「感動作とは」劇場版 ヴァイオレット・エヴァーガーデン 冨田健太朗さんの映画レビュー(感想・評価)
感動作とは
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映像も綺麗で声優さんの演技も素晴らしく完成度という意味では最高だったと思います。
しかし感動作、というか泣ける映画泣ける作品というものに関して考えさせられました。
実際会場でかなり泣きましたが、じゃあ面白い作品と言えるのだろうかと色々考えました。
泣ける演出というのが確立され過ぎている。
また、泣けたポイントについても主軸の話以外でした。家族の話とか、そりゃ泣くけど。
主人公ヴァイオレットの気持ちというのは育ての親に対してなのか愛する男性に対してなのかわからなくて、一方少佐はなんだか最初から女としてしか見てない感じがちょっと冷めてしまったというか、引いてしまったというか。
オジさんキモいなって思っちゃいました。
しかし大元のテーマであるだろう「大切な人への大切な気持ちを手紙で伝える」というのは普遍的であり、見事に表現されていて素晴らしいと感じました。
最後に、ツッコむようなとこじゃないかもしれませんが大佐ってどうやって島に来たの?
ヴァイオレット達と同じ船に乗ってた?
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