あみこのレビュー・感想・評価
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女子高生あみこのイタさはワールドワイドだ
監督の山中瑶子さんはとんでもなく若いのですね。今作は19歳から20歳にかけて撮った初の長編だとのこと。
高校生の異性に対する思い込み、勘違いをむきだしのまま封じ込めた鮮度の高い作品だ。
若い人たちには勿論のこと、私のように中学生のときから全く成長していないのではないかと疑っている大人たちにも間違いなく響くと思う。ベルリン、香港、カナダなどの映画祭で上映されたのも納得の秀作だ。
あみこのように「魂の時間を共有した」という思い(勘違い)を引きずって生きている人たちが世界中にどれだけいることだろう。
映画は自由だ!
舞台挨拶を見てさらに好印象
若さで撮れる映画は貴重だと思う
最終日。満席立見。
エンドロールのスピードが速すぎて私の視力では滲んで見えました。
映像が、撮り方が、構図というかその発想の全てが好ましかった。見せ方めっちゃ上手いな、と思って観ていた。私は好きです。はい。
物語的には、前半は、まあ、私にとってはごく普通というか、ああいう会話、したことはなくても想像しないですか?私はああいう会話を夢想するのが好き(変わっている可能性は高い)なので共感性は高かった。
後半は想像を超えました。私の空想好き程度では補えない発想の飛躍がそこに存在した。後半は完全にホラー映画かはたまた共感性羞恥なのか、うああ観ているのがつらい、と思った。実は褒めてるつもりだけど伝わらなさそうだ...。
チープなれどもディープな作りは、若さで作れたというのはあると思う。良くも悪くも若さで持っていった感じがあり、だからある程度年を重ねてしまうとどっぷり浸かるか、斜に構えて観るか、恥ずかしくなる。という幅になる気がしました。もうこの辺は好みでしかないよね。
余談ですが、信号の音で分かる長野市感。あれ聞くと善光寺思い出すの...私だけですかね。
次回作を楽しみにしています。
青臭い。
監督が10代(撮影当時)だったということもあり、
若いなー、青いなーという印象だった。
ヒエラルキーの上にはけして居ないのだけれど、どこか俯瞰で学校という社会を見ていて、クラスメイトを少しバカにしている。
心を開いていないことを悟られないように生きてる癖に、見抜いたような事をいう異性が現れたなら落ちてしまうにきまっている。
この人は人とはちがう。こちら側の人間だ!なんて。
一発ですね。
昔の好きだった人を思い出しながら
悶え死する気持ちでみてました。
あみこがちょうどよく可愛い。
パスタ食べてる顔とか、かなこの膝の上で内臓まきちらしてるときはブサイクなんですけど、でもそれも絶妙にかわいい。
あおみくんもその辺の高校生にありそうなエロさが漂っていて、SNSで集めたのによくこんないい素材連れてきたな!って印象でした。
そろそろ女子高生映画ってジャンル作ってもいいと思う。
全国の女子高生の煮え切らないもどかしいごちゃごちゃしたの大人にぶつけるといい。
無知な若者はなにするかわからなくて面白いじゃない。
もう女子高生よくないですか?
ベルリン映画祭出品や、日本中の映画関係者が絶賛してるけど、何が?でしょうか。撮り方上手いですし、雰囲気ある演出はしてますけど、よくいません?若い女性監督で、国際映画祭って…
大人がちゃんとして取り扱わないと本人も間違いするし、適性などもあると思う。
じゃあ女子高生ものじゃなかったら?結局他の若い女性監督みたいに、ダメな作品生み出すと思います。ベルリン行くのは凄いことだし、ぴあの権限もまだあるんだな、とも思いましたが。ちゃんと評価してそれなりに公開すべきことを望みます。
日本映画界 若い天才女性監督が多すぎ
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