「このごろ、小説より映画が良かったかもと思う作品がよくあるが、これは...」マチネの終わりに 半月光さんの映画レビュー(感想・評価)
このごろ、小説より映画が良かったかもと思う作品がよくあるが、これは...
このごろ、小説より映画が良かったかもと思う作品がよくあるが、これは違った。原作は、緻密な描写のリアリズムで説得力があるが、映像にされると、「んなことないでしょう?」と違和感を覚えてしまうご都合設定多々あり。それに、美男俳優代表の福山雅治がいつもに比べてもうひとつ美男に見えない。これはもしかしてわざと? あまりに美形どや!で恋愛ばっちりじゃ嫌味だからとか。美女のほうもなんだかいまいち。もっと夢のように美しく映せるでしょ?だからわざとかなと思ってしまう。全体の映像のつくりもあまりどうってことなく。原作が、うわ、マジで圧巻恋愛小説って、すごいなあ、と感心していたので映画も楽しみしていたが、映画的に面白みのないものだった。
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