劇場公開日 2018年9月1日

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「若さで撮れる映画は貴重だと思う」あみこ andhyphenさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0若さで撮れる映画は貴重だと思う

2018年9月7日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

最終日。満席立見。
エンドロールのスピードが速すぎて私の視力では滲んで見えました。
映像が、撮り方が、構図というかその発想の全てが好ましかった。見せ方めっちゃ上手いな、と思って観ていた。私は好きです。はい。
物語的には、前半は、まあ、私にとってはごく普通というか、ああいう会話、したことはなくても想像しないですか?私はああいう会話を夢想するのが好き(変わっている可能性は高い)なので共感性は高かった。
後半は想像を超えました。私の空想好き程度では補えない発想の飛躍がそこに存在した。後半は完全にホラー映画かはたまた共感性羞恥なのか、うああ観ているのがつらい、と思った。実は褒めてるつもりだけど伝わらなさそうだ...。
チープなれどもディープな作りは、若さで作れたというのはあると思う。良くも悪くも若さで持っていった感じがあり、だからある程度年を重ねてしまうとどっぷり浸かるか、斜に構えて観るか、恥ずかしくなる。という幅になる気がしました。もうこの辺は好みでしかないよね。
余談ですが、信号の音で分かる長野市感。あれ聞くと善光寺思い出すの...私だけですかね。
次回作を楽しみにしています。

andhyphen