「痛恨の期待はずれ」凪待ち marさんの映画レビュー(感想・評価)
痛恨の期待はずれ
全くの期待はずれ。
白石監督だから…と見た人は落胆するはず。
訛りも含めてツッコミどころは多々あるけど、
とにかく何を描きたいのか分からない作品だった。
あえて言うなら、香取くんのためにギョーカイの人が頑張りましたみたいな。
その香取くんも結局アイドルから脱却できないまま終わったように思う。キャラクター描写のせいもあるだろうけど、不自然にカッコつけすぎなんだよ。
ギャンブル依存にしてもキレやすさにしても、なんの裏付けも感じられないから薄っぺらい。
ただボソボソ喋るクズ男が、周りのやけに優しい人たちに支えられてクズであることを受け入れましたっていうファンタジー。
最後にひとつだけ。リリーフランキーについては痛恨のキャスティングミスだと思うなあ。出すにしてもノミ屋にしとけば良かったのに。
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