「あぁぁぁ」マチネの終わりに masaki_taさんの映画レビュー(感想・評価)
あぁぁぁ
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パリやニューヨークの街並みに
福山雅治さんと石田ゆり子さんが美しく溶け込んでだ、大人の恋愛映画に涙しました。
すれ違いのもどかしさ。
あの時違う選択をしていたら…
誰もがそんな経験をしながら今を生きている。
何であの時、もう一歩追いかけなかった?
何で諦めて、身近なところでおさまった?
槙野さんの「あぁぁぁ」に一緒にあぁぁぁ
やっぱり、別の人に想いを残したまま、手を差し伸べてくれたからと一緒になってはいけないよ。
みんなが不幸になる。
早苗さんの最後の懺悔の告白
そこまでして手に入れたなら、知らないままに、選ばなかった方の人生を生きる槙野さんの幸せもあったのじゃないかい、と思ってしまったけれど…
「人は、変えられるのは未来だけだと思い込んでる。だけど、実際は、未来は常に過去を変えてるんです。変えられるとも言えるし、変わってしまうとも言える。過去は、それくらい繊細で、感じやすいものじゃないですか?」
クラシックギターを何本も購入したという、さすがの福山:槙野さんが奏でる「幸福の金貨」の美しい調べに
未来が過去を変える
選ばなかった道にも過去を変える未来がある
と信じてもいいのかもしれない。
そんな余韻を感じながら、自分の人生の今を思う映画でした。
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