「数学の天才にしては、暗算が得意なだけ。真の数学の天才には及ばない感。」アルキメデスの大戦 DozenDollsDreamさんの映画レビュー(感想・評価)
数学の天才にしては、暗算が得意なだけ。真の数学の天才には及ばない感。
予告編や紹介・あらすじからは、もっと理知的な話の展開を期待させるが、
やっていることの大半は資料集めである。
数学の天才としての片鱗を見せるのは近似推定式を導出するシーンくらいで
やっていることの大半は暗算とか、短冊積分の計算くらいである。
それらは全て、今の時代ならエクセルで一瞬に出来てしまう。
戦艦大和に関する議論もあるのだけれども、せせこましい話題が多く、
数学の天才がすべき議論なのか? と思ってしまう。
史実の太平洋戦争においては、(映画でも言及される)プリンストン大学の
真の数学の天才達が総力を結集し、原爆を作り、暗号を解読して日本を破った。
そういう史実と比べてしまうと、なんというか、映画の話全体がショボく感じてしまう。
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