「音楽の躍動感ほど数学を感じない」アルキメデスの大戦 とまとのなっちゃんさんの映画レビュー(感想・評価)
音楽の躍動感ほど数学を感じない
評価が高かったので観に行きました。が、個人的な評価は高くありません。
拳でなく筆で戦う映画なので、戦争、と構えなくて大丈夫でした。
他の戦争映画とはストーリーの着陸の仕方が違い、面白かったです。音楽素晴らしかったです。
戦艦大和の建造をめぐって主人公が奔走します。
ただ内容は、序盤と終盤意外リズムが悪く、主人公と付き人のコンビは、どうだオレたちのコンビいいだろと言わんばかりでくどいです。主人公は天才の数学者というより、ドタバタと行動力のある数学者でした。走り回ってばかりで肝心の数学で戦うシーンが、映像として物足りなく感じます。
ベテラン俳優勢のおかげで主人公の情熱につられた白熱戦のようにならずに済んだのかな、と。船酔いしそうになりました。
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