「長い!でも悔しいくらいのスッキリ感…」ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド SHさんの映画レビュー(感想・評価)
長い!でも悔しいくらいのスッキリ感…
タランティーノのやりたかったことが非常によく分かった!気がする。
笑ってしまうくらいの残忍さを目の当たりにして気持ちが高揚してしまうのは、やはりタランティーノの真骨頂というべきか。
音楽もいいし、役者もいいし、カッコいいし、笑ってしまうし、悪く言えば好き勝手したい放題、長いし嫌な感じだし─、でも最後に向かってしっかりと練りに練られた細かな演出にしてやられた!とほくそ笑んでしまうから、やっぱ凄いと言うしかない。
今回は画質とか映像というよりは演出に重きを置いていたような印象。
たまに差し込まれる回想などには、そんなんでいいのか!?とも思ったりもしたけれど、まぁ終わりよければすべてよし。映画人たるタランティーノの復讐は果たされたのでしょう。
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