「菅田将暉の演技、作品とも楽しめる」アルキメデスの大戦 きむさんの映画レビュー(感想・評価)
菅田将暉の演技、作品とも楽しめる
「何でも美しいものは測らずにはいられない。そんな青年が最後に選択したものとは。」
私がこの映画を鑑賞して、キャッチコピーをつけるなら、このような言葉で表現します。
なぜなら、無我夢中で数学にのめり込む青年が戦争を回避すべく、数学の力で立ち向かいましたが、「希望という名の犠牲」を覚悟した選択をしたからです。
最後に流した一筋の涙には、周りの希望とは裏腹に、無念も溢れた想いを感じました。
また、当時の日本人にとって「戦艦大和」の位置付けの深さに、戦争の背景と重みを感じる作品でした。
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