「欧州映画のような会話劇」マチネの終わりに またぞうさんの映画レビュー(感想・評価)
欧州映画のような会話劇
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未来が過去を変える、ああ、今まで考えたことがなかったが、なるほどです。
過去の出来事は変えられないけど、その意味合いは何度も更新されていく。
スジ的には、桜井ユキの行動はバレるリスクが高く無理があると思われる事と、
福山雅治はあれほど運命と思った彼女をなぜ板谷由香ルートで探さなかったのか、
桜井ユキは復帰コンサート前の大切な時期になぜ動揺させる行動を取ったのか、考えるところはないわけでは無い。
しかしそれらをカバーするのが、美人と言っていいのか悩むが間違いなく魅力的な石田ゆり子と(注:大好きです)、
ギターテクはもちろん癖を抑えた福山雅治による、欧米の風景とギター音楽をバックにした、ちょっと日常生活から浮いた会話劇だ。
大人のスターを使ったこんな日本映画もたまにはいい。
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