「菅田 を見にきた予定が 田中泯さんに全て持ってかれた」アルキメデスの大戦 ganchanさんの映画レビュー(感想・評価)
菅田 を見にきた予定が 田中泯さんに全て持ってかれた
いやー 原作の漫画も全て 読んだんですけども 映画としてまとめるにはこれが最高だと思います。
dele での菅田将暉の 演技に 惚れ込んだんで 今回は原作もいいし 映画観に行く価値あるなと思い見に行きました。
だけど 田中泯 演技力と言っていいのか総合的な人間としての重みとか凄み それが素晴らしく これは違うなと 本当に何と言うか 人間としては力が全然 違うと ほんとに思う。
これはやっぱり田中泯さんが ダンサー としてとことん表現力の ものを突き詰めたと言う のだなと思いました。
田中泯さんの逸話で 自分のことを全く知らない田舎の 公民館で 前衛的なダンスをして 伝わるかどうかということをやった という逸話がありますが 前段階で前衛芸術とかそういうの分かってる人だったら 理解しようとするでしょうが 全く知らない田舎の 教養のない 人を前にして ただそこに黙って ゆっくりと 寝っ転がった状態から立つという動作だけで 感動させたと言う 逸話がありますが それくらい のことをずっとやってた人が やるからこそだと思います。
舘ひろしの 演技にはあまり期待していなかったのですが 最後の車中での 視線の外し方表情 これがけっこう絶妙でして 思ったより良い役者に なったんだなと思い あぶない刑事 もここまで成長したのかと 嬉しい誤算でした。
一度は見る価値がある映画だと思うので ぜひご覧ください 。
映画館の中でも 音響が良いところで 最後の田中泯さんの 言葉を聞くのは いいと思います 迫力が違います。
コメントする