マチネの終わりにのレビュー・感想・評価
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涙ぼろぼろ
余韻が残る映画でした
大人になると好きだという自分の気持ちだけで突っ走らなくなる。自分のことより相手のことを考えすぎてしまう。愛すること、愛されることが怖くて臆病になってしまった自分を知るきっかけになった気がします。
心に残るセリフ、音楽などがあり、何度も映画館に行ってしまいました。
私は、早苗には嫌悪感しかない。でも彼女は自分の望む幸せを掴んだ。そのことが、とても悔しかったけど、それも彼女が自分が幸せになるための選択をしただけなんだと思ったら、嫌いにはなれない自分がいました。
蒔野が告白後も穏やかに暮らせているのは、妻を愛している事実があるからなのでしょうね。
とても辛い別れを受け入れた洋子のような女性に幸せになって欲しいです。切ないストーリーでした。
こんな恋もあるのかな
40代でそれなりに恋愛経験もあろう二人の男女が、三度会っただけでこんなにも惹かれ合うというところが私にはとても素敵だと思いました。結婚直前の恋人がいるにもかかわらず気持ちが他の男性に移ってしまうのは周囲からの非難を買うとは思いますが、たった一度きりの人生、自分の感情の赴くままに動いてもいいんじゃないかと感じてしまいました。(人を傷つけてしまう時もありますが…)
映画を見た後で原作を読んでいるのですが、映画では描ききれていなかった蒔野と洋子の知的な会話が素晴らしいです。教養のある人の言葉選びは美しいですね。
私は社会にもまだ出ていないぺーぺーの学生ですが、将来は石田ゆり子さんのような女性になりたいです。
スカッとしない韓国ドラマのような感じ。
普段は見ないラブストーリーだけど…
平野啓一郎の原作にしては、軽い内容でしたが、美男・美女・美しい街並...
「切ない」にひたれる。
ハラハラドキドキ
ある意味で今時の恋愛なのかな
心地よい
頭が少女のままオバさんになった人向けの映画
悲しんでいるあなたを愛する
映画が終わって真っ先にした事、それはりんどうの花言葉を調べる事でした。
「悲しんでいるあなたを愛する」
いくつかある中で、目に止まったのがこれでした。
これ、解釈が難しくないですか。
悪魔的に受け取ってしまうと、あなたが悲しんでいるのを喜んでいるみたいですけど違いますよね。
私は、悲しんでいるあなたに寄り添うような強さを感じると共に、何か切なさを感じるんですよね。
悲しんでいるあなたよりも、深い悲しみの中にいる様な。
私がそう感じちゃったってだけの話ですけど。
蒔野を送り出した時の早苗の表情が思い浮かぶんです、なんとなく。
ちなみに、南天の花言葉は、
「私の愛は増すばかり」
これは、『居眠り磐音』の時に調べたので知っていたんですけど。
早苗の行動に2度ビックリ❗️
原作未読。福山雅治と石田ゆり子のどちらのファンでもないが、評価が高かったので鑑賞した。これが大人の恋と言われればそうかなとも思うが、いい大人がそんなキザな口説き文句を言うかなとか、いろいろツッコミたくなる場面が多かったのは評判の割には残念だった。
ストーリー的には、マネージャーの早苗が主人公2人の恋仲を卑劣な手段で裂くこと、4年後?にその2人に真相を暴露したこと。早苗は蒔野のために一生を捧げたいと思っているらしいが、僕には身勝手な悪女でまるでバランス感覚がない不思議ちゃんとしか思えなかった。
早苗はまんまと洋子から蒔野を奪って結婚して子供まで作って幸せに暮らしているはずなのに、何で今更それを捨てる必要があったのか?告白場面で洋子はコップの水をブッかけるのが普通だろう。
あと、蒔野と洋子の愛情は運命的な出会いで非常に強いはずなのに、早苗の悪戯に近いような一時的なメールの行違いで、あんな簡単にお互いを諦められるのか?あり得ない! その上、ラストの2人の再会シーンもとって付けた感があって・・・もう一つ付け加えると石田ゆり子はどうしてもおばさん顔に見えるし、本作品で1番の要になる早苗役は難しい演技が要求されると思うが、イマイチ力不足だったと思う。
というわけで辛口コメントばかりになったが、パリ、ニューヨーク、マドリードなど画面が綺麗なのは印象的だった。が、観賞後のモヤモヤが解消されず、結局、口直しにもう一本別の映画を見てスッキリさせてから家路についた。
福山雅治と石田ゆり子が最高だった
桜井ユキの怪演が際立つ
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