劇場公開日 2018年11月16日

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「ボーダーライン:ソルジャーズ・デイ」ボーダーライン ソルジャーズ・デイ しょうちゃんさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0ボーダーライン:ソルジャーズ・デイ

2018年11月24日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

2018年97本目の劇場鑑賞。

アメリカとメキシコの国境をはさんで繰り広げられる壮絶な麻薬戦争の実態を描く、
クライム・アクション「ボーダーライン」の続編。

前作でベニチオ・デル・トロとジョシュ・ブローリンが演じたアレハンドロとマットを主人公に、
もはや一切のルールが無力化した国境麻薬戦争の泥沼を、
予測不能の展開でスリリングに描き出す。
.
続編のわりには前作から監督・撮影・編集・音楽など製作陣が代わっている。
脚本のテイラー・シェリダンは続投。
それでも1作目の世界観を継承された続編になっている。
全編に渡り重々しい音楽や緊張感が漂う。
カンザスシティのスーパーマーケットでの爆弾テロは生々しい。
ベニチオ・デル・トロの怪演も見事で、
アレハンドロが汚れ仕事を淡々と実行する姿が容赦ない所が良い。
前作と違い作戦が失敗した辺りから、
内容が変わる展開になっていきます。
ボーダーラインはどうやら3部作で作られているため、
明らかに続編を匂わせる終わり方でした。
最後はどう着地させるのかが楽しみです。

しょうちゃん