ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッドのレビュー・感想・評価
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長い!でも悔しいくらいのスッキリ感…
タランティーノのやりたかったことが非常によく分かった!気がする。
笑ってしまうくらいの残忍さを目の当たりにして気持ちが高揚してしまうのは、やはりタランティーノの真骨頂というべきか。
音楽もいいし、役者もいいし、カッコいいし、笑ってしまうし、悪く言えば好き勝手したい放題、長いし嫌な感じだし─、でも最後に向かってしっかりと練りに練られた細かな演出にしてやられた!とほくそ笑んでしまうから、やっぱ凄いと言うしかない。
今回は画質とか映像というよりは演出に重きを置いていたような印象。
たまに差し込まれる回想などには、そんなんでいいのか!?とも思ったりもしたけれど、まぁ終わりよければすべてよし。映画人たるタランティーノの復讐は果たされたのでしょう。
二大スター競演🌟
ハリウッド行進曲
CMと劇場予告編のみの予備知識にて鑑賞に臨んだんだけど、ストーリーが特に無いタイプの作品だと認識するに至るまでは少々時間がかかってしまった。同じく撮影所を舞台にした邦画作品の銀ちゃんとヤスを思い出した。多少は影響とか受けたりとかしたりとかしたのだろうか?
ただ、ヒッピーの言うとおり、暴力や血を見てスカッとしたりした自分がいたりした。バードマンでも似たようなことを言っていたなぁ。
観賞後色々おさらいをしたんだけど、はっきり言って、そんなの知らんがなというエピソードばかりで、本当にこの作品をちゃんと理解できた人は相当マニアックだと思うが、たまらなく楽しめたと思う。
吹き替え版よりもタランティーノ監督による解説付き版の方がニーズがあったりして
懐かしい時代
爽快!友情と挫折とタランティーノ節!
ハリウッドの二大スターを起用した豪華すぎる1作。
脚本がキャラ負けしないか心配だったが見始めると不安は一掃される。
二人を60〜70年のハリウッド史実に上手く組み込み、本当にその時代にいたかのように感じさせる手腕に感服。音楽の使い方も秀逸。
個人的にはブラッドピット演じるクリフの描き方が最高にカッコ良かった。
大脱走などの過去の映画知識があれば120%楽しめるが、逆に予備知識ゼロだと面白さは80%位まで落ちてしまうかも。
私は史実をおおよそ全て知っていたので、最後の13分まではドキドキハラハラ。
そして、観た後は最高の13分になった。
タランティーノの映画愛が凝縮された一作。
ワンスアポンアタイム…の意味を考えるのも楽しい。
サイコーです🙆
冗長なる濃密こそが真骨頂
歴史上書き?いや修正で。
蘇る火炎放射器!
劇場でタランティーノ作品を観るのは『Kill Bill vol.2』以来だと思います。1969年の頃のハリウッドの町並みや劇中の作品に関わるスタッフや役者、またヒッピー達の様子が活き活きと描かれていてとても楽しめました。
シャロン・テートの事件についてはザックリとしか知りませんでしたが、物語中盤から日付と時刻のテロップが表されるようになってかなりドキドキしながら観ていました。…が、ラストのあまりにもブッ飛んだ展開に思わず笑ってしまいました。流石タランティーノ、最高でした!
時間が長くて退屈との感想が割と多いようですがそれは感じなかったなぁ。
後、シャロン・テートの足裏汚すぎww ブラピの飼ってる犬さんコワスギwww
作品情報事前把握して観るべし!
1969年〜5歳の頃の話ですが・・・
音楽・ファッション・車の格好良さ!!
世の中のデザインの根本は、この時代から急激に進化し基盤になってる事を再認識する。
初共演とは思えぬブラピとデェカプリオのバディ感が凄いし・・・
レオ様の演技の使い分けは神業レベル!
プラピは、ひたすら超カッコイイ!!
そして、マーゴット・ロビーが美しい〜!!!
再び演じるハーレイ・クインが楽しみです(*⁰▿⁰*)
かなり長い作品、両主演の力量に任せっきり!?と思いきや・・・
終盤の20分くらいは、椅子座りなおすくらいタランティーノを満喫出来ます( ゚д゚)!
ただブラピxレオ様xタランティーノって事で興味本位に観に行くと置いてけぼりになりますよ。
簡単なあらすじとシャロン・テート事件を検索してから観る方が、数段面白く観れて気分良く劇場を後に出来ます〜☆4.5
え、そっち!?
タランティーノ監督の作品らしい、古いハリウッド映画と映画人への愛に満ちた映画でした(あんまり優しくないトゲトゲしい愛だけど)。だいたい予想通りの内容で楽しめました。満足です。
唯一、予想通りでなかったのは結末。
マンソン・ファミリーによるシャロン・テート殺害事件と、架空の人物である主人公たちがどう関わるのか、ハラハラ&ワクワクしながら待ち構えていたら……意外なことに(笑)。
でも、意外ではあったけれど、いかにもタランティーノ監督らしい酷い畳みかけ(←ほめてます)で、飛び散る血しぶきを見ながら「ウヒャ」みたいな変な笑いが漏れてしまいました。
これから見る人へ: マンソン・ファミリーとシャロン・テート殺害事件は予習しておきましょう。くわしく知っている否かで面白さがかなり変わります。
やっぱりタランティーノ的エンターテイメント作品!
セルジオレオーネへの愛を感じるウエスタンとギャング的要素の含まれるタランティーノらしい作品でした。
1960年代のアメリカという設定で、たくさんのクールなクラシックカーやレトロな街並みが楽しめて、映像も古臭く出演者も本当に当時の人がそのまま出てるようでトリップした気分になりました。
彼のセンスが光る渋い曲が頻繁に流れて、物語を楽しんだり考えたりじゃなくて、この映像と音楽をただ受け入れて感じれたらすごく楽しいだろうと思います。
それでもディカプリオの人間味溢れる芝居でのおかげで、暖かさもあります。喜怒哀楽すごい!
ブラピもディカプリオと全く違う個性で存在感がぶつからず、絶妙な立ち位置でキャラ作りもさすが〜!
邦画にはあまりないスタイルの映画だと思うので日本人より欧米の人のが広く受け入れられると思いました。
これを楽しめないなんてクールじゃないとでもいうようなクールな作品。
もちろんそれだけじゃ終わらないタランティーノ的展開も楽しめます。
これぞエンターテイメントな作品でした。
その潔さに星4つ。
古き良きアメリカが好きな人なら2倍楽しめる
タランティーノにしか作れない映画
舞台は“古き良き”映画ビジネスと新しい波がギリッギリ交差する1969年のハリウッド。
チャールズ・マンソンファミリーの起こした事件を知らずに観ると、なんの起伏もない二人の男と一人の女の何てことない日常が淡々と描かれているだけの映画に見えてしまうかも。
しかし多少なりとも事件を知ってから観れば、この映画がれっきとしたサスペンス映画であり、タランティーノらしい“リベンジムービー”である事が分かる。
タランティーノは“劇中では語られない物語”のクライマックスに向けて、敢えて序盤~中盤は物語的起伏をつけずに淡々と描いているけど、そんな平坦に見える作劇の中に時代の空気や手触りまでをそのまま再現することで、タランティーノのしか作れない映画に仕上げている。
彼が今回なににリベンジしているのかは、観てのお楽しみ。
最高!
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