劇場版 ヴァイオレット・エヴァーガーデンのレビュー・感想・評価
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みんな泣いてたなー。
今、から始まる物語。昔は手紙を代筆する人がいたんだよ、ってところから始まったから予想外。手紙から電話へと時代が変わるなかでの泣けるエピソードがしみる。
船からのダイブはやり過ぎなきがするけど…。あとやたら波打ち際がリアルなえずらが気になった…。
気持ちを言葉に表し、紡がれる言葉を手紙にして相手に伝えること。それがどんなに大事なことかを教えてくれる一人の少女の物語です。
京都アニメーションの作品です。
あの事件から1年とちょっと。
新たな作品をみられることがこんなにも嬉しく
感じるものなのだなと実感しました。 しみじみ。
復帰作というのを抜きにしても
この作品はとても素晴らしい出来映えです。
「どの場面が」 ということでは無く
「最初から最後まで」 としか言えません。
ここまで感情を揺さぶられ、
共感できるお話になっているとは思いませんでした。
2時間を超える長さなのに
冗長に思える場面が一切感じられなかったのもすごいこと。
そして
少佐の生死を含め、「ラスト」までしっかり描ききってくれました。
私的には、納得・満足のエンディングです。
◇
京都アニメーションの実力 というか底力を
みさせていただきました。
制作に関わられた全ての方に
感謝と敬意を表します。
◇
観ようか迷っている方
⇒ ぜひご鑑賞ください。
TVシリーズ未視聴の方
⇒ 先に見ておいた方がよいです。 絶対に。
TVシリーズを復習してから、もう一度観てみようと思っています
◇余談です
ヴァイオレットちゃん
義手が重そうなのに泳げるんですね。
お手入れしっかりしないと錆びそう…
ヴァイオレットちゃん・その2
冗談が言えるようになったんだ としみじみ
(義手で人を殴らないようにしましょう)
残念なこと…
(※作品の内容に関してではありません)
入場者特典 ⇒ 配布完了してました しくしく
パンフレット ⇒ 完売してました しくしく
再入荷予定 ⇒ 未定との事です ぐっすん
☆映画の感想は人さまざまかとは思いますが、このように感じた映画ファンもいるということで。
---- 2020.10.08追記 -----
2回目を鑑賞してきました。
ギルベルト少佐の消息を知る手掛りとなったのが
「宛先不明で戻ってきた手紙」
なのですが、
1回目の鑑賞時、どうしてそれが手掛りになったのかが
分からなくて
すごくモヤモヤしてました。
あれは
島の少女に頼まれて、ギルベルト少佐が代筆したもの
ということだったのですね。
(前回鑑賞時には気付きませんでした)
ということは
「筆跡」 が少佐のもので
それに社長が気付いた--
…ということなのでしょうか。
※あれ。 少佐は左手で書いたハズですよね。
少佐は左利きなのでしょうか…
利き手とは違う手で文字を書いても
同じような筆跡になるものなのでしょうか はて
…
まあいいか …汗
えへへ な事
(※作品の内容に関してではありません)
入場者特典 ⇒ 2回目の配布してました えへ
パンフレット ⇒ 入荷してました 購入~ えへへ
お値段 ⇒ ちょっとお高めだけどOK えへへへ 能天気~♪
☆映画の感想は人さまざまかとは思いますが、このように感じた映画ファンもいるということで。
とにかく良かった
少しひねくれた見方をすると、いかにもという感じなのかもしれないが、個人的にはとにかく良かった。いろいろと評価すべきポイントはあるが、総じてただひたすらに美しい映画だったように思える。日々の生活で蓄積された体中の悪いものすべてが浄化され、心も清らかになりました。自分はいわゆるアニオタでも、作品の熱烈なファンというわけでもないが、映画館への再訪可能性は十分にあり。実写にしろアニメにしろ、心を動かされる映画は、やはり素敵だ。
少佐とヴァイオレットちゃん
9割方ずっと泣いてました。アニメの総集編かなぁって思って観にいったらアンの孫が出てきたり完全に新しい話で驚きました。
アンへの50通?の手紙を初っ端からかまして来られて泣きます。と思ったら少佐が生きてる疑惑でビックリ。
観てる皆知ってたのかってくらい反応なかったんですけど、私はビックリしました。
個人的には少年の家族への手紙エピソードも良いけど、少佐とヴァイオレットをもっと掘り下げて欲しかったです。
少佐が「ヴァイオレットに会いたくない!!」ってゴネてるとことか、それまでの少佐の葛藤が描かれてないから「私のこと好き?」って試すめんどくさい女みたいに感じました。
真っ直ぐで純粋に少佐を追いかけるヴァイオレットちゃん大好きです。美しさにずっと息を飲んでました。
あと、アンの孫が博物館になってる郵便局にきた時のお婆ちゃんは誰だったんでしょうか、、勝手に泣いてたんですけど気になります。
本当好きな作品です。京都アニメーションの方々、この作品を公開してくれた皆様、ありがとうございます。
とにかく公開まで漕ぎ着けよかった。
ストーリーに対して色んな思うところはあるけれど、あの事件やコロナなど多くの困難に負けずに公開まで漕ぎつけ本当に良かった。制作、関係者の方々の並々ならぬご尽力の賜物だと思います。
前述の通り思うことはありますが、一旦のエンディングを迎えたことを喜びたい。そして外伝2を期待しております。
なかなか.........。
すいません、ハッキリ言います。まず、この「バイオレットエヴァガーデン」という物自体知りませんでした…💦だから、途中はあまり面白くはないなとは思いましたが、ラストは面白かったです!
相応しいラスト
アニメでも感動して泣かなかった回はなかったから
映画なんてどんだけ泣かされるんだとドキドキ
して行きました。予想通り始まって五分でウルウル…
もどかしい物語で、こんなに頑張る女の子には
ぜひ報われて欲しいと願ってましたが、
過度な報われ方もしないあたりヴァイオレット・エヴァーガーデンらしくて、とても素敵なラストだと感じました。
アンちゃんの孫が出てきたのも良かった。
海に走って飛び込むヴァイオレット、素敵可愛い…
久しぶりに評価5をつけました。
こんな素敵で深いお話がもっと増えればいいな。
そして、京都アニメーションの凄さをまた感じました。
絵が、本当に繊細で、色彩の使い方が京都アニメーションらしさが出てて、風景の絵だけで泣けるなんてなかなか無いので毎回京都アニメーションには驚かされます。
あと、私が見た回はエンドロールが終わるまで、明かりが着くまで誰も客席を離れず、話もせずしっかりエンドロールを見てる方ばかりでした。結構席数のあるスクリーンだったので驚きました。
そこでもヴァイオレット・エヴァーガーデンと、作った京都アニメーションがとても愛されてることを感じました。
境界の彼方でも監督には泣かされたんですが、ヴァイオレット・エヴァーガーデンはそれを超えてきました。
私の中でこの先も名作です。
素敵な物語に出会わせてくれてありがとうございました。
京都アニメーションはやはり素晴らしい
本作はテレビアニメの完全な続きとして製作されています。(昨年公開された物は番外編としての1エピソード作品でした。)その後のヴァイオレットと会社の仲間達、そして一番気になるギルベルト少佐のその後が描かれています。
鑑賞後の感想はあれだけ凄惨な事件を経験された後に本作を完成させ、公開してくれた京都アニメーションに深い感謝を覚えました。これだけの作品を製作出来るアニメスタジオは、世界を探しても京都アニメーション以外無いと思います。それほど作画の凄さには驚嘆します。
鑑賞し始めて最初気になったのは、本作はシネマスコープサイズで製作されていることです。当然ですがテレビアニメ版はビスタサイズですので、その部分が気になって仕方ありませんでした。でもしばらくしてその疑問が解けてきました。本作はビスタサイズからはみ出した部分を奥行きの表現に使っているのです。それはとても効果的で作画の緻密さと相まって2Dアニメにも関わらず、まるで実写の映像を見ているような気になります。
この桁外れとも思える画面の素晴らしさに反して、ストーリーや構成について少し疑問符が付きます。まず本作は数十年後の世界のテレビアニメ10話の物語に登場したアンという少女が年老えて亡くなった場面から始まります。そして孫娘が祖母に宛てて母親から毎年1通計50通もの手紙が届いたことを知ります。その手紙を書いた人は誰なのか? その相手が主人公であることが分かり、自動式書記人形と呼ばれたヴァイオレットのことを調べる旅に出るという構成になってます。
こういう構成は映画には非常に多く(最近では永遠の0や古くは市民ケーンなどの作品が当て嵌まります)でもこの構成の作品で重要なのは現在と過去を繋ぐ語り部としての役割です。語り部の存在を意識させる為には、何度も現在に戻って来る必要があるのですが、本作はそれは途中に一回程度しかありません。従って語り部の存在は非常に小さく、構成として成り立っていません。つまりこの構成自体が破綻しているのです。
それと本作の最も重要と思われるギルベルト少佐が生きているという設定ですが、彼の生存に関する返信された手紙というのが余り重要な要素として描かれていません。この辺りは何故手紙が返信されているのか、何故その手紙が彼の生存と結びつくのかをもっと丁寧に描く必要があったと思います。
更に本作の中で時間を多く割いて描いている死の淵にいる少年のエピソードですが、あれはテレビアニメの10話の物語と被るだけでなく、本筋の話から外れているので省くべきであったと思います。このシーンで多くの観客の方が涙していたので反対される方も多いと思いますが、私ならバッサリ切ります。本作のレビューで詰め込みすぎという意見が散見されますが、このエピソードを落とせばかなり物語はスッキリしたでしょう。
本作の本筋はヴァイオレットとギルベルト少佐との再会なのですから、その筋に不必要な場面は切り捨てて、本筋に関連した物に絞るべきなのです。だから語り部は必要なく、それ以外のエピソードも必要ないのです。
そして肝心の本筋ですが、二人の再会に向けてのお膳立てが非常に弱く、再会出来た時の感動が薄まっています。私であればギルベルトの生存の確認には社長だけ向かわせ、そこでギルベルトが何故生存を隠していたのか、何故ヴァイオレットに会えないのか、それを説明するシーンを入れるでしょう。
私の考えた後半の物語は社長から弟の生存を知ったギルベルトの兄がヴァイオレットを連れて島を訪れ、再会のお膳立てをします。そうすることによりヴァイオレットを非情な武器としか見ていなかったギルベルトの兄が彼女を人間として初めて認めるという感動的な場面が作れたのではないかと思います。
島でのシーンは船が到着してから出航までに時間の制限を設けます。これは恋愛物では定番で、制限された時間があることで観客はハラハラします。その僅かな時間でヴァイオレットはギルベルトと再会し、彼女を武器として扱ってきた罪悪感で苦しんでいることを知ります。人の感情が分かるようになっているヴァイオレットは、ギルベルトの前から去ることが彼の為になると思い、一人去っていきます。
兄はヴァイオレットがこの数年間どんな想いで過ごしていたかをギルベルトに告げます。母親の月命日にも欠かさず花を手向けていたことを知らされて、ギルベルトは初めて彼女を一人の女性として愛していたことに気付き、彼女の後を追います。
船は出航してしまい桟橋を離れていきます。ギルベルトはヴァイオレットの名を呼び、それに呼応した彼女は躊躇なく海へ飛び込みます。(この辺りも旅情や昼下がりの情事のような恋愛物の定番シーンのパクリです)しかし浮力の無い義手がヴァイオレットを水底へ沈めていきます。彼女を救ったのはギルベルトでした。必死に陸へ上がった二人は抱き合い、互いに「愛している」の言葉を交わし接吻するところで場面は終わります。そしてエンドタイトルが流れます。
エンドタイトルの後は数年後会社の人達やギルベルトの兄が皆で島を訪ねます。島では平穏な生活の中で、ギルベルトは教師をしており、大人になったヴァイオレットは赤ん坊を抱き、母親になっています。赤ちゃんの手には子供の頃のギルベルトが使っていた玩具が握られています。
そしてテレビアニメも含め作品中で一度も笑わなかったヴァイオレットが、赤ちゃんに笑顔で優しく微笑んでいるところで映画は終わります。
私は物書きなので映画などでストーリーが腑に落ちないと、それならどうすれば良かったのか考えて、気に入った物語に改変するまで熟考してしまいます。まあこれは私の悪癖なのでどうしようもありません。
私の感想は本作を全然誉めたことになっていないじゃないか、と言われそうですが、本作は公開されたことに意義があり、余り細かなことに拘る物ではないと思います。今後の京都アニメーションにとって再出発の第一弾としては実に素晴らしい作品です。
私は本作を鑑賞して京都アニメーションは日本の至宝といえる存在という思いを益々強くしました。
娘とデートで。
話の展開に直接関わるシーンではないのかもしれませんが、映像が停止して時だけが過ぎ、思わず客席で息を呑む瞬間が来ます。スクリーンとシネコン全体からは一切の音が消えていて、背中越しのヴァイオレットと自分との境界が曖昧になる感覚に鳥肌が立ちました。
TVシリーズを、順番に、通しで観た後、劇場版の内容を入れないまま、映画館へ足を運ぶべきです。
この物語の最後を、リアルタイムのロードショーで観ることができた時代に生きていたこと、幸運に思いました。京都アニメーションに感謝です。
覚悟してたのに...
始まりから最後までずっとやられてました。これだかは覚悟して観に行ってください。めちゃくちゃ畳み掛けてきます。。。涙
このアニメは本当に作画が綺麗で花火とかも綺麗に描かれてました。あまりにも綺麗なので今年コロナで花火見られてない方は是非、、、笑
そして、この作品にでてくる登場人物は自分のことより人のことを優先して考えている。そんな姿がより作品の美しさを引き立てているせいか、観ていて感情が洗われるような感覚にさせられてしまいました。
手紙から電話、電話からメール。便利にはなってきているけど手軽になればなるほど本当の気持ちは遠く離れてしまい、「伝える」の概念が曖昧になってきているのかなと感じさせられました。『貰った人の心を暖める』すごくいい言葉でした。
待ってました!
外伝から1年。
満を持しての登場です。
開始直後に50年分の手紙の話はずるいですよ〜!
少佐は死んでいると周りは言うけれど、忘れ去ることは出来ないヴァイオレットの葛藤にどう落とし所をつけるかで、選んだ選択は個人的には好みのルートではなかったですが、それでも胸が熱くならないはずがなかった。
感情を知るためのドールとしての仕事で、関わる人々の複雑な気持ちから練り上げられるストーリーは泣かずにはいられないものだ。
一方で、我々からするとやはりどこか異質であるヴァイオレットの話は泣けはしないものの、我々に思考を与えるものだった。
だからこそ、ドールとしてのクライアントの話は無理して入れるべきだったのかと思ってしまった(もちろん自分が制作ではないので、無理したかは分からないが)。
前半で悩み悩んでつぶれそうであったのに、中盤で「はい、少佐生きてました」からの流れは少し違和感があった。
関わる感情が全く変わってしまうからだ。
ただ、言わなければいけないのは、それでも素晴らしいのがこの作品であり、繰り返し見ていく中で解釈とともに風景にまで目が向けられ、より深い味わいとなるのではないかと思っている。
アニメ未鑑賞での鑑賞
アニメ未鑑賞だが、どうしても気になり劇場で鑑賞しました。
アニメ未鑑賞でも楽しめるようヴァイオレットの背景などの説明が入っていたおかげで楽しめました。
ただし、アニメ13話かけて説明していたであろう部分を映画の序・中盤に詰め込んでいるため、
アニメを観る暇があるなら、アニメを観てから本作品を観ることをおすすめします。
「大切なことは、声にならない」
よかったねぇえ!
心が綺麗になりました。
平和で便利な世の中だとわすれてしまう
大切な人に気持ちを伝えること
科学革命中にある時代の戦時戦後だからこそ生じる
技術の進歩があるからこそ
変わらない人の心の機微がはっきり浮き彫りになる
(電話と手紙、どっちもいい側面があっていい)
無感動っぽく見えるヴァイオレットちゃんだからこそ
周りの人間ドラマがはっきり浮き彫りになる
いわば引き立てる役周りのドールヴァイオレットが
今回は自分の気持ちを伝える主役になるのも
またなんともいえない感動
色んな人の、色んな意味の
「あいしてる」
その言葉は、声にならなくても
しっかり伝わっていた。何回泣いたことか
社長おおおお
大佐ああ
ゆりすううう
ヴァイオレットちゃああん、、!!!
明日からも生きる力をもらいました。
最高でした
ずっと楽しみにしていましたが、楽しみにしていたかいのあるすばらしい映画でした。
絵も音楽もストーリーも声優さんの演技もすべてが最高でした。
なぜか時間がゆっくり過ぎていくような感覚になり、すごくリラックスする映画でした。
京都アニメーションさんの力の入れようが感じられて、感動しました。
当然ながら泣きました。替えのマスクとハンカチをお忘れなく。
不倫女の挿入歌で涙ひいた
作品自体は良かったです。
ユリスくんの死という嗚咽がでてしまいそうになるくらい切ないシーンを超え
ヴァイオレットと少佐のクライマックスで
あの聞き覚えのある歌声が流れた瞬間
感動すら「無」になりました。
なんで金払って不倫女の歌声を無理やり聞かされなきゃいかないの。
しかも相変わらずキンキンした声と音量で、作品より自己主張つよくて、辛かった。
リピートはなしです。
下調べしなかった私も悪かったけど、大切な作品に関わって欲しくなかった
星5つのところ彼女がいるため減点します。
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