さよならくちびるのレビュー・感想・評価
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ファンの子の自然な演技が良い
本編進行とは直接関係無いが、タバコ吸いながらライブツアーする少しの腹黒さとピュアなファンの2人組の構図は新鮮。演技も上手いし歌も上手。
本作の曲も非常に映画のストーリーとリンクしていて音響的にも良い。
あまり期待感は無かったが思った以上によく出来た映画と配役でした。
人によっては喫煙の部分は否定的かも。
インディーズ感はないよ
三人のバンドで片想いの三角形が完成し、さあどうするって話なのね。
このバンド、インディーズではそこそこ売れたんだけど、メジャーからは声が掛からないって設定で、演奏聴くと「そうだろうね」って納得なのね。寧ろインディーズ人気は門脇麦と小松菜奈のルックスでもっていたのではっていう。
それで最後の全国ツアーにでるよー、さいご函館で解散だよーってやって、これまでの経緯を回想で振り返ってくという。
「そうなんだ」「そうなんだね」とは思うものの、あんまり感情移入しないんだよね。門脇麦と小松菜奈にインディーズ感がなくメジャー臭がしちゃうからなんだと思う。残りの一人は成田凌だし。
そしてラストはあれでいいのか。あれでいいなら映画撮らなくても良いんじゃない?
もっと聞きたかった
3人の俳優で持つ映画です。 それぞれとても個性的で良かった。 門脇麦はもともと演技派なのでもちろんですが、成田凌もとても良い俳優です。 1番は小松菜奈かな。どんどん良くなる感じ。 ショートカットがよく似合います。 ちなみに、映画の中では小松菜奈の髪の長さが変わります。これが、時間軸を表しているので、わかりやすい。 冒頭は3人のキャラが良く見えてこないので、ちょっと退屈ですが、ストーリーが進むにつれて、それぞれの想いが分かってきて、3人が好きになっていきました。 最後は、解散しないでーと思ってたしまった。 また、この映画は曲も命。秦基博とあいみょんの曲もいい。3曲だけだけど。 もっと色々な曲が聞きたかった。 値上がり反対!
タバコ、いい加減にしろ
まったくどいつもこいつも麦ちゃんにタバコばっかり吸わせて!挙げ句の果てに菜々ちゃんにまで!ヤサグレの表現がタバコしかないのか!日本映画界は!
麦ちゃんを慕っていたのが劣等感に苦しみ解散を決意するまでになる経緯が言葉足らず。
菜々ちゃんの髪の長さで過去現在を追いかけるのはちょっと難しい。
原作があって尺の都合で話が飛ぶのならよくあることだが、これはオリジナル脚本だけに残念。
解散の恨みをかうにしては年代が離れているような。ロッカーは不良じゃないぞ。
そんな話の薄さをロードムービーの雰囲気と歌と2人の美貌で押し切った、そんな映画でした。
まあ、不幸ではないけれど麦ちゃんがハッピーな映画を作ってくれないかな〜。やさぐれない、タバコ吸わない映画。
とにかく、成田凌うらやましい!
少女がシャベルでかき出そうとしてたもの
永遠に続けば良いと願った瞬間にも終わりがある。 翼を持ったように自由だった言葉も、重く、自分自身を縛りつけることもある。 ランドリーの前に座っていた、小さな女の子は、シャベルで何をかき出そうとしてたのだろう。 コンクリで固められた、かき出せっこない、固い固い地面の何を…。 孤独も同じだ。 だから、かき出そうとしても、かき出そうとしても、想いも言葉も、ほんの少しも掘り出すことすら叶わない。 でも、人に打ち明けられない孤独も自分だ。 自分を受け入れてみれば、別の世界が見えるかもしれない。 言葉も音も、再び動き始めるかもしれない。 そして、はじめに思った瞬間と違っても、別の大切な瞬間が続くことだってあるのだ。
空気感が良い
空気感が好きなタイプの映画
出演者のセリフ少なく
麦ちゃん・菜奈ちゃんの個性溢れる演技力に引き込まれてしまいます。(成田君もいいです)
やたらに多い 喫煙シーンで醸し出す感情の起伏や空気感は必見です。
主演2人の表情や描写で感情や背景は回収できます。
終盤のライブシーンは観客との距離感が本当のライブを見てるようで鳥肌でした。
全体的には切ないストーリーですが
ラストは「・・・だよな~♪」と嬉しい気持ちで席を立てます(≧∇≦)
しばらく「さよなら くちびる♪」のフレーズが頭から離れなくなりますので注意!
早くサントラ盤を購入しなきゃ!
主役の3人。 みんないつもなんだか上手くいかなくてイライラしているのに、不思議とまどろっこしさよりも、何か力になれないかと応援したくなる。そんな優しい気持ちになれる映画です。 イライラしてるのはよく分かっているけれど、じゃあ具体的にどうなりたい、なにがしたい?と問われても本人たち自身もよくわからない。といって他人から何かの行動を押し付けられたり、指図されるのもイヤ。そもそもなにがしたいかがわからないことがイライラの最大の理由だったりするわけで。 だから迷える若者はとにかく進むしかないのですね。ツアーで旅を続けることもそうだし、歌い続けることも。 自転車がどんなに遅くてフラフラしていてもペダルを漕いで進んでさえいれば倒れないのと同じように。 それにしてもハルレオの歌が素晴らしいので、サントラ盤が出てたら、購入必至です。 別のレビュワーの方も仰ってましたが、喫煙場面が過剰気味でしたね。個人的に喫煙者への偏見はありません。会話に頼らない演出上の〝間〟として、或いは隠せない苛立ちなどを表現するために活用したのだと思いますが、安易に使い過ぎのように感じました。歌が好きなら喉への悪影響もあるので、習慣化していたとしてももう少し頻度が少ない方がリアリティのある効果があったと思います。
この映画はこれでいい、とネットで誰かが感想を言ってましたが、言い得...
この映画はこれでいい、とネットで誰かが感想を言ってましたが、言い得て妙。全然完璧ではないけど、これでいいと思いました。
細かい断片的な映像によって、ストーリーは大体こんな感じ、あとは想像してくれ、という、音楽なしのミュージックビデオ(?)みたいな作りです。主役の二人が余りに美しくかっこいいので、それだけで成立してしまうのかも知れませんが、それだけではなく、断片的な映像から感情の断片がどんどん入ってくる。例えば、カレーを食べながら、レオが泣き出す . . . 居場所が見つからなかったレオが、ハルに救われた . . . 一方でハルはレオへの愛しさを感じる . . . 短いシーンですが、美しいと思いました。
それだけでもいいんですが、やっぱり、ライブの場面が良い。舞台裏では険悪な二人が、嫌だと思いながら、舞台の上で歌によって結び付けられてしまう。結局最後はそれに「負けてしまう」というオチが素敵でした。ご都合主義だけど好きな終わり方でした。
『さよならくちびる』は、映画と関係なくてもいい歌ですが、映画を観てみると、歌詞がハルレオの関係を象徴しているんですね。素晴らしい。映画はいずれにせよ観るつもりでしたが、事前に公開された録音を聴いて泣いてしまって(何に感動したのかは不明)、この歌がどう使われているんだろうという興味もありました。観てみると、別れを目前にして、ついに二人が「負けてしまう」クライマックスの歌でした。メチャメチャ泣いた。
(そう言えば、『ナミヤ雑貨店の奇蹟』の時は、事前に公開された門脇麦さんのライブの映像を観て、観るつもりがなかった映画を観に行ってしまったんでした。あれも映画中のライブが僕にとってはクライマックスでした。)
これは、調子に乗って、続編とかスピンオフとか、ハルレオが登場する映画とかMVとかをまた作って欲しいです :-)
追記: そうだ、あの高校生ぐらいの二人の女子、あれも良いと思いました。ハルレオの音楽を通して二人は繋がり幸せを感じている . . . きっと二人は同性愛で、周囲の誰にも言えなくて辛いのを、ハルレオの歌に救われている . . . なんて想像しながら観ました。(製作者の意図がそうかどうかは知りません。)
ハルレオ サイコーッス❗️
この2人をキャスティングした人は天才です。架空のデュオとは思えないほどの現実感と一体感が素晴らしい。2人の歌唱力とハモリもサイコーです。 全体的に主役の3人の存在感を前面に出してセリフではなくその表情と表現力で気持ちと思いを伝えるという展開は斬新でじわじわと引き込まれてしまう。 青春・音楽・若さゆえの葛藤など鉄板ネタですが、単なる青春モノとは一味違う作品に仕上がっています。 小松菜奈ちゃんは相変わらず可愛い! 是非映画館で🎦
なんだこりゃ
面白いじゃないか! 中身はベタベタの青春音楽ロードムービーなのだけど、なんでかハマりました。 そりゃ、門脇麦と小松菜奈の若手注目女優が歌うというのはある。多分上映時間の1/3は歌で見せてる感じかな。もちろん歌のシーンはなかなか良かったし、あいみょんも好きなので歌自体も好みだった。でもそれだけでは絶対保たないはずなのだけど…。 後は車の中か、途中の休憩スポットなどで、成田凌含む3人のボソボソした会話、過去の回想シーンが割り込んで、それぞれの関係を描いていくだけだ。 書きながらも、何が面白いのか上手く言えないのだけど、なんか引きずるし面白い。シーンのテンポや、間なのだろうか。 お互いの想いが、これでもかというくらい行き違って、でもそれを直接言えない…とまあ、よくある展開だが、ほとんど感情をあらわにすることなく話は進む。言ってみれば見せ場が少ない。だからか、余計にちょっとした話の盛り上がりが妙に気持ちをくすぐる。味付けはあっさりしていて、ちょっとした隠し味で素材を引き立てた、職人の料理のような映画なのだろうか。 同じような音楽モノで「彼女は嘘を愛しすぎている」を思い出すが、私としては本作の方が断然良い。不思議だけど、後味も爽やかで、もう一度観たくなった。とりあえず、サントラ聞いとこ。
悪くはないがもっとエモーションがほしい
インディーズの女性デュオ・ハルレオの全国ツアーを描いたロードムービー。 曲はちゃんとしてるし、2人の歌も悪くない。解散しようとしている2人の出会いからの関係を徐々に描いていく作りもなかなかよかった。 でも、なんでだろう、心にあまり響かなかった。3人の人間関係や、ライブのシーンとかにもう少しほとばしるようなエモーションが欲しかった。もっと何か訴えかけたいものがある人間の歌じゃないんだもの。淡々としてる感じが残念だった。 もしかしたらこれって世代の問題なのかも?
何度か見たい
解散するって決まったところから始まるので
基本、笑顔がなく、ずっと気まずい重い空気。
言い争いが絶えない。
回想シーンもあるけど、基本暗い感じ。
でも、物語には引き込まれる感じがある。
それは多分、見ているこちらが
どうしてこうなったか知りたいからだと思う。
でも、結局ハッキリとは分からない。
実は本人たちにも分かっていないのかも。
だから最後戻ってくるわけで。
何度も見ると
もっと感じることあるんだろうな。
繰り返し見たいです。
期待以上でした!
とっても素敵な作品でした。 途中からライブに行きたいと思いました。 小松菜奈さんと門脇麦さんの歌声最高です。 とても感動しました。 サウンドトラックあったらほしいです。売店でありますかと聞いちゃいました。 YショッピングでCD購入して家で聞くことが出来て満足です(≧∇≦)b
好きだからこそ解散なのかな?まるであまのじゃく(笑)
あいみょん大好きな、私としては大満足! ハルとレオのコンビから発する歌声が、あいみょんの声に聴こえてくるから不思議。 映画では色々な歌があったけど、特に好きだったのは、「たちまち嵐」という歌。 歌のイメージをハルが説明してくれるのですが、その時の話が心にズキュンときました。 悩みや不安は色々あるけど、この歌聞いていたら、何だか全ては大丈夫な気持ちになってくる(笑) もちろん、主題歌の「さよならくちびる」も素敵。 大好きだからこそ、別れを歌う…、その悲しくも切ない雰囲気が2人のユニットにピッタリ。 門脇麦ちゃんも、小松菜奈ちゃんも、可愛いのだけど、どこか影のある感じ。 そのブラックな雰囲気が、成田凌も相まって、独特な影のあるグループを生み出していました。 それにしても…、あんなに仲良く歌を歌っていても、突然解散ってなることもあるんだね。 自由奔放な独自の世界観を持つ2人だと、突然何があってもおかしくないのかも知れない…。 だから突然解散しちゃったのかな? まあ、その解散の理由は、映画を観ないとわからないのだけど、男女というのはなかなか複雑な感情が渦巻くものなのね。 仲良く3人でバランス良くやっていけないのが辛い…。 でも、この3人の偉いところは、最後までユニットを放置せずに、解散ツアーを開いたところ。 グダグダになりながらも、ハルレオとして、きちんとお客様にメッセージを歌い続けたところが良かった! 特に最後の「さよならくちびる」の歌は感動しました! きっとこの歌は、ハルがレオに向けて書いたメッセージだったのかも知れないね。 結構淡々と進む映画でしたが、最後のライブのシーンは、とっても感動! 2人の歌唱力のレベルの高さと、自由な雰囲気が映画に溶け込まれて、不思議なバランスの良さを感じることができました。 音楽を提供してくれた、秦基博さん、あいみょんさんに感謝! 2人の歌を聴いたら、これまで悩んでいたことが少し軽くなれそう。 最近疲れ気味だったけど、この映画で元気もらえました! ありがとうございました(^^)
乱暴な人たちの話。
ストーリーとキャストに惹かれ、鑑賞。 女の子2人のキャラクターが、ともに乱暴で、暗くて、余裕が無くて、、共感したり入り込めるポイントがほとんど無かった。 楽曲はさすが、歌詞もメロディもすごく良くて、楽曲頼り感が否めない映画だったかな。
いつの時代、、、?
今をときめく若い俳優がメインで音楽がテーマということで、様々な葛藤がありながらもさわやかな映画なのかと思いきや… タバコ・暴力・無理やりな三角関係・飲食店での水かけ・コワモテのライブハウス店員, etc. ちょっとやってることが古くないかい?!と思ってしまいました。 アコギデュオの設定なのに上記のおかげで70年代とかのロックバンドなんじゃないかと思ってしまうほど…。 キャストと楽曲提供に力を入れてるから尚更もったいないなと思ってしまいました。 ビジュアルや景色も良かったので雰囲気で楽しめれば良かったのですが…
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