ふたり映画

5.0最高でした

2019年8月5日
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さすが菅田くん、主演で裏切らない映画と予想したけれど、
かなり奥も深い映画でした。
どこまでも真っ直ぐな主人公には、どんな事でも全力で楽しんでとやるこの方には本当にハマり役でした。美しいし。

見終わってずしんと感動しましたね。
今までも特攻隊なんかを映画で観てやはり、玉砕覚悟なんて無駄なことだけど命を捨てて戦う姿勢に日本人の骨太の覚悟を外国に示せた訳で。それが今だって、自分達の誇りとなってもいるし、アメリカにとっても脅威に少なからずなっている。
ただのアジアの小さな国でなく、何かあるぞと。

日本人の自分達は、先人らの命をかけた覚悟と、美しく散るという美学、その歴史の重さ。
その上にいま自分は立って生きていることまた改めて刺さりました。

戦争は殺し合いで、無駄なものと思うけれど、
でもそれを通らなければ、進んでいけなかった。
ただ、生きて、
物乞いや春を売ったり、嘘をついたりして、そうしてでもとにかく生きていくのは大切かもしれないけれど、
それって動物と同じなわけで、悲しい。もたろん殺されても悲しいけど。そう、汚いか美しいかは大事だと思う。
弱肉強食、戦争して殺し合うのも動物と同じだから、
その先の世界を見据えていくには、生きていくのに
誇りとか美学は、人間にとって必要なものなのかも。
単にナルシストというか、酔いしれ、自らを飾るだけのだけの美学でなく、
数字にはズルや嘘がないから、どこから見ても証明できる美しさ、真実はどこまでも浄らかな世界を作り出す。

最初から最後まで、柄本、角替さん親子共演もあって、見応えありました。
菅田くん、こんな重い映画でもしっかり伝えることを届けてくれます。若いのに素晴らしい。

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jaiko

4.0美しき怪物に魅入られた男達の物語

2019年8月5日
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鑑賞方法:映画館

もしくは滅びの美学…という印象だった。

夏だし戦争映画を、位の気持ちで観賞したが戦争の前日、経緯の話だった。
滅びる為、依り代として生まれた大和に意志があったらたまったものでは無いのではと思った。

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ヒレ肉

5.0皆さんに見てほしいなあ

2019年8月5日
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鑑賞方法:映画館

 漫画が原作である「空母いぶき」があまりにも共感できなかったので、また原作は漫画かと根拠もない偏見をもちながらも、数学と大和の関係に興味があり見てしまったが結局良かった。
 戦艦造船の中将が、「米国と戦って勝てるわけがない」という個人的な判断のもとに、戦艦の見積もりをあえて安くして選定されるようにした・・・。こんな馬鹿者があっちこっちで勝手な判断をして日本の足を引っ張ったんだろうな。
 インパール作戦でも、そりゃあ無謀な作戦であったかもしれないが、英国物質拠点にあとわずかなのに勝手に退却をする部隊がいて、結局何の成果も得られなかった。
 時々あの大戦を「馬鹿な戦争をして・・・」という輩がいるが、そんな時俺は心の内で「何も知らないくせにお前こそ馬鹿者だ」と思っている。

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ひるねぐま

4.5観て良かった

2019年8月5日
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鑑賞方法:映画館

自身の信念に基づき動く男たち、二転三転するストーリーにゾクゾクしてくる

頭が良い人が羨ましい

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Daiki Sugiyama

3.0まるで舞台を観ているかのような迫真劇

2019年8月5日
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鑑賞方法:映画館

楽しい

興奮

知的

冒頭で戦争の愚かさ表現した迫力シーンが劇場で観る上でのピーク値 菅田将暉の変人数学者と古くさい軍人の対決を描いているものの、主人公の側には理解者がいることで彼だけの物語になっていないところが良かった 特に柄本佑の顔面演技(台詞がなくても伝わる)に気持ちを持っていかれた 演者の素晴らしさも感じ取れる力作 しかし、肝心なクライマックスに締まりがなく熱いものも得られずこちらが撃沈したのも事実 戦争映画と言う時点でオチは分かりきっていたことだかエンタメにするのも切ない物語

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月子

3.5「大和」の悲しすぎる運命

2019年8月5日
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鑑賞方法:映画館

悲しい

知的

冒頭の「大和」の生々しく悲惨すぎる沈没に始まり、エンディングに至るまで、緊迫感の途切れない飽きさせない作品だった。戦争の危機に若き天才数学者が挑戦するという異色の設定が効果的だ。櫂直の真っすぐさを菅田将暉が好感の持てる演技で魅せている。彼の信じられないような数学の能力、本気度、思いの正しさが彼の内外に共感を呼び不可能を可能にしていく姿は実に爽快だ。
この作品は、通俗的な言い方をすれば、「理想」と「現実」の対決がテーマである。櫂直の理想主義の戦いは、周りを巻き込んで一旦は成功したかに見えたが、結局戦争を阻止することはできなかった。軍の本質は、力を誇示することであり、最終的には戦争に勝つことである。その強大な現実の力の前には、理想はあまりに無力だと思い知らされる。映画の中では直接語られないが、政治の無力さだったり、「国民の声」という世論の愚かしさに思いを至らされる。
異色のアプローチで戦争の本質を描いた作品として記憶に残るであろう。

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ガバチョ

5.0速さと重みのある映画

2019年8月5日
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楽しい

知的

難しい

戦時中の日本人も現代の日本人もシンボルにすがっていたと気付かされた
愚かな大衆は今も昔も変わらないが、その中で何をすべきか考えさせられる映画だった

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佐久間

5.0いい邦画です!

2019年8月5日
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悲しい

知的

期待以上にいい作品でした。役者さんたちの演技が素晴らしい。是非劇場に足を運んでみてください。

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カンジ

2.5観ないつもりでしたが

2019年8月5日
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観ないつもりでしたが評価が良かったので観ることにしました。
結果 観なくても良かったかな?始まりの取って付けたような戦闘シーン!鑑賞した結果、制作費の無駄遣いに思えた。最後の戦艦の航跡も何かおかしい

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シゲゾ〜

5.0菅田将暉やっぱ最高

2019年8月4日
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やっぱ菅田将暉の演じる奇才は最高だなぁ、、もっといっぱいこういう役やってください……

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むぅこ

5.0誰のための正義。。。

2019年8月4日
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見応えがありました。個人的に大好きな作品のひとつになりそうです。事件や事故が起こるでなく盛り上がりに欠けそうなのに最後のエンドロールしばらく立てませんでした。

数学が鍵を握ってるから内容が理系一色だったらわからなさすぎると心配でしたが、文系的アプローチも多く、最後の最後まで人の気持ちや熱量が人を動かすんだなと思い知らされました。

菅田将暉と柄本佑はじめ、役者さんが素晴らしかったです。特に田中泯さんがすごかった。一言、一言が重かったです。

数字でも心理的にでも囲碁で追い詰めていく、追い詰められていく様が全編通して浮かびました。

自分たちが冷静で賢くある事を問われてる気がします。

積算じゃなく、、、が気になってたのでこちらのレビューを読んでスッキリしました。

邦画頑張ってほしいです。
原作も読んでみたい。

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えぷりん

4.5菅田柄本コンビ最高。

2019年8月4日
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面白かったです。
菅田将暉と柄本佑のコンビのやりとりがおもしろくてずっと観入ってました。
けっこう長い作品だと思うのですがラストまであっという間です。
菅田将暉の演技ほんとによかったー!!
これは完全にフィクションなのかな?
戦艦大和が作られたほんとうの理由があれならちょっと悲しい。
けど山本造船中将の言うことも間違いではないのかな。
第二次世界大戦の敗北によって私たちはもう2度と戦争なんてしたくないと思うようになったのかも。
沢山の人が死んでしまったのが必要だったとは思わないけど。

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H!5@e

3.5「菅田将暉ファン」に受け入れられるか

2019年8月4日
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興奮

知的

面白かったです。
特に数式で驚かせる会議のシーン。
私は原作を知りませんが、まあまあ楽しんで見続ける事が出来ました。

ただ菅田将暉ファンて若い女性が多いと思うのですが、そういう方々に受け入れられるかというと「うーん…寝るんじゃない?」って思う。

とどのつまり万人に受け入れられるタイプの作品ではない、と感じました。

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あゆみん

3.5天才は知的好奇心に抗えない

2019年8月4日
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天才数学者が戦争を止めようとする話ではなかった。巨大戦艦(大和)の製造計画を止めるため、製造費の見積もり額の不正を暴こうとする話。
歴史的な事実として大和は作られ、沈められていくことを前提に観なければいけない。冒頭に沈められていく戦闘シーンが入るのはそういうこと(この戦闘シーンが良かったのだが、それはまた別の話)。主人公が戦争を起こしてはいけないという動機で関わっていく悲しさを感じた。
ところが観終わった感想としては、反戦映画でも戦時中の日本を礼讃する映画でもなかった。天才は知的好奇心に抗えないという物語。そういう意味でとても面白かった。

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kenshuchu

4.0数学サスペンス映画

2019年8月4日
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悲しい

知的

山崎監督の作品という事で、リアルなCGで作られた海戦アクションを想像していましたが、全く違った映画となっていたのに驚かされました。
物語の大半は、軍拡化を進める日本の軍部における「海戦主義」と「空戦主義」に対立した議論に終始しますが、双方の思惑の真ん中に「戦争素人」である天才数学者を据える事で膨らみを持ったサスペンス映画として作り上げるに成功している。
大和沈没シーンのCG演出等は相変わらず素晴らしい出来ですが、今作をフィクションとは言え、新しいスタイルの戦争映画とし得たのは、何と言っても菅田将暉の好演が大きいのではないでしょうか?

日本の象徴としての戦艦大和の運命、狂気へと突き進む日本。
敗戦と言う結末を知った現代人だからこそ、感じられる感動があったと思います。

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Masaya

3.0フィクションです!

2019年8月4日
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大和の誕生秘話?大和の話のようで大和の話ではない!
しかし大きく大和を表に出しています。
まあそれに頼った感じです。
でも結構のめり込む作品でした!

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883HT

5.0戦艦大和の切ない存在意義に涙

2019年8月4日
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最初の戦争シーン。大和が無惨にも破壊され大勢の犠牲が出る様子が描かれていますが、あまりの恐さに口開いてた…めっちゃ絶望した。
そしてこの感情こそが平山中将が見越していた未来そのもの。大和の存在意義。
私はまんまと平山中将の未来予想の軌道に乗ってしまっていた。

観終わったあとの余韻が凄い。<正義ってなんだろう…?>をずっと考えてた(笑)
最悪の状況を避けることが正義と疑わない主人公。
最悪の状況は避けられないと受け入れてダメージ軽減を図る平山中将。
この終盤の平山中将の考えにシビれる!そして大和の存在意義が切なすぎて泣ける…

平山案を論破するまでは櫂直が主人公でしたが、最後の10分は平山中将が主人公と言っても過言ではない。
そもそも最初から田中泯さんのオーラが他のキャストと段違い。彼以外にこの役を演じられる人いない。アカデミー賞助演男優賞を勝手に確信した。
菅田将暉ファンだけど、今回ばかりは田中泯に完全に喰われたと感じた。

余談だけど、これはめっちゃいい映画だったのにドラクエどうした?と監督に問いたい(笑)

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ちゃんるー

3.5結末へ向かう予想外の攻防

2019年8月4日
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143.冒頭に映像的な盛り上がりを集中させ、掴みに成功。費用面でも効率的

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movie

4.0原作を超えたかも

2019年8月4日
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鑑賞方法:映画館

興奮

知的

菅田将暉だけでなく、柄本佑の演技が素晴らしい。原作に描かれているようなクールな櫂少佐とその副官、ではなかったですが、原作を踏まえつつ、映画としてのキャラクターの描き方や、演出を加えて、さらに良い作品になっていたと思います。ストーリーを戦艦大和の原価計算に絞って展開していたのもわかりやすくて良かったと思います。お薦めです。

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orang