「9割眠い、最後の1割で合格」ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド フラレオンさんの映画レビュー(感想・評価)
9割眠い、最後の1割で合格
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実際にあったカルト教団による女優の殺害事件と、落ち目のテレビスターとそのスタントマンの相棒との掛け合いを軸にストーリーが進んでいく。
でも、60年代のカルチャーに詳しくも興味もない自分は延々と日常シーンが流れる中盤まではただただ眠い。
ただタランティーノ監督の作品とわかっていて観に行ったのだから自分が悪い。
そうこうしているうちに展開が変わっていき、
ディカプリオと子役との絡み、セリフが出てこなかった自分への怒り、そしてそこから出てきた一番の演技。
そこら辺から眠気も覚め、ブラッドピットが犯人のアジトに乗り込み、ヒッピーを叩きのめすところで集中力が出てきた。
そしてラスト。
実在の事件をネタにしながらそんなオチある?と思わせるのはさすがタランティーノ。
ウンザリするやつらをフィクションの世界で最高のカタルシスで返り討ちに!
火炎放射器のくだりでは笑ってしまいました。
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