「期待の低さに対してとても面白かった」アルキメデスの大戦 もへじさんの映画レビュー(感想・評価)
期待の低さに対してとても面白かった
事前の期待が低かったのもあってか、とても面白かった。脚本というかお話の構成が上手かったと思う。数学を魔法のように取り扱う過剰な期待及び変人としての数学者描写はまあ、この手の映画ではある程度仕方ない。それでも主人公が、むしろ現代人的常識に従って常に前向きで「合理的な」行動を取り続けるので、田中少尉と一緒になって素直に応援できる。お話のオチも、戦艦大和の裏にあったかもしれないフィクションとしては、そこに込められてるメッセージも含めて良かった。
特に気になったツッコミポイントは、「それが目的なのであれば細かい試算しなくても想定される開発費の下限を示せば良いのでは?」ということ。あとは、カメラを止めるな!のあの場所が使われてて、重要なシーンなのに色々フラッシュバックしてしまい、会話に集中できなかったw
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